「幸せ」か「不幸」かは自分の意思で選べる
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なにか出来事があったとして、人は
「幸せ」か「不幸」かを脳内で
瞬時に選択し、決定します。
「幸せ」を選べば、心も身体も
幸せな方向へ向かいますし、
「不幸」を選ぶことに決めれば
どんよりした気分になっていくのです。
今回は、
「人はどうやって【幸・不幸】を選択しているか」
「【不幸】の選択からの脱出法」
についてお伝えします。
この記事を読むことで
- いつも不幸な気分に浸りがちな自分から開放され
- できる限り幸せを選択できる人生に変える方法
を身につけていただければ嬉しいです。
人は自分で【幸か】【不幸か】を選んでいる
ある(同じ)状況に立たされたとき、
人によっては
「なんて不幸なんだ。もうどうしようもない。詰んだ…」
と思う人もいれば、
「ここからどうやったら抜け出られるか。。。」
「今までもなんとかしてきたんだから今度も」
「自分だけでなく仲間もいる。きっとうまくいく」
と思う人もいます。
これは、後者のような
「どうやって改善していくか」を考えている人が
「偉い」ワケでも「優れている」ワケでも「正しい」ワケでもありません。
もっと言うと、前者の「不幸を感じる」人が
「劣っている」ワケでも「間違ってる」ワケでもないのです。
「幸せ」を感じるのも「不幸」を感じるのも同じ行動
実は「幸せ」を感じるのも、「不幸」を感じるのも
何か出来事(刺激)が起こるたびに
「どう反応するかを決めている」
という点では同じです。
「不幸な出来事が起こったから悲しむ」
ということに、人は何の疑いも持たずにいますが、
厳密に言うと
- ある出来事があって
- 「これは不幸だ」と反応しよう、と自分で選択して
- 不幸な思考、表情をしていくうちに
- 本当に不幸な気分になる
という流れを「瞬時に」行っているのです。
幸せを選ぶと決めている人、不幸を選ぶと決めている人
例えば、
「約束していた時間に相手が来なかった」
という出来事があったとしましょう。
ここで、不幸を選ぶクセがついてしまっている人は
- 自分は大切にされてない
- その程度の存在だったんだ
- 私何か悪いことしちゃったんじゃないかな
- こんな感じだったら将来もうまくいかないな
などと無意識に「不幸な理由」を探しはじめて
落ち込んだり怒ったりしていきがちですし、
出来事は出来事として、その中で幸せを探そうと思える人は
- ま、いつか来るだろう
- こういうときのために本を持って来ておいてよかった
- 音源でも聴いて勉強しようかな
- 次待ち合わせするときは、本屋とかもいいかも…
と考え始めるのです。
思考は「こういうときにどう思うか」をあらかじめ
決めている通りに動いていく、のです。
「罪悪感コントロール」を受けた人は「不幸」を選びやすい
改めて。
「不幸を感じやすい人が悪い」と言ってるワケではありません。
不幸を感じやすい人には、そうなってしまった環境があります。
不幸を感じやすい人は
- 幼少期から、何かにつけて「自分のせい」にさせられた
- いつも自分が謝ることで家族の問題が解決していた
- 自分が楽しんでいたら、なぜか家族がつまらなさそうな顔をした
- 自分が不幸そうな考え方をしていれば、なぜか家族がうまくいった
- 自分が罪悪感を感じて謝ってさえいれば、相手は落ち着いてくれた
などの経験をしてきていることが多いもの。
自分が「罪悪感」を感じるようにすれば
家族や周囲がうまくいくのだ、と
意識的にも無意識的にも思い込んでいるのです。
「不幸」を選んだ自分に「待った」をかける
でもそれは違います。
あなたが「不幸」を選べば丸く収まるだとか、
「自分が悪いと思っていればなぜか安心する」というのは
(昔はともかく)今はもう手放していい考え方のはずです。
出来事に対して、どう反応するかは
自分で選べるのです。
そして。
不都合な方を無意識に選択してしまった自分がいたとしても。
あとから「待った」をかければいいのです。
「幸せ」を選び直そう
あなたは「幸せ」を選択していいのです。
あなたが「不幸」かどうかは
あなたが「不幸である」と認定しない限り
確定しないのです。
(よくこういうことを言うと
「じゃぁ吉野さんは、自分の大切な家族がこの世から居なくなっても「幸せ」を選択できるのですか?」
「全財産を失ったとしても、笑っていられるとでも?」
というような『超極端な事例』を出してきて、論破したような気持ちになる方もおられますが、それは違います。
「悲しいときに悲しむな」とか「不幸なときに「幸せだ」と言い切れ」などと言ってるワケではありません。
不幸だと感じたときには思いっきり悲しめばいいのです。
ここで言いたいのは
「なんでもかんでも「自分が悪い」「自分は不幸だ」と言って片付けようとしないで」
「見直してみたら、中には「学びになった」「あの過去があるから今は幸せだ」と言えることもあるかも」
と考えていきませんか?という話なのです)
訓練された「不幸ぐせ」は、新たな訓練で書き換えられる
過去の人生で
「何事も不幸なことと受け取ろうとする習慣」
が身についていたとしたら。
それはあなたのせいではありません。
そう思い込ませるに至った環境が大きく影響しています。
そして。
- その習慣に「嫌気(いやけ)」がさして
- 「もう抜け出したい」と強く望めば
「何事も不幸なことと受け取ろうとする習慣」からは
抜け出ることは可能です。
今までの思考グセも「訓練」の結果、身についたのだから、
新しい訓練をすることで、書き換えていくことは可能なのです。
自分の身に何が起こるかではなく、
それにどう反応するかが重要なのだ。
(スティーブン・R・コヴィ:7つの習慣より)
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