【カサンドラ症候群】〜夫がしんどく感じてしまう理由〜

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「主人がわかってくれない」
「自分1人で空回りして、もうおかしくなりそう」
「話しても話しても、何も届かない」

こんな気持ちを抱えていませんか?

夫婦なのに、まるで独りぼっち。
話は通じているはずなのに、心が通じない。

もしかしたらその状態は「カサンドラ症候群」という状態かもしれません。

そして、もしあなたがアダルトチルドレンなら、さらにその苦しみから抜け出しにくくなっている可能性があります。

カサンドラ症候群とは?―「わかってくれない」が積み重なった結果

カサンドラ症候群とは、主に夫婦関係で生じる慢性的な心理ストレス状態のこと。

「夫が私の気持ちを少しも理解してくれない」という不満が積み重なった結果、メンタル不調になることが多いのです。

カサンドラ症候群は病名ではなく「状態」

カサンドラ症候群は、病名や診断名ではありません。
ただ、この状態にある方は、こんな思いを背負っている方が多いです。

  • 気持ちが通じない
  • わかってもらえない
  • ずっと孤独感が消えない

一番の理解者でいてほしいはずの夫に理解されない。
こうした体験が積み重なり、心がどんどん疲弊していくのです。

 

会話は成立しても、心が伝わらない

カサンドラ症候群の特徴は、「会話は成立するのに、心が通じない(情緒的交流が成立しない)」ことです。

たとえば、

妻: 「今日、すごく嫌なことがあって。職場の〇〇さんがね…」
夫: 「そんなのこう言ってやればいいじゃないか。」
妻: 「そうじゃないのよ…私が聞いてほしいのは…」
夫: 「何がそうじゃないんだ。そんなヤツは言わなきゃわからないんだから」
妻: (わかってもらえない気持ちが強化)
夫: (自分のアドバイスがどうも伝わらない不快感が残る)

あなたの家庭ではこんなやり取りが常態化していないでしょうか?

 

妻は「気持ちを聞いてほしい」「ただ一緒に辛さをわかってほしいだけ」なのに、
夫は「問題を解決しよう」とする。

会話としては成立しているように見えるけれど、情緒のやりとりは成立していない。

これが、カサンドラ症候群を生むしくみです。

 

感情の交流を大切にしたい妻・感情よりも思考で解決したい夫

カサンドラ症候群は「妻は感情を大切にしたいのに、夫は思考で判断するタイプ」という組み合わせで起こりやすいのです。

実際に、当AC克服カウンセリングに来られる方の多くが、

  • 奥さんは感情を用いた交流が大切な人
  • ご主人は思考力で解決をしたい人

というパターンが圧倒的です。中には

  • ご主人が自他の感情をほとんど感じ取ることができないアスペルガー的な人

というケースもあります。

アスペルガー的な特性とは、たとえば

  • 相手の気持ちを察するのが苦手
  • 言葉通りに受け取る(行間を読めない)
  • 論理的思考は得意だが、感情的なやりとりが苦手

という状態の人です。

こうした特性を持つ夫との関係で、妻は「わかってもらえない」という体験を繰り返し、カサンドラ症候群に陥りやすくなるのです。

 

【由来】「カサンドラ症候群」という名前がついた理由

少し話が逸れるかも知れませんが、さらに理解を深めるために「カサンドラ症候群」の名前の由来について少しお話します

カサンドラ症候群は、ギリシャ神話に登場するトロイアの王女「カサンドラ」に由来しています。

美しい王女に恋した太陽神アポロン

カサンドラは、トロイアの王プリアモスと王妃ヘカベの娘で、聡明で美しい王女でした。

その美貌と知性に惹かれた太陽神アポロンは、カサンドラに恋をし、
なんとか自分のものにしたいアポロンは、カサンドラにこう持ちかけました。

「私の妻になってくれるなら、あなたに未来を予知する能力を授けよう」

カサンドラは神の申し出をむげに断る訳にもいかず、結果的にその申し出を受け入れ、アポロンから予言の力を授かりました。

見えてしまった、悲しい未来

ところが…。予知能力を得た瞬間、カサンドラは
「アポロンに裏切られ、捨てられる未来」を見てしまったのです。

自分が捨てられる未来を知ってしまったカサンドラは、恐怖と悲しみから、アポロンの愛を拒絶しました。

 

アポロンの呪い

約束を破られたアポロンは激怒。
でも、神が一度人間に与えた力を取り消すことは許されません。

そこでアポロンは、

「カサンドラの予言は、誰も信じない」

という呪いを掛けたのです。

トロイア戦争が始まると、カサンドラは父王や側近に対して
「この戦争はトロイアを滅ぼす」と何度も警告しました。

有名な「トロイの木馬」についても、「これを城内に入れてはいけない。トロイアが滅びる」と必死に訴えました。

でも、誰も彼女の言葉を信じません。

信じてくれないどころか、「心を病んでいる」「狂っている」と言われてしまったのです。
そして、カサンドラの予言通り、トロイアは滅亡しました。

 

「真実を語っても、誰も信じてくれない」神話が転じて名付けられた「カサンドラ症候群」

真実を語っているのに、誰も信じてくれない。
わかってもらえない。
理解してもらえない孤独感が増大する。

このカサンドラの物語が、
「夫に理解されない妻の苦しみ」
と重なることから、カサンドラ症候群という名前がつけられたのです。

 

