情緒的ネグレクトで育ったACはなぜ恋愛・仕事・子育てで苦労するのか?

お知らせ

アダルトチルドレンについてよく分かる小冊子(PDF)
「私ってアダルトチルドレンかも?と思ったら読む本」を期間限定で無料プレゼント中です
詳しくはこちら

情緒的ネグレクトで育ったアダルトチルドレンの生きづらさとは?恋愛・仕事・子育てで苦労する理由

 

「恋人ができても、長続きしない」
「職場で頑張りすぎて、燃え尽きてしまう」
「子どもにイライラして、自分を責めてしまう」

情緒的ネグレクトで育ったアダルトチルドレンは、大人になってからも、さまざまな問題を抱えがち。

今回の記事では、情緒的ネグレクト×アダルトチルドレンの人が、恋愛・結婚、職場、子育ての3つの領域で、どんな生きづらさを抱えるのか?について、
今回は実際に当カウンセリングに訪れた方の事例を元に解説していきます。

あなたに当てはまる事例はないか?ぜひ最後までお読みください。

 

恋愛・結婚での生きづらさ

情緒的ネグレクトで育った人は、恋愛や結婚で苦労する傾向にあります。

なぜなら、子ども時代に「感情を受け取ってもらえる」という体験をしてこなかったから。

自分の感情を受け取ってもらえない経験が多いと、すぐにあきらめたり、逆に
感情を受け取ってくれる相手のことを「なにか裏があるひと」と見てしまったりしがち。

だから、大人になっても、パートナーとの関係で同じパターンを繰り返してしまうのです。

 

情緒的ネグレクトACは共依存に陥ってしまいがち(ケアテイカータイプに多い)

アダルトチルドレンのケアテイカータイプの人は、恋愛で「尽くしすぎる」傾向があります。

相手のために何でもしてあげる。
相手が喜んでくれると、自分も嬉しい。
でも、いつの間にか、自分のことは後回しになっている。

これが、共依存の始まりです。

当カウンセリングに訪れたAさん(女性)は、
彼氏のために料理を作り、部屋を掃除し、
彼が求めるままに甲斐甲斐しく世話を焼き
愚痴や自慢話も聞いてあげていました。

でも。
その彼は感謝するどころか、当たり前だと思っている様子。

段々彼の態度が横柄(おうへい)になり、Aさんのことを雑に扱うようになります。

Aさんは「私がもっと頑張らないと、捨てられる」と思って、さらに尽くしてしまう。

そして、ある日彼氏から突然「他に女ができた」と言われて、別れを告げられたのです。

Aさんは混乱しました。

「あんなに尽くしたのに、なぜ?」

でも、これが共依存のパターンなのです。

相手に尽くせていることで、自分の価値を感じようとする。
でも、相手はそれを「愛」ではなく、「負担」と感じたり、利用するような相手も出てきてしまう。

共依存について、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
▶︎ 依存症(共依存)とは?

 

見捨てられ不安で関係を壊してしまう(ロストワンタイプに多い)

ロストワンタイプの人は、「どうせ見捨てられる」という不安を抱えています。

だから、親しくなればなるほど、

「この人も、いつか私を見捨てるに違いない」
「だったら、先に距離を置いた方が傷つかない」

と思い込んでしまう。そしていつも結果的に自分から関係を壊してしまうのです。

あるBさん(女性)は、恋人ができても、いつも長続きせず、
最長でも3ヶ月ほどで別れてしまうことが多かった、と言います。

自分になにかおかしな点があるのではないか?とカウンセリングを受けられました。

別れてしまう理由は、いつも同じ。

「彼が冷たくなった気がする」
「最初の頃よりメッセージの返信が遅くなった」
「なんか変な”間”のようなものを感じだした」

そう感じた瞬間、いつも急に火が消えたように、
Bさんの方から先に距離を置いてしまう。

心配した彼からの連絡も返さなくなり、会う約束もドタキャン。

彼は「どうしてそんなに急に冷たくなるの?」と聞いてくるのですが、Bさんは答えられない。
「だって…」と言ったあとに
「どうせあなたも私のことを捨てるんでしょ」
と言いかけた自分に驚いてしまう。

そして、結局一人になる。
こういう別れをBさんは何度も繰り返していたのです。

 

