カウンセリングの効果を感じやすい人・なかなか感じない人の決定的な違い③
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前回の続きです。
『カウンセリングの効果を感じやすい人』と、
『いくらやってもなかなか感じられない人』には、
いくつかの【決定的な違い】があります。
事前に知っておくことで、
カウンセリングの効果を何倍にも高めることもできる反面、
知らずに受けてしまうと、
いくらお金と時間を掛けてもなかなか変われない…
という可能性だってあるのです。
「カウンセリングの効果を感じやすい人・なかなか感じない人の決定的な違い」
とは何か?
今日は
「違いをもたらす違い」を探し続ける姿勢
についてお伝えしていきます。
【今までの記事】カウンセリングの効果を感じやすい人・なかなか感じない人の違い
その①カウンセリングは助けてもらうもの?
その②違いをもたらす違いに気付けるか ←昨日の記事
その③ないもの探しとあるもの見つけ ←今日ココ
カウンセリングの効果を感じやすい人・なかなか感じない人の決定的な違い③「ないもの探し」と「あるもの見つけ」
「違いをもたらす違い」(昨日のお話)と連動しているのですが
カウンセリングを受けながら変化変容を実感される方は「あるもの見つけ」を習慣化することができた人が多く、
なかなか変化が実感できない方は「ないもの探し」をされている方が多いです。
ないもの探しとあるもの見つけ
結論から先に書くと
「ないもの探し」を続ける人は、変化変容が実感できませんー。
これは私(吉野)自身も長い間続けてきてしまった習慣なので、
ついつい繰り返してしまうのはよく分かります。
ないもの探し…というのは、
人が持っている本能的な思考の習慣だから、なのです。
ですが、その本能的な思考習慣に任せたままで生き続けていても、
ある日突然、
「わー!なんか急に幸せがあふれだして来た!」
とはなりません、よね?(^^)
人はつい「ないもの探し」をしがちなもの。
本能的とも言える思考習慣を、意図的(半強制的)に
「あるもの見つけ」に切り替えていくトレーニングが必要なのです。
「食欲にまかせて暴飲暴食を続けていても、望む体型は手に入らない」というのと似ているのかも。。。
(この記事にも書いたのですが、個人的な感覚では、ダイエットよりメンタルトレーニングの方が4〜5倍カンタンです。
もし、ダイエットがうまく続かなかった経験のある方もどうか落ち込まずに読み進めてくださいね(^^))
ここからは「ないもの探し」と「あるもの見つけ」について、詳しく書いていきます。
ないもの探しとは?
ないもの探しの一例を挙げるとこんな感じです。
- お金がない
- 時間がない
- もう若くない
- 今さら遅い(もう間に合わない)
- チャンスがなかった
- 知識がなかった
- ちょっとやったけどうまくいかない
- 無理だと感じる(自分にはできない)
これらの言葉にはすべて「ない」が入っています。
「ないもの探し」は、
- 現在
- 過去
- 未来
すべてに使うことができるため、ついつい
「昔ダメで、今もできないんだから、未来もできるワケがない」
という思考の流れを完成させてしまいがち。
これらの言葉が
「自分の人生で経験済みだから、絶対そうなる」
という【自己達成予言】を生み、新しいチャレンジを阻んでしまうのです。
このままでは、どうしても大きな変化は望めません。
カウンセリングでは「ないもの探しを『あるもの見つけ』に切り替えていきましょう」とお伝えしていきます。
では『あるもの見つけ』とはどういうものでしょう?
あるもの見つけとは?
あるもの見つけとはどういうものなのでしょう?