カサンドラ症候群の当事者が感じること

 

カサンドラ症候群にある方は、こんな感覚を抱えています。

話しても届かない感覚

「夫に話しても、まるで壁に向かって話しているみたい」

「言葉は耳に入っているはずなのに、心には届いていない」

「いつも不快な態度で変なアドバイスだけして偉そうにしている」

こんな感覚。

話せば話すほど、虚しくなる。

それが、カサンドラ症候群です。

 

存在を認識されていない感覚

 

「私は、夫にとって透明人間なのかもしれない」

「存在しているのに、存在していないような気がする」

感情を無視され続けると、自分の存在そのものが否定されているような感覚になります。

 

感情表現を諦めていく過程

 

最初は、必死に伝えようとします。

でも、何度伝えても理解されない。
伝えれば伝えるほど嫌な経験ばかりが増えていく。

そのうち、こう思うようになります。

「もう、言っても無駄」。

そして、感情表現を諦めていく。これが夫婦間におけるカサンドラ症候群の苦しみです。

 

よくある誤解―「考えすぎ」「我慢が足りない」と言われる

 

カサンドラ症候群の苦しみは、外から見えにくいため、こんなふうに誤解されがちです。

「考えすぎじゃない?」

「そんなに深く考えなくても」

「気にしすぎだよ」

こう言われると、ますます孤独になります。

でも、これは「考えすぎ」ではありません。

ひとりぼっちにさせられた気持ちの中で心が疲れ切ってしまっているのです。

 

「よくある普通の夫婦問題でしょ?」

「どこの夫婦も同じだよ」

「男なんてみんな大体そんなもんだから」

「期待しちゃダメよ。みんな我慢してるんだから」

周囲からこう言われてしまう方もおられるようです。

でも、カサンドラ症候群は「普通の夫婦問題」とは違います。

もっと奥深い不気味さのようなものがあるのです。

 

一方が必死に伝えようとしているのに、もう一方はその必死さにすら気づいていない。

このアンバランスさが、カサンドラ症候群を生み出します。

 

アダルトチルドレンとカサンドラ症候群の接点

 

ここまで、カサンドラ症候群について説明してきました。

では、なぜアダルトチルドレンの方は、カサンドラ症候群に陥りやすく、抜け出しにくいのでしょうか。

 

共通点:心が満たされない環境で育った過去がある

 

アダルトチルドレンも、カサンドラ症候群も、共通点があります。

それは、心が満たされない環境に適応してきた過去があること。

アダルトチルドレンは、子ども時代に「感情を受け取ってもらえない環境」で育ちました。
そして、カサンドラ症候群も、「夫に感情を受け取ってもらえない環境」に置かれています。

 

ACとカサンドラ症候群の共通の環境

アダルトチルドレンは「家族の誰かが感情的で、いつもビクビクして育った人が多いです。

だから、最初ご主人と出会ったときに「大人しそうで優しい雰囲気」を感じ
「この人なら感情をぶつけたり、怒鳴ったりしない人だ」と思って結婚した、
というパターンがとても多いのです。

ただし。

「感情をぶつけない人」は、ときとして「そもそも感情がない人」という場合もあります。

この相手なら「私の気持ちを優しく受け止めてくれる」と期待していた相手が
私の悲しみに気づいてくれない。喜びを分け合うこともできない。
この絶望感と孤独感がカサンドラ症候群を悪化させてしまうのです。

さらにまずいことに…

 

「理解されない状態」が安心領域になっている場合も?

「理解されない関係」なのに、なぜそれが「安心」なのか?

それは、なじみのあるいつもの感覚だから。

子ども時代に「理解されない関係」で育った人にとって、「理解されない関係」は「いつもの感覚」。

逆に、「理解される関係」は「未知の感覚」で、怖いのです。

だから、無意識に「理解されない相手」を選んでしまう。

そして、そのとおりに「理解されずに孤独感を感じ」「いつも通りの感覚を味わう」。

「おかしいな」と思っても、「私が我慢するしかない」「世の中どうせこういうものだから」と考えてしまう。
(場合によってはご主人を感情的に一方的に責め立てて、一番なりたくなかった嫌いな親そっくりになってしまって絶望的な気持ちを背負う方もおられます)

これが、アダルトチルドレンがカサンドラ症候群から抜け出しにくい理由です。

 

カサンドラ症候群を乗り越えるために

 

では、具体的に何をすればいいのでしょうか。

まずは

「カサンドラ症候群に該当するのではないか」

と思ったら、すぐに

カウンセリング(できれば御夫婦でのカウンセリング)をお受けいただきたいのです。

膠着した夫婦関係を改善していくためには、第三者が介入してくれる状況を作ることが一番の近道となります。

 

アダルトチルドレン克服カウンセリングでは、カサンドラ症候群で苦しむお二人に寄り添い、「理解される体験」を安全な環境で積み重ねていきます。

もし今、「夫がしんどい」「わかってくれない」と感じているなら、どうかひとりで抱え込まないでください。

あなたの未来を諦めないで。一歩前に進むためのトライを、お待ちしています。

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