見捨てられ不安についての関連記事はこちらです。
▶︎ 幸せが怖い?―もしかしたら見捨てられ不安かも

 

本音が言えず、相手の顔色ばかり気にする(全タイプ共通)

情緒的ネグレクトで育った人は、「本音を言ってはいけない」と思い込んでいることが多いもの。

だから、会社でも恋愛でも、いつも本音が言えない。
相手の顔色ばかり気にして、自分の気持ちを後回しにしてしまう。

相談者の女性Cさんは、彼氏とデートするとき、いつも彼氏の行きたい場所に合わせていました。

「今日はどこ行く?」
と聞かれても、
「あなたの行きたいところでいいよ」
と答える。

本当は、自分が行きたい場所があるのに。
でも、それを言ったら、「わがまま」だと思われるんじゃないか。
そう思って、言えないのです。

そして、ある日彼氏から言われました。
「君は、いつも僕に合わせてばかりで、本当はどう思ってるのかわからない」
「僕と居て楽しい?」

Cさんは、相手のために我慢していたのに、それが逆効果だったことに気づいたのです。
これが、情緒的ネグレクトで育った人の恋愛パターンです。

 

職場での生きづらさ

職場でも、情緒的ネグレクトの影響は大きく出ます。
ただでさえ職場は「感情を抑さえる」ことが求められる場所でもあり、
だから意図的に息抜きの場を作らないと、ずっと抑圧が強いられる状態になりがち。

情緒的ネグレクトで育った人は、すでに「感情を抑圧する」ことに慣れています

「慣れてるからいいじゃないか?」
と思うかも知れません。

事実、情緒的ネグレクトの傾向にある方は、最初のうちは職場で「うまくやれている」ように見える。
でも、ずっと息が抜けない状況が続いて、抑圧が続いた結果、心身ともに疲れ果ててしまうのです。

 

「No」と言えず過労になる(ヒーロー・ケアテイカータイプに多い)

ヒーロータイプやケアテイカータイプの人は、職場で「No」と言えません。

上司から頼まれた仕事は、全部引き受けてしまう。
同僚が困っていたら、自分の仕事を後回しにしてでも助けてしまう。

そして、気づいたときには、仕事を抱え込みすぎて、過労になっているのです。

ある会社員Dさんは、いつも定時で帰れず、いつも仕事を抱えがちだったそうです。
毎日残業、休日出勤も当たり前。

上司から「このプロジェクト、頼めるか?」と言われたら、「はい、やります」と答えてしまう。
本当は「もう無理です」と言いたいのに、言えない。

なぜなら、
「断ったら、評価が下がる」
「使えないやつだと思われる」
と思ってしまうから。

そして、ある日突然、Dさんは動けなくなりました。
朝、起き上がろうとしても、体が動かない。

これが、過労による燃え尽き症候群です。

当カウンセリングに来られたDさんは、「自分が弱いからだ」と自分を責めていました。

でも、そうではありません。
Dさんは弱いのではなく、「助けて」が言えなかっただけなのです。

 

完璧主義で燃え尽きてしまう(ヒーロータイプに多い)

ヒーロータイプの人は、完璧主義に陥りやすい傾向があります。

「100点を取らないと、価値がない」

そう思い込んでいるから、常に完璧を目指してしまう。
でも、完璧を目指し続けると、いつか限界が来るもの。

営業マンのEさんは、常にトップの成績を維持していました。
周りからは「すごいね」と言われ、上司からも評価されている。
でも、Eさんの心の中は、いつも不安でいっぱい。

「もし来月、成績が下がったらどうしよう」
「トップじゃなくなったら、価値がなくなる」

そう思って、休日も仕事のことを考えてしまう。

趣味もない、友達とも会わない。
仕事だけが、自分の存在価値だった。

そして、ある日突然、Eさんは燃え尽きました。

朝起きても、仕事に行く気力が湧かない。
これが、完璧主義による燃え尽き症候群です。

Eさんのようなケースは、情緒的ネグレクトで育ったヒーロータイプに多く見られます。

職場での具体例をもっと知りたい方には、こんな記事もお役に立つはず。

▶︎ 情緒的ネグレクトで育った人は、社会でこんな苦労をする

 

感情をコントロールできず孤立する(スケープゴートタイプに多い)