あるもの見つけとは
「ないもの探し」に気づいた瞬間に、意図的に真逆の思考に書き換える習慣
と思えばわかりやすいと思います。
上に書いた、ないもの探しの例を使って「あるもの見つけ」に切り替えていきます。
(赤の矢印以降の言葉があるもの見つけ)
- お金がない
→今、最低必要源なお金ならある - 時間がない
→ないもの探しを切り替えればその分の時間は十分にある
→時間と習慣は作るもの。一緒に考えよう - もう若くない
→今が一番若い
→今が一番知恵が発達している - 今さら遅い(もう間に合わない)
→今からできることを探すことならできる
→あきらめるのは死ぬ直前で十分 - チャンスがなかった
→チャンスの掴み方を知らなかっただけ
→これから目の前に現れる小さなチャンスから掴んでいけばいい - 知識がなかった
→これから知れるのが楽しみ
→今、本当に必要な知識を学んでる - ちょっとやったけどうまくいかない
→たくさんやってうまくいかないとは限らない
→やり方を見直せばうまくいくはず - 無理だと感じる(自分にはできない)
→みんな最初は無理に感じるもの。自転車も逆上がりも最初から「楽勝♪」とは思えなかったはず
→みんなそう思ってるからこそ、やれたときの喜びが大きい
→正しい方法で少しずつやれば、できないことはないはず
こんな感じです。
ないもの探しをしてしまうモードに入った瞬間「ハッ!」と我に帰って「あるもの見つけモード」に意図的に切り替える。
こういう習慣が身につくと、人生は少しずつ変容していくことになるのです。
あるもの見つけは「意図しないと」できないもの
こういう説明をすると
「いや〜なかなか。。。おっしゃることはわかるんですけど、そんな考えにはなれなくて」
と言われる方もおられます。
それはある意味「当然」なのです。
自然(勝手)に
「いや〜今が一番若いよね!」
などと思えるワケがないのです。
「あるもの見つけ」は「ないもの探し」が始まったと気づいた瞬間に、意図して書き換えるようにしていくワークです。
「できなかった」と思われたなら。
その瞬間から始めればいいのです。
「ポジティブ」ってことですか?「気の持ちよう」ですか?
あるもの見つけのお話をすると
「要はポジティブに考えろ、ということですか?」
「気の持ちよう、ってことでしょうか?」
と聞かれることもあります。
これ、ある意味正解なのですが…ある意味正しくはない考え方とも言えます。
「ごまかす」のではなく「納得いくまで説得する」感覚
「ポジティブ?気の持ちよう?」
この問いかけに「Yes」と安易に答えてしまうと、あきらかにがっかりされる方もおられました。
「いやいや、そういう「気休め」が欲しいんじゃなくて、自分が一瞬で変われるようなちゃんとしたものを教えてくださいよ」
という感じでしょうか(^^)
「あるもの見つけ」は「ポジティブ思考」と少し似てはいるのですけれど、「前向きな言葉で自分の心をごまかして進む」というものではありません。
「だって今までの考え方では人生変わらなかったでしょ?悪しき思考習慣のままでは進めないのはもう体感済みだよね」
という、結構厳し目な決意とともに
「意地でも納得できる考え方を引っ張り出して進めるんだ」
という想いで絞り出すもの、なのです。
なので「ポジティブ?気休め?」というご質問に関しては
「近いけどちょっと違う」
というのが答えになります。
(「リフレーミング」という考えが一番近いかも。ですね。これについてはまたいずれ書きます)
この「違いをもたらす違い」に気づけるようになると変化変容が始まります。
あるもの見つけ。一緒に始めてみましょう♪
【まとめ】あるもの見つけを習慣化しよう
ないもの探しを続けても、その先にあるものは「行き止まり」でしかありません。
これは、数限りなく「ないもの探し」を繰り返してきた(先人の)私が断言します。間違いありません。
自分を変えていこうと思うとき。
ないもの探しを続けたままでは、なかなか変化を実感することはできません。
ないもの探しをしている自分を感じたときには。
意図的に「あるもの見つけ」をしていく姿勢が大切なのです。
ひとりでは簡単じゃないかも知れませんが、あなたの変化変容を信じて見守り続けているカウンセラーと一緒なら、あなたもあるもの見つけが習慣化できるかも知れません。
あなたの「あるもの」。一緒に探させてください。
(どうしてもあなたにとっての「あるもの」が見つからない場合はカウンセリングを上手く使いましょう。人生の足踏みの時間が短縮されるはずです)
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その②違いをもたらす違いに気付けるか ←昨日の記事
その③ないもの探しとあるもの見つけ ←今日ココ
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