「学校行きたくない②」勉強に興味を持たせるためにどうしたら?
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ちょっと前に
という記事を書いたんですが、それ以降
「子育てで悩んでいる」
というお子さんの声が聞こえてくるようになりました。
【関連記事】「学校行きたくない」親はどうしたら?
「どうして学校へ行けというの?」混乱する子どもたち
実際のカウンセリングの現場で相談を受けたのが
「小3の娘が
「私がコロナにかかったらママは困る?」
と聞くので
「もちろんよ。絶対あなたにはかかって欲しくないわ」
と答えたら、
「じゃぁどうして「学校行け」って言うの?」
と聞かれて、何も答えられなくなった」
というものでした。
この質問を受けて、小学校3年生の9歳のお子さんに
わかりやすく、かつ、納得してもらえる説明が
できる人っているのでしょうか…?
お子さんは正しい
前回の記事にも書きましたが
「学校が再開されたら行きましょう」
「段階的に解除していくんです」
「経済活動を含め、日本を元に戻していきます」
「これからはウィズコロナの時代」
「第二波が来るのも覚悟の上で…」
というのは、あくまでも
『オトナの理論』です。
そして、つい先日までは
「外に出ないでおうちで過ごそうね」
「外にはウイルスがあるから触らないようにしようね」
「ママもパパもあなたが感染したら辛いから」
と言ってたパパやママまでもが
「来週から学校へ行ってね」
「みんなも行くからね」
「これ以上遅れる訳にはいかない」
「夏休みもナシよ」
と言い出し、
まだ治療法が見つかっていないウイルスが
どこにあるかわからないのに行かせようとするー。
これが冒頭にも書いた
「コロナにかかったら困ると言うのに
どうして学校へ行けと言うの?」
という質問につながるのです。
お子さんは正しいのです。
何も間違っていないのです。
お子さんが学校へ行きたがらないとき、どうすればいいか
改めて、私はこう提言したいと思っています。
- まずはお子さんの気持ちを最優先に
- 無理に行かそうとせず、お子さんの判断も聞き入れる
- 自宅でも学習できるシステムを構築し
- 出席したかどうかによる評価はしない
こういう流れを作っていくことが大事だと考えています。
もちろん
- 遅れて学校へ行ったらいじめられたりしないか
- 学力の遅れが出ないか
- 親は働きに出ないといけない…給食等の食事はどうしたら?
こういう問題も出てくるので、簡単に一律で
「在宅もOKとしましょう」とは言えないのが現状とは思いますが
今このタイミングで
子どもが納得しない形のまま
無理に従わせるようなことをすれば
いつかやがてメンタル的な不調を訴える子が
続出しかねない状況だ、と私は危惧しています。
お子さんの学力低下を少しでも防ぐために
子どもは勉強嫌いだと思われている方も多いですが、
私は決してそうとは言えない、と思っています。
なぜなら、
- 大好きなゲームの攻略本は、しっかり読み込むし
- Youtubeやインスタ等の情報にはちゃんと興味を示すし
- 「自分にもできる」と思ったら、興味を持って取り組むし
- 褒められたらやる気になって創意工夫を始めるから
です。
不登校問題にも強く、訪問型のカウンセリングでも
成果を挙げているのですが、彼はまず
「お子さんが興味を持っているものに
自分も興味を持って一緒に楽しむ」
というところからアプローチしていく、と言います。
お子さんが興味を持っていることに
オトナも興味を持ち、一緒に楽しんで
その子の凄さを認めていくうちに、
やがて子どもは
自分が興味を持った世界は、実は
オトナが生み出していて、自分も
勉強すれば、もっとすごい世界を
作り出せることに気付いていきます。
ここを引き出していくことが
新しい学習意欲を創造することにもつながるのです。
勉強に興味を持ってもらうコツ
子どもが夢中になっているもの…
例えば「あつまれ どうぶつの森(あつもり)」などが
今人気、ですよね。
ゲームを作るのにも
- プログラマー
- シナリオライター
- 音楽家
- デザイナー
- 声優
等、たくさんのお仕事が集まってひとつのソフトを作り上げています。
当然、プログラミングの知識や
英語力や単語力、幅広い知識や
音楽やデザインのセンス、
膨大なデータをテストする根気
等、さまざまな能力の結集が必要です。
こういう人たちが、小さい頃から
いっぱいゲームしたり芸術に触れたりしながら
学び続けた結果、
最高に面白いゲームを生み出してるのです。
「こんなに好きなんだったら、将来君もすっごいゲームを生み出す人になるかも知れないね」
「こんなに好きなんだったら、将来君も世界で活躍できるプレーヤーになれるかも知れないね」
こんな角度でオトナから話してもらうと
「どうやったら自分もそういう仕事に就けるのか」
を考え始める子どもだっているはず。
そして、将来こういう仕事に就くためには
英語力・国語力を始めとするさまざまな
知識が必要なのに気づくかも知れません。
こういう角度から勉強に興味を持った子は強いです。
ゲームを「やめなさい!」といくら言ってもやめない子が
たくさんいるように
勉強を「やめなさい!」と言っても、隠れて勉強を
してしまうような子どもが増えるかも、なのです。
将来「ゲームをする側」から「作り出す側」になって
活躍したいと思えば世界観は大きく変わります。
「ゲームはくだらない遊びだ」「時間の無駄だ」と
思ってしまう気持ちはわからないでもないですが
ひょっとしたら
「幼いうちからゲームに触れておくことで
将来有能なプログラマーとして活躍できるかも」
という角度からお子さんのことを見てみるのも
素晴らしいことだと思うのです。
今、どうしても外に出にくい時期です。
「ただゲームだけして遊んでる」という考えから
「未来に向けて学んでる」という流れを作っていけたらいいですね。
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