スケープゴート(生け贄)タイプの人は、感情のコントロールが難しいことがあります。

それは子ども時代に感情を「感じない」ようにして生き延びてきたから。
だから、大人になっても、急に周囲がびっくりするほど感情が爆発してしまったり、
逆に怒っていいはずの場面でも感情を完全に消してしまったりするのです。

ある会社員Fさんは、上司に理不尽なことを言われると、表面上の感情を消し去ってしまいます。
顔の表情が突然、能面のようになってしまう。
上司はFさんの態度に業を煮やし「ちゃんと聞いてるのか?」と怒る。

Fさんは、心の中では怒りでいっぱいなのですが、それを表に出せない。
子ども時代、感情を出すと「もっとひどいことになる」と学んだFさんにとっては、感情を消す以外の選択肢が無かったのです。

こういうことを繰り返した結果、Fさんは職場で孤立してしまいました。

「あいつは反省してない」
「何もわかってない」

そう言われて、その職場を去ることになったのです。

でも、Fさんが悪いわけではありません。
情緒的ネグレクトで育った結果、感情のコントロールが難しくなっただけなのです。

 

子育てがつらい!情緒的ネグレクトACの苦悩

最も深刻なのが、子育てへの影響です。

情緒的ネグレクトで育った人は、無意識に「同じこと」を自分の子どもにしてしまうことがある。
これを、世代間連鎖と呼びます。

 

子どもの感情を受け止められない(世代間連鎖)

情緒的ネグレクトで育った人は、「感情を受け止めてもらえる」という体験をしてこなかった
だから、子どもが泣いていても、どう対応すればいいのかわからないのです。

ある母親Gさんは、子どもが泣くと、イライラしてしまいます。

「何で泣いてるの?」
「そんなことで泣かないで」

ついついそう言ってしまう。

実はこの言葉。Gさん自身が、子ども時代に同じことを言われてきたのです。

Gさんは、子どもの感情を受け止める方法がわからない。
自分が受け止めてもらったことがないから、わからなくて当然なのです。

でも、結局、親子関係は
「絶対あの親とは同じになりたくない」
と思ったのと同じか、それ以上に悪化してしまう。

これが、世代間連鎖です。

Gさんはカウンセリングに来られて、こう言いました。

「私、母と同じことをしている…」
「子どもに申し訳ない」

Gさんは、ひどく自分を責めていました。
でも、Gさんが悪いわけではありません。

Gさんが育ってきた環境を理解して、そこから抜け出すことが大切なのです。

 

子どもに完璧を求めてしまう(ヒーロータイプに多い)

ヒーロータイプの母親は、子どもに完璧を求めてしまうことがあります。

自分が「結果が出れば愛された」経験があると、
「愛されるためには結果が必要だ」と学んでしまう。
そのまま親になってしまったひとは、無意識に子どもにも同じことを求めてしまいがち、なのです。

お子さんの引きこもりに悩んでカウンセリングに来られた母親のHさん。
行きしぶりが始まる前、子どもが学校のテストで90点を取ってきたとき、こう言ったことを覚えていたそうです。

「90点? 100点じゃないの?」
子どもは、悲しそうな顔をした、と。
どうしてあんなことを言ってしまったのか、今ではとても悔やまれている様子でした。

Hさんは、カウンセリング中に、こんなことに気づいたそうです。
「あ、私、母と同じことを言ってる…」
Hさんの母親も、Hさんが子どもの頃、同じことを言っていたのです。

「100点取れてすごいね」とは言われても、「頑張ってたね」とは言われなかった。

だから、Hさんも、子どもの「過程」ではなく「結果」だけを見てしまっていた。

これが、条件付きの愛連鎖です。

Hさんは、お子さんが学校に行き渋りがちになったためにAC克服カウンセリングを受けられて、
ご自身が「条件付きの愛の世代間連鎖」にハマっていることに気づかれていったのです。

 

条件付きの愛を繰り返してしまう(全タイプ共通)

情緒的ネグレクトで育った人は、「ありのままでは愛されない」と思い込んでいます。

「いい子にしていたら、愛してあげる」
「言うことを聞いたら、褒めてあげる」

自分も無意識に我が子にも同じことを伝えてしまう。
これが、条件付きの愛です。

でも、子どもが本当に欲しいのは、「無条件の愛」なはず。
「何もしなくても、この親だけにはありのままの自分を愛されてくれている」

そう感じられることが、子どもの心の安全基地になるのです。

 

