愛着スタイル別「夫婦関係改善法」|「同じ喧嘩を繰り返す」理由とは?別れる前に読んで!
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夫婦間で起きるトラブルを愛着スタイルの観点から解説した記事は、実はあまり見当たりません。
- 「夫婦問題 相談」
- 「離婚 したくない」
- 「夫婦関係 修復 方法」
- 「別居 離婚 回避」
などで検索すると出てくるのは「最終的に協議離婚を勧める弁護士や法律相談のサイト」ばかり。
でも実際には、
「離婚したいわけではない。でも、このままではもう限界」
「いくら調べても結局弁護士サイトや離婚を勧めるようなSNSにたどり着いちゃう。やっぱり離婚しかないのかな…」
と悩んでしまっている方が多いのではないでしょうか?
そんな方のためにこの記事を書きました。
この記事では、
「別れずに関係を立て直したい」
「愛着スタイルをお互いが理解すれば、夫婦の問題が解決できるかも」
と悩んでいるあなたのために、
夫婦間のすれ違いが生まれる仕組みを愛着スタイルの観点から解説し、もう一度夫婦が力を合わせて問題を克服していく方法をお伝えします。
すぐに「離婚」「別居」という結論を出す前に、この記事を読んでもう一度、ふたりでやり直す方法を模索してみませんか?
なぜ夫婦関係で愛着スタイルが強く出るのか
愛着スタイルは、恋人同士のころから影響していますが、結婚後にさらに強く出やすくなることが圧倒的です。
その理由は、夫婦関係が「逃げられない」前提の関係だからです。
恋愛中は、すれ違いが続けば別れるという選択肢がある。
でも結婚後は、子ども・住まい・経済・親族関係が絡み合い、簡単には距離を置けない。
逃げ場のない関係の中で、幼い頃に形成されたパターンが、より強く、より固定的に出てくる。
それが、夫婦間のすれ違いが「なかなか変わらない」理由のひとつです。
(ここから先は、おふたりの愛着パターンを理解している前提でお話を進めます。
愛着スタイル全体の解説はこちらの記事、自分のタイプを確認したい方は無料診断もご利用ください)
ここからは、夫婦間で最も多いすれ違いのパターン
- 不安型×回避型
のご夫婦の事例を中心に、その他
- 不安型×不安型
- 回避型×回避型
についても語ります。
「混乱型は書かないの?」と思われた方。ものすごく勉強なさってますね(脱帽)
混乱型は「不安・回避」がランダムに出てしまうパターンなので、これから紹介するすべての事例を読み込んで「ご自身の特性」をつかんでいただく必要があります。
なので全部のパターンが「自分に関わりがあるはず」と思って読み込んでくださいね。
回避型の夫×不安型の妻(またはその逆)
夫婦カウンセリングの現場で最も多く見られる組み合わせです。
不安型の方は「もっとそばにいてほしい」「ちゃんと話を聞いてほしい」という方向に動く。 回避型の方は「少し放っておいてほしい」「自分のペースを乱されたくない」という方向に動きがち。
付き合っているころは
「落ち着いていて頼りになる」
「積極的に関わってくれる」
と感じていたものが、結婚後に「冷たい」「重い」という言葉に変わっていく。
家事や育児を任せっきりにする夫。
すぐにキレて文句を言う妻。
笑顔が減り、残業だ、付き合いだ、接待だ、と言って家に帰りたがらなくなった夫。
電気の消し忘れや洗濯物の干し方を口うるさく言う妻。
お互いが
「なんでこんなこと、いちいち言わなきゃ(やらなきゃ)わからない?」
と思いはじめてはや数年…。
会話が減り、団らんも減り、子どもが自分たち夫婦を見てオロオロしている状況が続き…。
そして「結婚生活は我慢の連続」などという言葉に真実味を感じはじめてしまう。
心当たりはないでしょうか?
