マウントを取りたがる人の心理=「自分は重要な存在ではない」

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マウントを取りたがる人の心理=「自分は重要な存在ではない」

マウントを取りたがる人の心理=「自分は重要な存在ではない」

 

AC克服カウンセリングにはよく

(被害者側の立場として)

「よく自分に対してマウンティングを取ろうとする人が現れる」

というご相談をされる方がいます。

 

「親が何かにつけて「親は正しい」「オマエ(子)は間違ってる」とばかりに尊大な態度をとる」

「会社の上司が新入社員に対してキツくて…。それで毎年数人が辞める」

「いつも目上の人に目をつけられて、マウンティングをとられる。転職した先でも同じような目にあう」

 

こういうご相談を受けることがよくあります。

 

そこで、私は下記のような話をするのですが、

聞かれた方は皆さん驚かれて

「いやそれは信じられないです」

と言われます。

 

 

ですが、心理学的には

マウンティングを取るような人=自分に自信がない人

であり、すなわち

マウンティングを取るような人は、

自分が「重要な存在ではない」と思い込んでいる人

ということになるのです。

 

 

「自分は重要でない」と思っている人がなぜマウンティングを?

「自分は重要でない」と思っている人がなぜマウンティングを?

「自分は重要でない」と思っている人がなぜマウンティングを?

 

自分より立場が低い人を見つけてはマウンティングしていくような人は

 

ほとんどの場合、幼少期から

「自分は重要な存在ではない」

と、教え込まれています。

 

ひょっとしたら親が、その人のことを

「オマエなど重要な存在ではない」

と思わせたのかも知れないし、

 

いくら結果を出しても認めてもらえなかったのかも知れません。

 

それが積み重なって

  • 自分は重要ではない
  • いくら努力しても認められない

と思って成長してしまい、

 

就職して会社に居座ることで「先輩」となれた、

ただそれだけのことで、

 

自分を「目上の存在」として扱ってくれる相手に

「もっと自分を目上の存在として崇めろ!」

と要求し続ける行為こそが「マウンティング」なのです。

 

 

 

「重要でない」と思っているから、他人に「自己重要感」を満たさせようとする

 

本来、自己重要感というのは

自分で満たすもの、です。

 

「自己重要感は自分で満たすもの」

この言葉ってとても大切で、

これこそが幸せに生きるための本質、と

言っても過言ではない「生き方の秘訣」なのです。

 

でも。ほとんどの人が、

自分で自分の重要性を認めることができず、

他人に「あなたは重要な存在です」と

言ってもらいたいと思いながらも

なかなか言ってもらえず、

 

仮に認められたとしても

「いえいえ、そんなことはないです」と

謙遜して受取拒否をする、という不思議な行為を

繰り返してしまいがち。

 

そして。

自分より弱い立場の人間に

自分の存在価値を示そうとすることで

かろうじて「自己重要感」を満たそうとする行為が

マウンティングという形になって現れるのです。

 

 

マウンティングする人=弱い人

 

マウンティングするような人は、自分のことを

重要と思えていません。

 

つまりは「弱い人」なのです。

 

マウンティングという行為は

先輩後輩の関係だけではなく

  • 彼氏彼女のパートナーの関係
  • 親と子における親子関係
  • 教師と生徒という師弟関係
  • 経営者と労働者という主従関係

にもよく現れます。

 

世の中には、一定数、他人にマウンティングしたがる

「弱い人」がいる、ということに、

私は心理学を学んで気づくことができました。

 

それ以来、尊大な態度を取っている人を見かけたら

逆に笑えてしまいます。

 

「あぁ、この人は弱い人なんだなぁ」

「虚勢を張って、自分を大きく見せないと立場がないんだろな」

「弱い立場に向けてやってるその態度。上司の前でもできるのかな~(^^)」

 

と思って思わず笑ってしまうのです。

 

そして、もちろん。

そういう態度を私に向けてきたとしても。

 

堂々とした態度で

相手のマウンティングをかわすことが

できるようになりました。

 

 

被害者は「自己重要感」と「自己愛」と「ボイレコ」を持とう

被害者は「自己重要感」と「自己愛」と「ボイレコ」を持とう

被害者は「自己重要感」と「自己愛」と「ボイレコ」を持とう

 

もし。今。これをお読みのあなたが、

誰かにマウンティングを取られているとしたら。

 

その相手の要望に100%応えたとしても

問題は解決しない、ということを覚えて

おいて欲しいのです。

 

相手はあなたを使って

「自分の自己重要感を満たしたいだけ」なので

あなたがその人に100%応えても

もっと認めさせたくて、さらに

マウンティングをしてきます。

 

必要なのは

  • 自己重要感
  • 自己愛
  • ボイレコ

を、ポケットに忍ばせておくこと、なのです。

 

 

「自己重要感」と「自己愛」と「ボイレコ」?

 

マウンティングしてくる人は、年下で、かつ、

「自分と似た「自己重要感」が低そうな相手」を

狙ってきます。

 

ということは(申し上げにくいのですが)

マウンティングされている方(あなた)自身も

「自己重要感」が低い

というパターンが多いのです。

 

なので。

 

カウンセリングでご相談を受けた場合は

「その先輩にどのように対応すればいいか」

を学びつつ、それ以上に

「いかに自分の自己重要感を高めるか」

ということを一緒に考えていきます。

 

「自分が「何をしたかしなかったか」ではなく

自分が「今あること」自体に価値がある」

 

「「価値がない」と思い込んだ過去が間違い。

認められなかったとしても、そんな自分にも価値はあった」

 

こういったことを理解するためのワークを重ねます。

 

「自分で自分のことを重要と思える」

ようになれば

「自分で自分のことを大切に思う」「自己愛の気持ちを持つ」

というステップに進みます。

 

そして。

「たとえ自分が誰かに理不尽な行為をされても

それで自分の価値は何も変わらない。

自分は今存在しているだけで価値がある」

 

と信じられるようになってから。

 

マウンティングを取ってくる上司に呼ばれたら、

ポケットに忍ばせた『ボイスレコーダー(ボイレコ)』の録音ボタンを押すのです。

 

 

自己重要感を他人に埋めさせようとする相手に従うな

 

自己重要感を他人に埋めさせようとする相手に

自分の人生の時間を預ける必要などありません。

 

あなたには

  • 自己重要感
  • 自己愛

を自分で満たす、という大切な課題があるのです。

 

そんな相手に、あなたの貴重な人生を

何年も何十年も捧げるよりも。

 

半年間。

自己重要感と自己愛を満たすワークにチャレンジしてみてください。

 

人生を変えていくためにも。

 

 

 

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