条件付きの愛について、詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

▶︎ 条件付きの愛とは?ACが無条件の愛を信じられない理由

 

【まとめ】情緒的ネグレクトもアダルトチルドレンも、克服できる

今回の記事は、当カウンセリングに来られた方の事例を紹介してみました。

ここまで読まれたあなたは、、ひょっとしたらご自身との共通点を感じたかもしれません。

 

でも、どうぞ自分を責めないでください。
あなたは悪くありません

情緒的ネグレクトも、アダルトチルドレンも、「気づいたときから変えられる」問題です。
そして、気づいたあとは、次の一歩を踏み出すことが大切なのです。

 

次のステップの参考になるかも…な関連記事を集めてみました。

▶︎ 情緒的ネグレクトとアダルトチルドレンの深い関係とは?

情緒的ネグレクトとACの関係性について、さらに詳しく理解できます。

 

また、自分がどのACタイプに当てはまるか知りたい方は、こちらの記事がオススメです。

▶︎ アダルトチルドレンの5タイプと情緒的ネグレクトの関係を解説

 

そして、「自分は情緒的ネグレクトかもしれない」と思った方は、こちらのチェックリストで確認してみてください。

▶︎ 情緒的ネグレクト チェックリスト – 15の質問で分かるあなたの状態

 

克服に必要なのは「受け取ってもらえる体験」

「ひとりでは限界かも…」と感じた方へ。

情緒的ネグレクトからの回復には、「感情を受け取ってもらえる体験」が必要です。

子ども時代、感情を出しても受け取ってもらえなかった。
だからこそ、今度は「あなた自身の心を受け取ってもらえる」経験が必要なのです。

アダルトチルドレン克服カウンセリングでは、安全な環境で感情を出す練習をします。

「話しても大丈夫だった」
「受け取ってもらえた」
「否定されなかった」
「自分ひとりでは絶対ここまで気づけなかった」

こういった体験を積み重ねることで、少しずつ心が満たされていきます。

私たちは、あなたの気持ちを、ちゃんと受け取る準備ができています。
自分責めではなく、一歩前に進むためのトライを、お待ちしています。

AC克服カウンセリングについてもっと詳しく知る→

AC克服カウンセリングで今までの生き方を変えてみませんか?

もうこれ以上一人で抱えなくてもいいのではありませんか?

アダルトチルドレン特有の悩みや恐怖心の克服には
AC克服に特化したカウンセリングが有効です。

今まで本を読んだりセミナーに出ても、なかなか胸のあたりのモヤモヤが取れなかったあなたに。

生きづらさから開放された生き方を手に入れるためのステップを紹介しています。

アダルトチルドレン克服カウンセリングを受けて、新しい人生を手に入れましょう。

【アダルトチルドレン克服のために知っておきたいこと】

■アダルトチルドレン(AC)について
アダルトチルドレン克服カウンセリングTOP
アダルトチルドレンとは?ACを正しく知って克服しよう 
アダルトチルドレンと関連の深い「機能不全家族」とは?

■アダルトチルドレン5つのタイプ
マスコット 
ケア・テイカー 
ヒーロー 
スケープ・ゴート 
ロスト・ワン

■ACが引き起こしやすい問題
アダルトチルドレンの特徴(考え方のパターン)とは
「消えたい」と感じる方はアダルトチルドレン克服カウンセリングを

虐待(虐待の種類と特徴)
 お母さん、お父さん、それ虐待かも…
依存症(共依存) 
 共依存チェックリスト
不登校・引きこもり
条件付きの愛
 セックス依存症(見捨てられ不安)との向き合い方

【こんなときどうする?】
子供が引きこもりになってしまったお父さん・お母さんへ
ひきこもりや休職、うつに悩む方へ
■ 引きこもりを改善するカウンセリングの手法

【AC克服カウンセリングを受けたい方のために】
アダルトチルドレン克服カウンセリング大阪:相談日程とお申込み
地図・アクセス
はじめての方へ
AC大阪のカウンセリングの流れとは
心理セラピーを受ける時期・タイミング
セラピー・カウンセリングを受けられた方のご感想
よくある相談・ご質問
アダルトチルドレンカウンセリング企業導入事例

こころのホットライン【無料ご相談窓口】