もうムリ。ここでダメなら別れよう。そう思ってました
当カウンセリングに来られたYさん(40代・仮名)は、15年間この(不安型×回避型の)組み合わせで苦しんできた方でした。
「話しかけると夫がスマホを見る。それだけで「また無視された」と思って、感情的になってしまう。 夫は「またか」という顔をして黙り込む。 この繰り返しが、もう何年も続いています。」
Yさんの夫は回避型の傾向が強く、感情的なやりとりが苦手でした。
スマホを見るのは「逃げている」のではなく、強いストレスへの無意識下の防衛反応だったのです。
でもYさんには、それが「拒絶」に見えていた。
「夫が悪いわけでも、私がおかしいわけでもなかった。 2人のパターンがぶつかっていただけだと分かったとき、少し息ができた気がしました。」
カウンセリングを経て、Yさんは「感情的になる前に、一度立ち止まる」練習を始めました。
夫も「妻が不安になっている」「本当は怒りたいんじゃなく、ただ怖かったんだ」という見方ができるようになり、少しずつ会話が変わっていったといいます。
不安型×不安型の夫婦の場合
どちらも「見捨てられるかも」という不安を持っているため、最初は「この人はわかってくれる」という強い共鳴が生まれます。 同じ痛みを知っているからこそ、誰より深くつながれる感覚がある。
でも、関係が深まるにつれて問題が出てきます。
どちらも相手の反応にとても敏感なため、片方が少し距離を置くと、もう一方が強く反応する。 その反応にまた片方が傷つき、さらに感情的になる。
感情の波が連鎖し、小さなすれ違いが大きな衝突に発展しやすいのがこの組み合わせの特徴です。
仲直りはできる。 でも、しばらくするとまた同じことが始まる。
「また繰り返してしまった」という疲弊感が積み重なり、「この人といると消耗する」という感覚につながっていくこともあります。 お互いに悪くない。ただ、2人の不安が共鳴してしまっているのです。
回避型×回避型の夫婦
一見、最も穏やかに見える組み合わせです。
お互いに干渉しない、されない。
自分のペースを乱さない。
表面上はとても穏やかで、落ち着いた関係が続きます。
でも、数年・数十年と経つうちに
「この人と本当につながれているのか」
「ふたりでいる意味はあるのか」
という空虚感が出てきやすい。
感情のやりとりが乏しく、よく考えれば深い話をしたことがほとんどない。
「何も言わなくても察してくれていると思っていた」
というすれ違いが、じわじわと関係を形骸化させます。
「家族というより同居人」という言葉が出てくるのは、この組み合わせに多いケースです。
喧嘩はしない。でも、つながっている感覚もない。
どちらも感情を出すことへの抵抗があるため、「関係を変えたい」とさえ言い出せないまま、時間だけが過ぎていく—。
そして突然「別居」「離婚」という決断につながる。
お互い理解し合ったうえでの「円満な〇〇」という体(てい)にはなっているけれど、でも
「長年夫婦やってきたけど、結局わかりあえなかった」
という思いはくすぶったままで、回避型の人生が続いてしまう。
そういう夫婦も少なくありません。
愛着スタイルが理由で「同じ喧嘩を繰り返す」
夫婦喧嘩の多くは、表面上は「家事の分担」「お金の使い方」「子育ての方針」などがテーマです。
でも実際には、その下にある「見てもらえない」「大切にされていない」「わかってもらえない」「近づいたらもっと嫌な思いをする」という感覚が、繰り返し刺激されているだけのことが多い。
テーマが変わっても、同じパターンで喧嘩になる。
それは、愛着スタイルから来る「感じ方のクセ」が根っこにあるからです。
表面の問題を解決しようとするだけでは、また別のテーマで同じ喧嘩が始まります。
離婚を考える前に、知ってほしいこと
「もう限界」と感じているとき、相手を変えようとするのが最も難しいアプローチです。
(相手を責めて反省させ、変えさせようとするのは最もやってはいけない”悪手”と言えます)
「じゃぁ、相手はそのままにして、自分が反省して変われ!って言うの?!」
「相手の信じられない態度を黙って見過ごせ、というの?!」
という声が聞こえてきそうです。。。
でもそうではありません。
愛着スタイルを理解して「相手の行動の意味の解釈」を見直してみるだけで、夫婦関係が改善へと大きく動き始めることがあるのです。
「また無視された」ではなく「この人は今、感情のやりとりが怖くなっているのかもしれない」。
「また責められた」ではなく「この人は今、見捨てられ不安が出ているのかもしれない」。
解釈が変わると、反応が変わる。
反応が変わることで、相手の出方も少しずつ変わっていきます。
しつこいようですが、これはどちらかが「我慢すれば済む」ということではありません。
お互いのパターンを理解した上で、2人で少しずつ関係を育て直していくことが大事なのです。
夫婦カウンセリングは、その「育て直し」を一緒に行う場です。
「離婚を止めるための場所」でも、「どちらかが正しいと証明する場所」でもありません。
お互いの愛着スタイルを理解してからの判断なら、きっと正しい
それでもどうしても無理、という場合もあります。
愛着スタイルはわかった。相手のパターンも理解できた。
それでも、お互い傷つけ合いすぎた。もう一緒にいることが苦しい。
そういう判断は、間違っていません。
実際に当カウンセリングでも、カウンセリングを経て離婚・別居という選択をされたご夫婦もいらっしゃいます。
「カウンセリングを受けたのに離婚した」のではなく、
「カウンセリングを受けた上で、自分たちにとって最善の選択をした」のです。
そして、カウンセリングを受けたご夫婦たちには、このあとの人生で大きな違いが生まれます。
カウンセリングを受けて始まる新たな人生
それは、自分の愛着スタイルを理解した上で、次の人生を歩み始めることができる、という点です。
離婚後の「次の出会い」でも、再婚でも、新しい人間関係でも。
「なぜ自分はこのパターンになるのか」
がわかっている人と、わかっていない人では、関係の作り方がまるで違ってきます。
「もう無理かもしれない」と思っていても、カウンセリングを受けてみることには意味がある。
関係を続けるためだけでなく、どんな選択をするにしても、自分を知ることは必ず次につながるのです。
夫婦関係の悩みも、LINEでご相談ください
「うちの夫婦の組み合わせについてもっと知りたい」
「具体的にどうすればいいかわからない」
そう思った方は、LINEでメッセージをいただければ、できる範囲で「次に取れるステップ」についてお答えします。
ご要望が多いテーマについては、順次記事にしていく予定です。
まずご自身やパートナーの愛着スタイルを確かめたい方は、こちらの無料診断からどうぞ。
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