【対処法】誰とも話したくない、関わりたくないとき
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「今は誰とも話したくない」
「人と関わるのがしんどい。放っておいてほしい」
こう感じるとき。
ひょっとしたら、あなたにもあるかも知れません。
普段から
「ひとりでいたい」
「あまり関わり合いを持ちたくない」と
普段から感じがちな人にとって、
ある意味、このコロナ渦の問題は
心を落ち着かせるための時期として
ゆっくり過ごせたかも…。
でも、またここに来て
- 緊急事態宣言が解除され
- 通常の出勤や通学が再開され
- 人に会う機会が増えていく
タイミングを迎え、
本当はずっと家にいたいのに、
誰とも会いたくないのに、
行かなきゃいけない、会わなきゃいけないことが
人一倍ストレスに感じてしまっている方も
おられるかも。
今日は、そんな
「本当は誰とも会いたくないと思っている自分」
に混乱しがちな方へ、
通常の生活が再会されたときの対処法について
お話できれば、と考えています。
再会を喜ばなきゃいけない「苦痛」
人と接することが苦手な方にとって、
今までの「リモートワーク」の方が快適で
人と会う方が苦痛だ、と言う方もおられるかも。
そしてそれは、
なにもダメなことではなくて、
あなたにとってはむしろ「自然」で「当然」な感覚である、
ということを自分なりに認めてあげていい、と思うのです。
もちろん、
周囲のノリに合わせて、再会を喜び合ってる人にまぎれ、
自分も嬉しそうな顔をしたり、
ハイタッチのフリをしたりしなければならない場合だって
あるかも知れません。
でもそれに「喜べていない自分」や「楽しめない自分」が
いたっていい。
そういう自分を許してあげてほしいのです。
再会を喜んでいるフリをするだけして、
実は本当は苦痛だとしても、それでいい。
そんな風に考えていい『時期』だと私は思います。
別の人にならなくてもいい。嫌なことは「イヤ」でいいんです
もしかしたら
「せっかく解除になったんだからさ、○○に行こうよ」
みたいなお誘いも増えるかも知れません。
それにあまりうれしくなさそうな顔をしたら
「じゃぁさ、リモート飲み会ならいいでしょ?」
みたいにさらに誘われ、
「逃げ切れない雰囲気」
に追い込まれる方もおられるかも。
でも、これ、はっきりと
「ああ。。。ちょっと今はそういう気分になれなくて」
とお断りしちゃって大丈夫な時期だと思います。
(むしろ、今の時期の方が、こういう強引な誘いを
断っても許されるはずですし、しつこく誘う方が
「悪く言われる」時期です)
今ここで「はい…」と受けてしまうと、
このあとどんどんエスカレートしていく可能性もあるので
今の段階で「今はちょっとその気になれなくて。すみません」と
断ることが大切だ、と考えています。
今、出たくない、会いたくないのは普通。
少しずつ慣れていこうと思う自分を責めないで
今、外に出たくない、誰とも話したくないし会いたくもない。
そう思う気持ちの方が普通なんだ、と私は思います。
だからこそ、そんな風に(イヤだと)感じてしまう自分に対して
否定的な気分になったり、罪悪感を感じたりしないでください。
だからといって、永遠に籠もっていてもいいと言うワケには
いかない場合もあるかも知れませんが、それでも今は
「すぐに適応できないけれど、少しずつ慣れていこうとしてる」
というあなた自身のことを、認めてあげてほしいのです。
【提案】ゆっくり解除していく『自分モデル』を作ろう
「すぐに適応できないけれど、少しずつ慣れていこうとしてる」
という自分を認めていくためにも。
ウィズコロナ生活に慣れていくための
「大阪モデル」「東京アラート」ならぬ
『自分モデル』を作って実行してみてはいかがでしょう?
