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アダルトチルドレン大阪の吉野です。大阪でAC(アダルトチルドレン)克服カウンセリングを行っています。

このページにたどり着かれた方は、ひょっとしたらお子さまに不登校や引きこもり、うつ、自傷(リストカット等)の問題が起こったことを気にされて検索された方かも知れません。

何らかの問題行動が起きてしまう場合、2つの原因がある、とAC大阪は考えています。

お子さまに不登校や引きこもり、うつ、自殺未遂などの問題行動が起こってしまったとき、お父さん・お母さんにできること、とは?

 

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問題行動の背景にある【2つの要因】とは

「今までおとなしいいい子だったのに…」
「言うことをよく聞き、何でも話せてると思っていた」

今までとても良い子だったのに、ある日を境に急に様子がおかしくなる…。
育て方が間違っていたとは思えない。なのに心を閉ざし、言葉を交わすこともなくなってしまった…。

このような事態に直面してしまったお父さん・お母さんのお気持ち…本当につらいと思います。

実は、お子さまに問題行動が起こったとき。
大きく分けて2つの要因があることがわかってきました。

 

その2つの要因とは…

要因① 心が折れてしまうできごと
要因② 親側の過度の期待&コントロール

です。

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ACが問題化する要因①心が折れてしまうできごとがあった

アダルトチルドレン大阪へご相談に来られる方には「引きこもりや不登校になってしまった」「生きる気力や存在意義を失ってしまった」方が少なからずお越しになられます。

そして、そのような状態になるのは、なんらかのできごと(きっかけ)がある場合が多いのです。例えば

  • 受験に失敗した
  • イジメ(パワハラ・セクハラ・仲間はずれ等)にあった
  • 仕事上大きなミスを犯し、信用を失った
  • 虐待(身体的虐待・精神的虐待・性的虐待・ネグレクト)にあった

これらの『心が折れてしまうできごと』がきっかけになって、「行きたいのに行けない」状態になってしまうのです。

ただ、要因がこれだけの場合なら、いずれ本人の意思で立ち上がり、新しい挑戦を始めていけるものです。
問題が長期化しがちなのは、親御さんの側が下記の『アダルトチルドレンが問題化する要因②』に気付けない場合が強い、と考えています。

 

ACが問題化する要因②親側の過度の期待&コントロール

実は、親御さんが大変見落としやすく、問題が長期化しがちなのは②の要因が存在していることが多いのです。

つまり、親が過度に期待をかけすぎ、その子の考えや希望を十分に汲み取ることが少ない状態で、子供をコントロールしてきてしまっていた状態に気付けないままでいる状態をAC大阪は重要視しています。

「コントロール?ウチに限ってそんなことはない」
「我が家は今までうまくいっていた」

そう思われる方もいらっしゃると思います。ですが、この問題に親御さんが向き合われることで、事態が大改善する例が非常に多いのです。
向き合うことに抵抗感を感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、お子さまが立ちあがるためにも、是非この先を読み進めてください。

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親の過度の期待とコントロールがアダルトチルドレンの問題を長期化させる?

「親の期待とコントロールが問題の長期化の原因になる」と書きました。
具体的には下記のような親の姿勢(背景)がご家庭に存在した場合、問題が長期化&深刻化しがちです。

  • 子の気持ちを無視して進学校を受験させようとした
  • 親の価値観に沿わないものを子の目の前で批判してきた
  • 人物や職業を下に見たり、敗者を否定する、という姿勢を子に見せ続けていた
  • 失敗を未然に回避するため、子供が失敗しそうなことはさせなかったり、親が代わりにやろうとした
  • 自分たちの子育てはうまく行っている、という過度の自信

