幸せが怖い?―もしかしたら【見捨てられ不安】かも
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「やっと良い人と出会えた。でも、なぜか距離を置きたくなってしまう」
「仕事で評価されているのに、急に辞めたくなる」
「カウンセリングで理解してもらえそうになったら、怖くなって行けなくなった」
こんな経験はありませんか?
幸せが目の前にあるのに、なぜか逃げたくなる。安心できる状況なのに、不安になってしまう。
それは、あなたが悪いわけでも、わがままなわけでもありません。
「見捨てられ不安」という、幼少期の経験から生まれた心の反応かもしれないのです。
※この記事は2026/02/06にYoutubeライブで語った内容を記事にしたものです。

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見捨てられ不安とは?
見捨てられ不安とは、「大切な人に見捨てられるのではないか」という強い恐怖感のこと。
でも、ただ「見捨てられるのが怖い」というだけではありません。
見捨てられ不安を抱える人には、ある特徴的な反応があります。
それが、
「安心すると不安になる」
「幸せが近づくと逃げたくなる」
という逆転現象です。
安心すると不安になる?!―見捨てられ不安の逆転現象とは
本来、人は安心できる場面では心が落ち着き、緊張する場面では不安を感じるもの。
でも、見捨てられ不安を抱える人は、その反応が逆転してしまいます。
安心できるはずの場面で不安になる
- 恋人が優しくしてくれる → 「いつか裏切られるのでは」と不安になる
- 職場で評価される → 「期待を裏切ったら見捨てられる」と怖くなる
- カウンセラーが理解してくれる → 「受け取ってもらえるなんて信じてはいけない」と感じる
緊張する場面で安心する
逆に、問題が起きている状態、緊張している状態の方が「いつもの感覚」で落ち着くことがあります。
- 相手とケンカしている状態の方がなぜか安心する
- 忙しくて余裕がない方が落ち着く
- トラブルを抱えている方が「自分らしい」と感じる
こうした「安心と緊張の逆転現象」は、脳が無意識に「緊張=安全」「安心=危険」と学習してしまった結果なのです。
見捨てられ不安はなぜ起こる?―子ども時代の経験が影響
では、なぜこのような逆転現象が起こるのでしょうか。
その答えは、子ども時代の家庭環境にあります。
不安定な家庭環境での生き延び方
不安定な家庭、誰かの顔色をうかがわなければならない家庭で育った子どもは、常に「緊張・警戒モード」で過ごします。
- 親の機嫌が悪くならないように、常に気を配る
- 誰かの愚痴を聞いて、場の空気を調整する
- 「いい子」でいることで、なんとか居場所を確保する
こうした環境では、「緊張している状態=生き延びている状態」になります。
子どもの脳は無意識にこう学習するのです。
「緊張していれば安全。でも、油断したら(安心したら)攻撃される」
あなたにも「安心すると危険だった過去」はなかった?
逆に、子どもが安心してリラックスしたとき、何が起こったでしょうか。
- 甘えたら「甘えるな」と突き放された
- 弱音を吐いたら「情けない」と言われた
- 素直に喜んだら「調子に乗るな」と怒られた
こうした経験を繰り返すと、子どもはこう学習します。
「安心してはいけない。受け取ってもらおうとしてはいけない。期待してはいけない」
この学習が、大人になった今も無意識に作動しているのです。
あなたにも「安心するとそのあと余計に嫌な思いをしてしまった過去」はなかったでしょうか?
