気づきメモ⑩-2【うわさ話は信じない】
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気づきメモ⑩続き【うわさ話は信じない】
(AC克服カウンセラー養成講座を受講生してくれている仲間たちへシークレットでお伝えしています)
【今日の要点】
- うわさ話は信じない
- うわさ話の仕組み
- うわさ話のない世界にしたい
解説していきます。
うわさ話は信じない
僕には何人かのメンターがいます。
昔お世話になったメンターや
今もちょくちょく会ってもらってるメンターもいます。
僕の心酔するメンターたちの共通点のひとつに
「人のうわさ話は信じない」
という点が挙げられます。
うわさ話を信じない代わりに何を信じる?
もう10年以上前のことになります。
僕が心酔しているコピーライターがいまして。
この男。生き方がカッコいいのです。
その彼。
生き方もそうだけど、見た目もカッコいい(イケメンな)ので、結構周りには女子が集まります。
その中に1人。
どうしても彼の気を引きたかったのでしょうか。。。
他のメンバーのうわさ話(という名の悪口)を、懇親会の席でし始めたのです。
以下、メンター(メ)とその参加者(参)の会話
参「あの人(Aさん)って実はあまり良くないウワサを聴いてて〜。
こういう場所ではいつも可愛く振る舞ってるんだけどぉ〜。
実は裏ではこういうことをしてるらしいんです〜」
メ「…。(無言)」
参「それでね〜。こないだなんかぁ、Aさんがぁ〜」
メ「…。あの〜。参さん。ちょっといいですか?」
参「ハイ♪」
メ「すいません。僕。人のうわさ話は信じないことにしてるんです。」
参「…えっ?」
メ「僕は自分の目で見て決めたいんで」
この後、うわさ話(というより悪口?)を言ってた参加者さんは、すごく居心地悪そうに、別のテーブルに移動されてました。
僕は目の前でそのやり取りを聞いた瞬間。
「この男。メンターにしよう」
と(勝手に)決めたのでした。
そう。そのメンターは、
人のウワサは信じない代わりに
自分の目を信じる、と決めていたのです。
今度は別のメンターの話
そこから1ヶ月も経ってないある日。
今度は別のメンターと話してたときのことです。
そのメンターが務めてる会社で、別の社員が部署異動になるとき、
その社員さんは、ずいぶんと陰口を言われてた、とのこと。
(※それが昨日のブログ記事の話題にもなってた「あの人、注意した方がエエで。ちょっとクセがあるから」という話につながるのです)
そこで他の社員たちが口々に
「メンターちゃ〜ん♪聞いた?今度配属になるAさんって、◯◯なんだって〜!前の部署にいたBさんが「ちょっとクセあるから注意した方がいいよ」って言ってたから間違いないわよ!」
って言いに来たそうです。
その場では適当にいなしてたそうですが、その後、
Aさんが配属されてきたとき、やはり皆はよそよそしい雰囲気。
そんな中、
メンターだけは普通に話しかけに行ったそうです。
そうすると、すごく嬉しかったのでしょう。
笑顔で積極的な反応が返ってきたのだとか。
結局。
Aさんがその部署の仲間たちに受け入れられるまで
数ヶ月掛かったそうですが、その間メンターには
「話しかけてるけど大丈夫なの?」
と、多くの人が尋ねに来た、と言ってました。
そのときそのメンターが僕に言ったセリフが
「私な〜。うわさ話は信じひんことにしてるねん。自分の目で見て決めるから」
というセリフ(先述のメンターと全く同じ言葉)だったんです。
1ヶ月弱の間に、2名のメンターから異口同音に同じ言葉を聞き…。
そこで僕は強く決意することになりました。
「うわさ話は信じない。自分の目で見て判断すればいいんだ」
と。
【関連記事】気づきメモ⑩ネガティブバイアスに気づこう
うわさ話の仕組み
そもそも。
うわさ話には。
真実をひん曲げてしまう、独特の法則が存在します。
それは。
うわさ話は必ずと言っていいほど【盛る】という法則です。
うわさ話は必ず盛る。その理由は
うわさ話というのは、必ず盛るようにできてるのです。
その理由は
- 「うっそ~!ホントに~?」 と驚かれたい
- 「え~!そんなの可哀想…」 と同情されたい
- 「最低!一緒に嫌ってあげる」 と憤慨されたい
- 「いつもあなたの味方よ!」 と味方でいてくれるか確認したい
- あわよくば、自分に都合の良い「同盟」を作りたい
これら5点の理由が根っこにあるのです。
だから、うわさ話をする人は必ず盛ります。
そして、それを聞いた人が、別の人に話すときにはさらに盛り…。
盛り盛りを繰り返した挙げ句、結局のところ事実が大きく捻じ曲げられた情報が蔓延するのです。
相手をコントロールしたい欲求
これらの理由にはすべて「相手をコントロールしたい欲求」が存在しています。
私が嫌ってるのと同じくらい、あなたにも嫌って欲しい
私が不満に思ってるのと同じくらい、あなたにも不満を感じて欲しい
…。
その気持ち。わからないでもないですが、
でもやっぱりおかしいです。
怒りたいならひとりで怒ればいいし
嫌いたいならひとりで嫌えばいい。
なのに(盛った)うわさ話を広げるなんて、卑怯なやり方だと思います。
僕の尊敬するメンターたちには、会話の中に少しでも
コントロール(あなたにもこう感じて欲しい)を感じた瞬間に
相槌を打つ回路が自動停止する機能が備わっているかのようです。
途端に返事をしなくなるのです。
うわさ話のない世界にしたい
そもそも。
会話で相手をコントロールしたい(こう感じて欲しい、一緒に嫌って欲しい)などという欲求がまかり通ること自体、あってはならないもの、だと思います。
よくないうわさ話は、
- ただただ特定の誰かを誹謗中傷して
- 盛られた(誇大表現された情報)が広まって
- 誰かの思惑通りに当事者の足を引っ張る
という、いじめと同じ状況を繰り広げます。
昨日のブログにも書いたように、
うわさ話自体、恒常性(ホメオスタシス)を維持するために広まりやすく、撲滅しにくいものではありますが、
だからといって、放置する気はない、のです。
うわさ話は、必ず傷つく誰かが生まれます。
「自分がウワサされたくないから、おとなしくする」
と決めている人もいるかも、ですが、
そもそも論として「ウワサは広めないで欲しい」のです。
誰かの意図に、恐怖心で乗っかって、影でシェアしまくる。
こんなものがまかり通るのは、僕は正直イヤです。
これで会社を辞めたり、場合によっては命を断ったりする人もいます。
ホント。ひどい話です。
「うわさ話は信じない。自分の目で見て決める」
この感覚。
ぜひみんなも意識してくだされば。。。と思ってます。
ま、もちろん4期の仲間同士では関係ないこと、なんだけど(^^)
もしウワサを広げるなら。「良いうわさが広がる世界」にしよう
もしウワサを広げるなら。「良いうわさが広がる世界」にしようじゃないですか(*^^*)
「愛想よくないって聞いてたけど、真面目にコツコツこなす人だったんだ」
「冷たい、って言うより仕事に一途な感じよね」
「確かにうわさ通りな面もあるけど、こういう良い面もあるんだよね~」
「あの人。ホンマは優しい人やねんで。ああ見えて」
「私は自分の目で見て、あの人のイイところにも気づけてるつもりだから」
こんなうわさなら、広がってもいい。
かもですよね~(*^^*)
良いうわさが広がる世界。
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