これらの『親側が無意識に張り巡らせてしまった価値観』が、①の『心が折れてしまうできごと』と重なって抜け出にくくなってしまう場合が少なくないのです。

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問題を他者のせいにすると悪化する

お子さまに問題行動が見られたとき「自分たちの子育ては今までうまくいっていた」と思い込んでおられる親御さんにとっては、問題行動の原因を外部(他者)に探しがちです。

  • 受験失敗が原因でダメになってしまった
  • 学校(友達・先生・教育方針)と合わなかった。学校に潰された
  • 変な友達と付き合うようになってしまったから
  • 父親は「母親の教育がなってない」母親は「父親が子供と向き合ってくれない」

このような理由(外部的要因)が「我が子を苦しめている」と思い込み、親は今までどおり子供に「味方」として接しようとします。

ですが、子供にとっては原因は①の「できごと」だけでなく、②の「親の価値観&コントロール」にハマっていたことに気付いているため、子供が親御さんとコミュニケーションを断ったり、ときには暴れる、うっぷんをぶちまける、自傷行為などの問題が起こりだすのです。

「すべて親に問題がある」などとは思っていません

「全部親が悪い」などというのは極論です。
誰よりも子のことを愛し、立派な子供に育てたい、と愛を持って接して来られた親御さんのお気持ちはとてもよく理解できるつもりです。

ただ「親には何も問題はない。悪いのは外部的要因(のみ)だ」と言い放ってしまうのは問題が収まるどころか悪化・長期化の一途をたどることにつながりかねないことを知って欲しいのです。

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ではどうしたらいいのか?

アダルトチルドレン大阪は今まで多くのお子さん、そして親御さんと向き合うことで、これらの問題を解決してきました。
大変むずかしい問題ではありますが、決して解決しない問題ではありません。

お子さんも、引きこもることで、病気になることで、昼夜逆転することで、今できる精一杯の訴えを起こしておられます。

以下の章では、問題行動を起こしてしまったお子さまに対して、どのように接するべきかを考えていきます。

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親が取ってはいけない姿勢とは?

まず、親御さんが取ってはいけない姿勢についてまとめてみました。
該当するものがないかチェックしてみていただければ幸いです。

  1. 「それくらいのことで」「気持ちの問題だ」と問題を軽視した発言をする
  2. 急に腫れ物に触るように接する
  3. 「いつ学校に行くつもり?」「明日はどうする?」と行けなくて困っているときに不用意な質問をする
  4. 「元気出して」「頑張って」などと、抽象的な元気づけをする
  5. 条件提示(学校に行ったら◯◯を買ってあげる、など)
  6. 他者に責任転嫁(父親が母親に「お前の育て方が悪い」と言う、など)
  7. 親の方が感情的になる(怒鳴る、泣く、取り乱す、なげく…など)
  8. 親の方が落ち込む(結果的に子に罪悪感を背負わせる形になりがち)
  9. だまして心療内科やカウンセラーのところへ連れて行こうとする
  10. 子の言いたいことをさえぎり、説得に終始する(「あなたの言いたいことはわかった。でもね…」)

上記に挙げた例をひと言でまとめると『子供を説得しようとしている姿勢』ということになります。
お子さんが落ち込んでいるとき、取ってはいけない姿勢は『説得しよう』とすること、なのです。

説得だけで終わらずに、コントロールをしようとする方もおられるようです。
今必要なのは、説得やコントロールの姿勢を手放し、お子さんの気持ちに寄り添い声に耳を傾けることが大切なのです。

 

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プライドよりも未来を選ぶ勇気を

「親のせいだと認めたら、今までの子育てが間違っていたと暗に認めることになる」
「自分が頑張ってきたことをすべて否定されるようで悔しい」
「私も親から同じようにされて育ってきたのに何がおかしいのかわからない」

そんな風に感じる親御さんもおられることと思います。
実際、AC大阪のカウンセラーに対して、このようなことをおっしゃったり「するとなんですか?親の私が悪いとでも?」と詰め寄られたこともあります。

私は「親がすべて悪い」などとは思いません。
ただ、今までの接し方や、価値観の共有方法について、もしお子さまにとってストレスになる面があるならば、それをゆっくりと外していきましょう、ということはお伝えしています。