見捨てられ不安は、どういうところで出てくるのか
見捨てられ不安は、大人になってからも、さまざまな場面で顔を出します。
過去のカウンセリングの事例から「見捨てられ不安で生きづらさを抱えてしまった方の例」をいくつか紹介しますね。
恋愛で出てくる見捨てられ不安:Aさん(30代女性)の場合
Aさんは、やっと信頼できる恋人と出会いました。
相手は優しく、Aさんを大切にしてくれる。デートも楽しく、「この人となら幸せになれる」と感じていました。
でも、関係が深まるにつれて、急に不安が襲ってきたそうです。
「こんなに優しくしてくれるなんて、何か裏があるのでは?」
「いつか本当の自分を知ったら、きっと離れていくはず」
「今のうちに、自分から距離を置いた方がいいのかもしれない」
理性では「この人は信頼できる」とわかっているのに、心が「逃げろ」と叫ぶ。
これが、Aさんの心の中で出来上がってしまっていた、見捨てられ不安による
「幸せが近づくと逃げたくなる」感覚でした。
仕事で出てくる見捨てられ不安:Bさん(40代女性)の場合
Bさんは、長年努力してきた仕事で、ようやく上司から高い評価を受けました。
昇進の話も出始め、周囲からも期待される存在になった。
でも、その瞬間から、Bさんは強い焦りと不安に襲われるようになりました。
「期待されているのに、もし失敗したらどうしよう」
「できないことがバレたら、きっとがっかりさせてしまう」
「こんな責任、自分には無理だ。逃げ出したい」
そしてBさんは、些細なミスをきっかけに「もう辞めたい」と考えるようになってしまい、当カウンセリングを訪れたのです。
カウンセラーにも向けられる見捨てられ不安:Cさん(20代女性)の場合
Cさんは、最初、
「漠然とした生きづらさ」を感じてあるカウンセリングに通い始めました。
そこのカウンセラーさんはとても丁寧に話を聞いてくれて、
Cさんの気持ちを受け止めてくれたそうです。
「ここなら、自分のことを話せるかもしれない」
そう思った矢先、Cさんは「急に怖くなった」と感じたそうです。
「受け取ってもらえる人が出てきたら、いけない」
「自分の弱みを見せたら、きっと否定される」
「自分のことがわかってもらえるなんて、期待してはいけない」
過去に「受け取ってもらえなかった経験」「弱みを見せたら否定された経験」が、無意識に反応していたのです。
Cさんは次回の予約を無断キャンセルし、そこのカウンセリングに行けなくなってしまった、とウチにきて話してくださいました。
(ちなみにやっと当カウンセリングで、その原因が「見捨てられ不安」にあったことがわかり、今では「逃げたくなるのはむしろわかってくれる人と出会えた証拠」と自分に言い聞かせることができるようになった、とのことでした)
見捨てられ不安をそのままにしておくと
「これは自分の性格だから」
「たまたまうまくいかなかっただけ」
そう思って、見捨てられ不安をそのままにしておくと、ますます困った事態になりかねないので注意が必要です。例えば…。
同じパターン(フェードアウト的な終わり)を繰り返しがち
見捨てられ不安は、あなたが意識して変えようとしない限り、何度でも同じパターンを繰り返す可能性が高くなります。
- うまくいきそうな恋愛を、自分から壊してしまう
- 仕事で評価されているのに、逃げるように辞めてしまう
- 助けてくれる人が現れても、受け取れずに拒否してしまう
そして、こう思うのです。
「やっぱり私には幸せは来ない」
「自分には価値がないんだ」
でも、それは違います。
あなたが悪いのではなく、幼少期に学習した「安心=危険」という思い込みが、無意識に作動しているだけなのです。
自己否定の連鎖が深まりやすい
見捨てられ不安をそのままにしたまま、上記のようなフェードアウトを繰り返すと、当然ですが「自己否定の連鎖」が強化されてしまいます。
「また同じことを繰り返してしまった」
「どうして自分はこんなにダメなんだろう」
こうした自己否定が積み重なると、ますます「自分は愛される価値がない」という思い込みが強くなってしまうのです。
見捨てられ不安を繰り返さないために―カウンセリングという選択
見捨てられ不安は、一人で抱え込む問題ではありません。
あなたがもっと頑張って努力すれば良い問題でもないのです。
むしろ「もっと頑張らなきゃ」「もっと自分を変えなきゃ」という思いを手放し、ながら適切なサポートを受けることで、確実に克服できる問題です。
アダルトチルドレン克服カウンセリングを受けると、見捨てられ不安はどう変わる?
アダルトチルドレン克服カウンセリングでは、見捨てられ不安の根っこにある「安心=危険」という学習を、少しずつ書き換えていきます。
- なぜ「幸せが近づくと逃げたくなる」のか、その仕組みを理解する
- 「安心しても大丈夫」という体験を、安全な環境で積み重ねる
- 「受け取ってもらえる」という体験を通じて、新しい感覚を育てる
見捨てられ不安を抱える多くの方が、カウンセリングを通じて「人を信頼してもいいんだ」「幸せを受け取ってもいいんだ」と感じられるようになっています。
幸せが近づくと逃げたくなるのは、あなたが悪いわけではありません。
それは、子ども時代に「生き延びるために」身につけた、防衛反応です。
でも、もう大人になった今、その反応は必要ありません。
これからは、「安心してもいい」「幸せを受け取ってもいい」と、自分に許可を出していく人生に切り替えていってほしい。
そのために「カウンセリング」という選択肢を検討材料に加えて欲しいのです。
見捨てられ不安を、ひとりで抱え込まないで
もし今、この記事を読んで「これは自分のことだ」と感じたなら、どうかひとりで抱え込まないでください。
見捨てられ不安は、繰り返しやすい問題です。
「自分の問題だから」「たまたまだから」とそのままにせず、専門のカウンセラーに相談することで、克服への道は大きく開けます。
あなたは、幸せを受け取る価値がある。
あなたに向けられた愛や感謝を受け取る訓練を
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