なぜカウンセラーの吉野はこの仕事が楽しめるのか?
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カウンセリングってしんどい人が来るんですよね?
この質問、いろんな聞き方でいっぱい聞かれちゃうのです。
「カウンセリングって疲れませんか?」
「カウンセリングってしんどい人が来るじゃないですか?」
「(パワーを)持ってかれちゃう感じとかしないですか?」
この質問。
どこかの勉強会や交流会的な場所で、初めて出会って挨拶した方から
ほぼ「100発100中」で聞かれる質問なのです。
(中には同業者のカウンセラーさんが聞いてくることもあります)
正直、カウンセラーさんの卵さんや
開業していてもなかなか相談者が来ない方は,
「カウンセリングは疲れるものだ」
「僕の眼の前にはしんどい人が来ている」
「気を抜くとパワーを持っていかれてしまう」
「持っていかれた分は僕もカウンセリングを受けて補充しなきゃ」
という風に思い込んでおられる方が多いと感じます。
(勝手な偏見です。そうじゃないカウンセラーさんもいっぱいおられると思います。
でも正直なところ↑のような方が結構いらっしゃるんじゃないかな、と感じています)
(本当におかげさまで)
ありがたいことに、多くの方に訪れていただけるようになって。
幸せな気分をクライエントさんと共有できていると感じる毎日を過ごさせてもらっています。
今まで悩まれていた「理由と仕組み」を深く理解され、
そこから抜け出るための手法を1つずつ実践し、
クライエントさんにピッタリあった手法を見つけ
繰り返し見守る流れを確立していく。
この作業がとても楽しく、やりがいに満ちていると、日々感じているのです。
でも。
昔の(ご相談者が来なかったころの)吉野は、最初からそうだったわけではなく、
「カウンセリングは疲れるものだ」
「僕の眼の前にはしんどい人が来ている」
「気を抜くとパワーを持っていかれてしまう」
と思って生きていた時代があります。
当然、そんな風に思ってるカウンセラーの元になど誰も来てくれやしません。
あの頃は本当に辛かったです。
そんな中、学びを続けるうちに出会った
2人のカウンセラーとの出会い
が、今の吉野の「あり方」につながったのではないかな、と思っています。
「あり方」を伝えてくれた「2人のカウンセラー」
今あまり交流はないのですが(お二人とも忙しすぎてなかなか会えない(笑))
かる~く紹介しながら、
今の感覚がどうやって身についてきたのか?について考えてみたいと思ってます。
カウンセラーを目指している人、集客に困っているカウンセラーさんに、少しでもお役に立てる話になれば嬉しいです。
あり方その1:「消毒あるのみ!」畦昌彦さん
1人目は
清浄華院(しょうじょうけいん)の畦 昌彦(うね まさひこ)さん。
とにかくこの人は豪快だった(笑。
ありとあらゆる悩みを解決し、
家族の悩み、自己改革、過去生、果ては魑魅魍魎系まで。
この人に解けない問題はないのか、と思わせる人でした。
ある日、すごく重い(と勝手に私が感じていた)相談(ちなみに魑魅魍魎系です)を
目の前でサクサクっと解決されました。
まだカウンセラーとして経験の浅かった私には、目の前で繰り広げられたものが魔法のように思えたのでした。
その後、懇親会に同席し、一番気になっていたことを思い切って質問してみたんです。
「あんな重い問題を扱って、しんどくならないですか?」と。
答えは0.02秒で返ってきました。
「ない。」と。
それでも納得できなくて
「カウンセラーがもらっちゃう(メンタル不調が伝染ったり、霊障に悩まされたりする)ことはないのですか?」
「ない!」
「もしもらったら、どうしたらいいのでしょう?」
「もらうこと?ない!」
正直、このとき私は猛烈な不安に襲われました。
なぜなら、当時の私には、そんな風に思える自信が無かったから。
なのでさらに不安をぶつけました。
「いや、でも、もし、ですよ?
もしももしも、もらっちゃったらどうしたら…」
と聞いたら。
彼はニヤッと笑って、
飲みかけのグラスを持ち上げてひとこと。
「アルコール消毒!」
と言ったのです。
その後しばらくの間、私の酒量が増えたのは、この人のせいです(笑。
畦さんの言いたかったことは、今にして思えば
「思いは自分で引き寄せている。君は、負の思いを引き寄せてしまってるクライエントと向き合う仕事をしてるんだろ?
君がクライエントに対して恐れの感情を持って向き合えば、相手を苦しめることになるよ」
ということだったのだろう、と感じています。
今となっては非常に深い気づきになっていますが、当時は処理しきれませんでした。
ただ酒量が増えただけで(笑。
あり方その2:「ウチにはしんどい人など来ないですよ」根本裕幸さん
僕にカウンセラーとしてのあり方を教えてくれた2人目は、根本裕幸さんです。
この人とは、新幹線の中や天満の飲み屋街などで一緒に飲ませていただいたんですが(笑)←酒ばっかりやん
ある日、一緒に飲んでたときに、同席していた別の方が
「カウンセラーってお仕事って、しんどい人ばかりを相手にして大変なお仕事ですよね?
メンタル持ってかれちゃったりしないんですか?」
って聞かれたのです。
根本さんはどんな返事をするのかな?と思って興味津々で聞いていたら。
「え?ウチにはしんどい人なんて来ないですよ。
ウチには「ちょっと話せば元気になる人」しか来ません」
と、こともなげに言い放ったのです。
その言葉があまりにも
「さっぱり」していたのに感動したのを覚えています。
カウンセラーがクライエントをどう見るかですべては変わる
結局のところ、
「しんどい人」と決めるのも
「元気にしかならない人」と決めるのも
カウンセラーの気持ち一つ。なのだと思うのです。
安っぽい「根性論」や「べき論」を語るつもりはありませんが
「しんどい人が来た」と疑うのも「元気になる人が来た」と信じるのも、全てはカウンセラーの力量(マインドセット)にかかっているんじゃないかな、と。
「元気になる」と思われてる人は、
元気になるのが当然なので、やっぱり
元気になって帰っていかれるし、
「しんどい人」と双方が思い込んだ人は
いくら頑張っても、やはりしんどいところから
なかなか抜けられない、ということもあると思うのです。
もちろんすべてをカウンセラーのマインドセットのせいにしてはならないし、しないでも欲しいのですけれど、
やはりカウンセラーの「信じる力」って大きいのではないか?と。
「この人は絶対笑顔になるし、そうとしか思えない。
こんな素敵なイイ人がこのままずっと悩んでるのはおかしい」
と本気の本気で思っていると、いつも不思議なことが起こります。
停滞気味だったカウンセリングが、
突然光が差し込んできたように
あれよあれよと言う間に解決に向かう。
そんな状況になるのも少なくないのです。
これって何なのか?
自問自答する度に
「やっぱりクライエントさんは元気になる人だったんだ」
としか思えない状況が続いています。
まだまだ先達のようには行かないかもしれませんが、
これからも
「ちょっと話せば元気にしかならない人」
とお会いして
「マジで元気になって帰っていただく」
こんなお仕事をこれからも続けていきたいと思っています。
カウンセリングが、もっともっと気軽なものになって、たくさんの笑顔が増えていくことを心から願っています。
(吉野拝)
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