子育て、教育に関する今までのプライドや想いなどがあることはとてもよくわかります。
ですが、そういうものを手放して、まずはお子さまが自分の足で立ちあがる未来を選ぶ勇気を選択する意思を持っていただきたいのです。

「自分(親)だったんですね」
「親のエゴを手放すだけで子供がこんなに変化するなんて」

と、AC克服カウンセリングを受けた親御さんはおっしゃいます。
そして、ご自身が背負ってきたルールや価値観を手放すことで、親御さん自身もすっきりした表情に変わられます。

 

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お子さまを「ひとりの大人」とみなし、対等につきあう

大阪ACカウンセリング【ねぎらい流・心の相談室】では「お子さんと対等につきあう」ことをおすすめしています。

「いやいや。まだまだ庇護が必要な子に『対等に』だなんて」

とおっしゃる方もおられます。
ですが「親はなんでもわかっている」「子はなんにもわかっていない」という思い込みが、お子さまの自信や判断を奪ってしまっていることに気づかれれば、問題はより早期に解決していくことが非常に多いのです。

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AC大阪:吉野遼太

「こうしろ、ああしろ、と言っていた親が変わりだした」
「腫れ物を触るように接してきた親が、最近話しやすく感じるようになってきた」
「入ってほしくない領域と、言うべきことは言わなきゃいけない領域を理解してくれたよう」

と、問題を克服してきたお子さまはまず、親御さんの変化に気づき、嬉しそうにご報告くださいます。

肝心なのは「子供をひとりの大人とみなし、親友として付き合う」姿勢です。

親友に自分の価値を押し付けたり、判断を誘導するような姿勢を見せたりすることはないはず。

その子の自立と未来を信じ、接し方を変えようと努力する親御さんの姿勢を見て、お子さんは変わっていくのです。

 

親御さんのそのつらさ、やるせなさをAC大阪にお聴かせください

お子さんが問題行動を起こされた場合。つらいのはもちろんお子さまご本人ですが、周囲の親御さんはそれと同じかそれ以上に慌てふためき、どうしたらいいのか判断ができなくなりがち。

決して今までの子育ての姿勢を否定したり、無理なアドバイスを押し付けたりすることはありません。
つらい状況をひとりで抱えて無理せず、お子さまのいち早い復帰のためにもAC大阪の専門カウンセラーにご相談ください。

 

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「子供に縄をつけてでも連れていきます」は、もう少し待ってください

アダルトチルドレン大阪【ねぎらい流・心の相談室】には、毎月一定量「子供の首に縄をつけて…」という内容の「お子さんにカウンセリングを受けさせたい」旨のお便りをいただくことがあります。

それだけ親御さんのつらい思いを感じ取りながらも「まずは親御さんがお越しになって、お話をお聴かせくださいませんか」とお伝えしています。

もちろんお子さまといつかどこかのタイミングでお話できることを、私も楽しみにしています。
ですが、親御さんが変化することで問題が解決し、お子さまとお会いすることがないまま、ということも少なくないのです。

このページをご覧になったお父さん・お母さん。
無理に抱えきれなくなった荷物を抱え続けたり、他に理由を探す必要などありません。
一度その荷物をAC大阪に置きにきてください。身軽になってから。進む道を一緒に見つけていきましょう。

 

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アダルトチルドレンは克服出来る問題です!

生きづらさから解放されて、自分の人生に許可を与えられる生き方を共に探していきましょう。

accounselinglp019アダルトチルドレン克服カウンセリング大阪 心の相談室ではアダルトチルドレンが原因で
「なんとなく生きづらさを感じる」
「どこへ行っても人間関係がうまくいかない」
「見捨てられそうな不安感が消えない」
「引きこもり・不登校になりそう(なってしまった)」
等のご相談に、日々全力で取り組んでいます。

アダルトチルドレンは克服できる問題です。
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抱負な解決事例を持つアダルトチルドレン克服カウンセリングならAC大阪にご相談ください。

 

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