HSPを疑う前に

アダルトチルドレン克服カウンセリングの吉野です。

最近ご相談をされる方の中に

「自分は◯◯じゃないか?」と

ネット上で出てきた言葉に反応されてご相談される方が結構たくさんいらっしゃいます。

 

その中で最近多く出てくる言葉が

私ってHSPなんじゃ…?

というご心配の声です。

今回は

  • HSPとは何なのか。
  • HSPの特徴とアダルトチルドレン(AC)との関係とは?
  • もし仮にHSPだとして、どのようなカウンセリングや治療が有効なのか?

などについて考えていきます。

 

HSPとは何なのか

HSPとは(Highly sensitive person:ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で

いわゆる「敏感で繊細で感受性が強い人」という意味合いを持ちます。

 

ただこれは、持って生まれた特徴なのか

生きていく上で、さまざまな面で心が傷ついた結果、
敏感で繊細に生きざるを得なかったのか

という見方で随分変わってくるものだと思っています。

 

先に結論じみたことを言ってしまうと

ご相談に来られる方の中で、本当の意味での(先天的な)
HSPは少ない。むしろ、

『アダルトチルドレン的な生き方を強いられた結果
周囲に気を配り続けないと生きていけなくなった方』

圧倒的に多い

という風に考えています。

 

HSPの特徴

HSP(Highly sensitive person:ハイリーセンシティブパーソン)の特徴として

強い光や大きな音や声に対して敏感で、

他の人よりも驚いたり恐怖感を抱きやすく、

一度に複数の処理が難しい(マルチタスクではない)

特徴を持つ、と言われています。

 

また、海外の研究者によると

HSPは人口の約20%(つまり約1/5)いる、と

いう研究発表もあります。

 

これらのことから私は

HSPは『病気』や『劣った特性』などではなく

「感受性が少し人よりも強いという長所(優位性)」

というふうに理解しています。

 

つまり、HSPはその人の気質や特徴であり、

そこを気に病んだり、治すために躍起になったり

する必要はないんじゃないかな、と考えています。

(今後研究が進み、HSPに対する認識や治療法などが
どんどん確率されていくかも知れませんが、現段階では
上記のような認識を持っています)

 

問題なのはHSPよりもアダルトチルドレン

私自身がアダルトチルドレン克服カウンセリングをしていて

日々強く感じるのは

実際この方がHSPであるかどうかよりも

 

実際に育ってきた環境下で、どうして

ここまで人に気を遣ったり、

叱られないか攻撃されないかと怯えていたり

捨てられないために誰かに合わせたり

自分らしく生きる、自分の意見を言うことを

封じられてしまってきたのだろうか?

 

という、

アダルトチルドレン的な状況になってしまった

環境やできごと

について、とても注意深くお話を伺うことにしています。

 

HSPとアダルトチルドレンで悩まれている方の特徴は

とても似ています。

ただ、それが持って生まれたものなのか、

今まで生きてきた環境が原因で生きづらさを感じて

しまっているのか、については、やはりカウンセリングを

行った上で特定していくしかないと感じています。

 

もし仮にご相談者が検査を受けてHSPだと診断されたとしたら

「自分がココまで神経過敏なのはHSPだから(つまり自分に問題があるから)」と

片付けてしまいがちにならないだろうか?

 

本当は(世の中に85%存在すると言われている)

機能不全家族がそもそもの問題であって、その家族間で

我慢させられたり、ワルモノにされたりしてこなかったかに

じっくり向き合うべき案件までもが

「HSPだから」という言葉でウヤムヤにされないだろうか?

 

私はこちらの方が心配です。

 

HSP的な状況になってしまっている方へのカウンセリング

(注:AC克服カウンセリングは医療機関ではないためHSPかどうかの診断や投薬治療等は行いません。
またHSPは病気ではなく「特徴である」という認識のため治療や投薬、通院等で改善していくものでもない、と考えています。
もし診断や投薬等の治療が必要だと考えている方がおられれば、まずは以下の文章をお読みになった上で改めてご判断いただければ幸いです)

 

先ほども書いた通り、

HSP(Highly sensitive person:ハイリーセンシティブパーソン)と

アダルトチルドレンの特徴には同じものが多いです。

(逆な言い方をすると「違いが見つからない」とも言えます)

 

例えば

・人の目が気になる

・大きな音や光、声などに過敏に反応する

・恐怖感や不安感、罪悪感を感じることが多い

・頭が真っ白になると、何もできなくなってしまう

・自分が感じてる感情をわかってもらえず、イライラすることが多い

 

これらの特徴はアダルトチルドレン(AC)とHSPとはとても似ています。

 

そして、上記のような生きづらさを感じてしまわれている方に

共通していることは、

小さな頃にガマンしなければいけなかった

状況が多かった、ということです。

 

できごとはさまざまです。

例えば、

☑ 親が教育熱心で、自由に生きさせてもらえなかった

☑ 誰かと比べられて、いつも「出来ない子扱い」された

☑ 誰かと比べられて、いつも「良い子」でいなければならなかった

☑ ひどい言葉や心無い言葉をたくさん言われても、ガマンしなければならなかった

☑ 叩く・蹴る・食事を与えてもらえない、などの行為を受けた

 

などなど…。

できごとはさまざまですが

結果的に「何かにガマンして(これが当たり前なんだと信じて)

生きていくしかなかった」状況があれば、

どうしてもHSP的な生き方をせざるを得なくなります。

 

そして私は上記のような状態の中で、何かにガマンしながら

生きてきて、そして大きくなってからも生きづらさを抱えて

頑張っておられる方をアダルトチルドレン(AC)と定義して

カウンセリングを通じてAC抜け出す方法をご相談者と共に

考え続けています。

 

もし、ご自身が

「ひょっとしたら自分はHSPなんじゃないか?」

「HSPなのかACなのか悩んだことがある」

「どっちかわかんないけどとにかく生きづらい」

という状況でしたら、ぜひ一度、

AC克服カウンセリングを選択肢の1つに加えてみることをお勧めします。

 

AC克服カウンセリングは『乗り越えたいあなた』を応援します。

 

 

カウンセリングご利用者の声

アダルトチルドレン克服カウンセリング体験者の方からいただいたお便りを紹介