誰がどう思おうと自分は自分
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自分が大切に思っていることを否定されたり、
頑張ったこととは全然違う角度からダメ出しされたりすると、
結構なレベルで落ち込んだり引きずったりするものです。
それが信頼していた相手から否定された場合、
落ち込み度合いはならなおのこと。
あまり深い関わりのない人からの言葉なら
無視したり受け流すことができても、
自分にとって心を許している存在から、
思いもよらぬ否定をされたりすると、
そこから立ち上がるのに時間がかかったり、
場合によっては一生引きずってしまうので注意が必要です。
自分にとって心を許している存在とは
自分にとって心を許している存在とは、
人によってそれぞれ違いはありますが
「親」や「師匠」「親友」
がそれに当たるかと思われます。
「全然なってない」
「そんなことを今までやってきて、誰からも何も言われなかったの?」
「あなたのためを思って言ってるのよ」
こういうことを言われてしまうと、
相手の言うことを全部真に受けてしまって、
自分の否を認めてしまうかも知れません。
でも、それって、実は…
「師匠」や「親友」を気取った「支配者」が、
あなたを自分の言う通りにコントロール
したいがゆえの言葉なのかも知れないのです。
それ、モラハラです
実際、当カウンセリングにも、
「会社の上司が毎日30分以上
「自分がいかに配慮が足りないか」を
微に入り細に入り指摘してきて、
まったくもってその通りだと思ってしまう。
こんなダメなクズを育ててくれようと、
懸命に指導してくださってる上司に応えるためにも、
こんなダメな自分を直したい」
とおっしゃってカウンセリングに来られた方もいました。
これは、客観的にみると「モラルハラスメント」という行為です。
モラハラを受け続けて、自信剥奪状態にあるのです。
上席者が後輩や部下に対して
一方的にダメな点を並べて指摘し続けるのは、
決して健全な状態ではありません。
しかも毎日とか顔を合わせる度…などは
論外としか言いようがないモラハラ行為です。
でも、それがモラハラとも気付かないまま
「自分が迷惑かけてるからいけないんだ」
「悪いのは自分だからなんとかしなきゃ」
と思い込んでいるという場合もあります。
こんな関係になっている場合、まず大至急着手することは
「ご相談者のミスを減らして、迷惑をかけないようにする方法を一緒に考える」
…のではなく。
「その上司との誤った関係を修正していくこと」
が何より大切なのです。
世の中の人は何とも言えば言え
「世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る」
これは坂本龍馬の辞世の句と言われています。
たとえ誰がなんと言っても
自分のやることや信念は自分にしかわからない。
誰かに口出しされたからと言って
いくらその意見が正しいと感じられるからと言って
支配されて言いなりになることはおかしいのです。
ですが、結構な頻度で、自分の想いを
他者から否定されたり指定されたりして、
思った通りに生きることができない人は
少なからずおられます。
どのようなタイプの人が
他者に支配されやすいかを見ていくと
あるパターンが見えてきます。
言いなりになる人の背景
他者に支配されやすいパターンには
いくつかのタイプがあります。
大きく分けると2つ。
- いい人タイプ
- 気丈に見えるタイプ
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
言いなりになる人のタイプ① いい人タイプ
いい人タイプは、カウンセリングに来られても
笑顔で明るく話し始める方が多いです。
自分の悩みは大したことがないのに
こんな風にカウンセラーの先生に迷惑をかけて申し訳ない、
お忙しいのにこんな自分なんかの悩みに時間を割かせて申し訳ない、
終始こんな態度を取る方が結構な数いらっしゃるのです。
カウンセリング中にも自己開示しながら何度も泣かれたりするのですが
結果的には毎回
「こんな自分で申し訳ない」的な流れになっていきがち。
そういう部分に入り込んでいって
「是非あなたにご指導いただきたいです。お願いします」と言わせ、
できない点をあげつらっては厳しく指摘し
「あなたのためを思って言ってあげてる」
「ここまで言ってくれる人こそ大切な存在」
と感じさせて、支配していく、というパターンが多いのです。
言いなりになる人のタイプ② 気丈に見えるタイプ
周囲からは気丈でしっかり者と思われているのに
その人に対してものすごい支配をかけて
その気丈な人を言いなりにしてしまう人もいます。
まさに「教祖さまタイプ」で、
「おいそれとは信じないぞ」的な人をいともカンタンに信用させてしまう
という雰囲気がある人です。
特徴的なのは、
「できない誰か(いけにえ:スケープゴート)を作り出し」
「「ああいう人にはなっちゃいけない」「明日は我が身」と感じさせ」
「恐怖と尊敬でコントロールする」
というもの。
大切にされてる間は、理想的な親のように愛され
不要と思われてしまうと冷淡な扱いを受けてしまう。
そんな転落を味わいたくないために、言うことを聞いてしまう、という
まさに「気丈で」「能力があって」「エリート意識が強い」人が
意外と支配されやすい場合があるので注意です。
どちらのタイプも奥深い部分では「自信がない」
いい人タイプも、気丈に見えるタイプも
奥深く探っていくとどちらも
「自分に自信が持てない」
という点では共通しています。
自分に自信があれば、他者から支配的な言動を受けた瞬間、
「?これはおかしいんじゃないか?」
「自分がこんな風にまで言われる必要なんてない」
というところにさっさと気づいて
距離を取ったり、
その人や組織との関係を断ち切ったり、
内心では舌を出しながらも従ったフリをしたり、
などの対応も可能なのでしょうが
「自分が悪い」
「自分が迷惑をかけている」
と本気で信じてしまうと、この関係に引きずり込まれてしまいがち。
カウンセリングで行うこと
カウンセリングで行うことは主に
- 愛着問題(主に親子関係の問題克服)
- 愛と所属の問題
- 支配とコントロールの仕組みについて
- 物理的距離が取れないかどうかの相談
- 自己承認の方法について
これらのことを行っていきます。
(ご相談者の状況によって内容は変化します)
まずは今、ご自身が「支配関係にある」ということを
しっかり理解した上で、
「そこ(支配関係)から物理的・精神的にも離れ」
「愛着のワークを行うことで「自分の価値を認めない存在」と決別し」
「自分が積み上げてきたことを1つずつ認めていく」
という作業を行っていくことで、小さな自信を積み重ねていきます。
あなたはあなた。誰からも自信を奪われるいわれなどない
あなたはあなたです。
あなたの人生の舵取りができるのは、あなたしかいないのです。
今、もし。誰かとの関係で
「自分以外の人からの強いアドバイスや命令が断れずに悩んでいる」
ということがあれば。
迷わずすぐにカウンセリングをお受けください。
1日遅らせればその分さらにあなたの自信は剥奪されていってしまいます。
ふと気づいたときに、メンタル的にどうしようもなくなる前に。
支配関係から離れるワークを積極的にお受けください。
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