いくつか例を挙げるとこんな感じです。
- 例①定時で帰る
- 例②外気に触れてから帰る
- 例③オンライン○○会も断る
- 例④誰とも会いたくない自分にOKを出す
- 例⑤本当に心許せる人とだけ話す
簡単に説明していきます。
『自分モデル』の例① 定時で帰る
ウィズコロナ(アフターコロナ)時代は、通常の仕事や
学業、人間関係のストレスに加えて、感染ストレスが
追加され、かなりストレス過多となる時代です。
そんなときに残業したり、休日出勤するのは
あなた自身に大変なストレスが掛かっている、と
いうことを認識した上で
「しんどいときには定時で帰ろう」
と決める、というのも1つの手です。
もちろん「そんなことできたら苦労はしない」と
言う方も多いと思います(私もサラリーマン時代はそうでしたので)。
でも、こういうときだからこそ
「ちょっと体調が…」というのを理由にしてでも
定時にサッサと会社を出ることも大事だ、と考えてほしいのです。
『自分モデル』の例② 外気に触れてから帰る
「定時に出たとしても、満員電車に乗るのも…」
と思って、結局会社に残ってしまう、という方もおられるかも。
これも(天気が良い日限定ですが)
付近の公園や広めの歩道等で、少し休んで帰る、とか
テイクアウトのドリンクを買って、のんびり1駅歩いてみる、とか
普段しない「外気に触れる行動」をするのもオススメ。
街行く人の行動を見て
「やっぱりもうちょっとしっかり自衛しなきゃ」
と思うかも知れませんし
「もう少し(緊張を)緩めてもいいのかもな」
と感じるかも知れません。
どちらにしても、少し外の空気に触れることが
あなたのストレスを軽減させてくれることにつながる、かも。
『自分モデル』の例③ オンライン○○会も断る
この時期、オンライン飲み会、オンライン恋バナ等の
オンライン○○のお誘いが多くやってくるかも知れません。
「私、ちょっと用事があるんで」
などと言ってしまうと
「え?この時期に何があるの?」
「え〜じゃぁ都合のいい日教えて」
などと突っ込まれることも多いかも。
(そういう人は結局、どんな言い方をしてもツッコんでくるんですが(笑))
(どうせ突っ込まれるなら)敢えて
「今ちょっとしんどいので」
「ちょっと気分が乗らなくて」
とはっきり言ってみるのもいいと思います。
それが④の「誰とも会いたくない自分にOKを出す」という考え方にもつながっていきます。
『自分モデル』の例④ 誰とも会いたくない自分にOKを出す
この
「誰とも会いたくない自分にOKを出す」
という感覚になれていないと、ついつい
お誘いを受けても断りきれない場合が
出てきてしまいがち。
でも、今はそれで当然だし、
無理に自分の気持ちをねじ曲げなくてもいいと思うのです。
気持ちの「お籠もり期間」を設定しよう
これは心理的な状態や今までの生き方が
影響されるので、万人に効くとは言えませんが
「私は今、誰とも会いたくない気持ちでいることを許します」
「誰とも会いたくなくて構わない。会わなくても構わない」
とつぶやいてみることで、誰とも会いたくない自分を
許せる可能性が高まります。
(↑の方法は効果的なのでみなさんにオススメしたいのですが
もし、やってみても「しんどい」とか「効果を感じない」と
言う方は、カウンセリングを受けてみることも検討して
くださればいいかと思っています)
また、自分自身の気持ちの「お籠もり期間」を作り
「期限付きで」許してみるのもいいかも知れません。
「今月いっぱいまでは自分ひとりでゆっくり過ごすと決めてるの」
「来月中旬まではこんな生活でいようと思って」
と宣言できれば、気分的にかなり楽になれるはず。
『自分モデル』の例⑤ 本当に心許せる人とだけ話す
こういうときは、
「本当に心許せる人」と「話したいときだけ話す」
という選択をしてもいいと思うのです。
こういう人は今は避けてもいい
逆に、
- 学びにはなるけど、聴いててしんどくなる人
- 「あなたのためを思って」などと恩着せがましい言い方をしてくる人
- いろいろと根掘り葉掘り聞いて来る人
- 自分の愚痴ばかりで「なぐさめてほしい」「かまってほしい」空気感ありありな人
- こちらの気持ちを察そうとしないで、いろいろアドバイスばかりしてくる人
こんな感じの人とは(今は)関わらなくてもいいと思うのです。
自分が許せない、ずっとひとりで居たい方は、
そういうときこそ思い切ってカウンセリングを
ここに紹介したいくつかの方法は
「あなたにはできるかも知れないけれど、私には無理」
というものも含まれているかも知れません。
私自身、会社員時代だったときには、なかなかお誘いが断れずに
苦労した時期もありましたが、
最終的にはほとんど全て(自分の送別会以外)のお誘いを
断って、全ての時間とお金を心理学を学時間に充てることで
今の人生を手に入れた、という経験があります。
(いきなり「そんな風にできない」と思ってる方に
机上の空論的アドバイスをするつもりはありませんが)
あなたにとって、今一番過ごしやすい方法を一緒に
考えていくことはできると思っています。
もし今、
「外に出たくない」
「誰とも関わりたくない」
「でも出なきゃいけないのがストレスで仕方ない」
という方がおられたら。
早めに心理カウンセリングを受けてみるというのも
1つの選択肢なのかも知れません。
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