【やってはいけない】家族にカウンセリングを受けさせたいときの注意点

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「子どもが不登校になったからカウンセリングを受けさせたい」

「主人がACだと思うので受けさせたいんです」

 

すみません。

 

こういうのって、まずうまくいきません

 

結論的なことから言うと

「カウンセリングは「必要だと感じた人」に効く」

のです。

 

 

【結論】カウンセリングは必要だと感じた人にしか効かない

 

私(AC克服カウンセラーの吉野)のところにも

大体、年に7~8件程度、

 

  • 子どもが不登校になったので、子どもにカウンセリングを受けさせたい
  • うちの主人がACなので(妻の私が)代わりに申し込みました
  • 当日とにかく連れていくので、家族に話をしてやってくれ
  • 毒親になんとか言ってやって欲しい
  • 妻には話をしておくので当日はよろしく

 

的な申し込みをされることがあります。

そして、そのほとんどがうまくいきません。

 

いくら問題に感じている方がお金を負担して

カウンセリングを受けさせようとしても

本人が問題に感じていなかったり

他者が介入することに抵抗感を感じていたら

カウンセリングはほとんどうまくいきません。

 

(もちろん、問題だ、と指摘された方と心を通わせることはできます。

そして「あなたには何も問題はありませんよね」という話もできます。

そうすると、申し込んだ「あの人を変えて欲しい」という人が

とても残念な表情をされて、他を探されることになるのです)

 

 

当事者よりも「周りにいる人」

 

私はいつも強く感じています。

カウンセリングは

「問題に感じている周囲の人」から始めて欲しい、と。

 

それは例えば

  • 不登校になってしまったお子さんよりも、親御さんから始めて欲しい
  • メンタル的に落ち込んでしまった奥さんよりも、ご主人から始めてほしい
  • 自分の辛さをわかってくれない旦那さんよりも、奥さんから始めてほしい
  • アイツさえ変わってくれたら、と思うアイツよりも、あなた自身が受けてほしい

ということ。

 

カウンセリングは

「現状を変えたい」と思っている人が

受けることで効果を発揮するのです。

 

 

「受けさせたい」と思うならまずは「そう思ったあなた」から

 

先日もこんなお申込みを受けました。

(のちにキャンセルが入りました)

 

アダルトチルドレンの項目にほぼ全部当てはまります。

うちの主人にカウンセリングを受けさせたいと思って申し込みました。

主人の話を聴いて、なんとかしてやってください。

 

とりあえず日程だけ押さえられて

おそらく後日、ご主人に「行け」と言われたのでしょう。

 

(当然のごとく)ご主人が反発されて

「主人の同意が得られなかったのでキャンセルします」

とのご一報がありました。

 

こんなの(せっかく申し込んでくださった奥さまには申し訳ありませんが)

私からすると「当たり前だ」と思わざるを得ない結果です。

 

当方としても、一度ご予約でふさがった枠を

もう一度開放したり、

キャンセル了承メールを送り直したり

スケジュールを再調整したりと

結構な手間が掛かるのです。

 

 

本来は、

  • 問題に感じたのなら、まずは(この場合)奥さんが受けられるべきであり
  • もしもご主人に受けさせたいのであれば、まずは自分が体感してから、であり
  • 少なくともご主人の了承を得られてから申し込むべき

だと私は考えます。

 

 

 

カウンセリングを「受けさせたい」と思った時点で「奢り」

 

誰かにカウンセリングを「受けさせたい」などと思った時点で、それはその人の「奢り」です。

自分にとって不都合だから、カウンセリングを受けさせて「相手を変えたい」などというのは、本来すごく失礼なことなのです。

 

少なくとも、出会ってから相手と心を通い合わせて

少なくとも、双方同意の上で結婚されたのですから

 

その相手の同意も得ずに

「相手がACだからカウンセリングを受けさせたい」

「アイツが自分の思ってたのと違うから変えてやってくれ」

などというのは、その行為自体どうかと思います。

 

 

もしどうしても、というなら

まずはご自身がカウンセリングをしっかり受けてみて

 

  • カウンセリングというのは一体どのようなもので
  • どのような心の変化につながって
  • 自己開示する分、心にも結構な負担があって
  • でも乗り越えた分、心地よいものになれる
  • だからこの良さをパートナーにも分かち合いたい

 

という気持ちになれてこそ、

そこから話し合って、実際にパートナーにも

カウンセリングを受けてもらおう、という流れになるべきなのです。

 

「相手が間違ってるから相手を変えたい」

 

などというのは(どんな理由があれ)それは「奢り」です。

 

 

【結論】カウンセリングは必要だと感じた人にしか効かない

 

カウンセリングは

  • 自分で「変わりたい」と強く願った人
  • 変わるためには、第三者のアドバイスが必要だと思った人
  • 自分である程度判断して「この人なら(心が開けそう)」と思った人が見つかった

 

場合にのみ、効果が期待できるものだと思っています。

 

でも現実は

  • 子どもが不登校になったから、当事者の子どもに…
  • 主人がひどいから、主人に言って聞かせてやってくれ

というお問い合わせが、まれに寄せられます。

 

とても残念な話です。

 

  • 当事者よりも「周りにいる人」
  • 「受けさせたい」と思うならまずは「そう思ったあなた」から
  • カウンセリングを「受けさせたい」と思った時点で「奢り」

 

今日お伝えしたことを一度しっかりお読みいただいて

「まずは自分から」

という精神で、カウンセリングをお受けいただくことをお勧めします。

 

 

実際

  • 子どもに手を挙げる主人に困った奥さん
  • 子どもが不登校になり、困り果てた親御さん
  • 奥さんのひどい言い方に耐えかねたご主人
  • 夫婦生活に充実感が得られない奥さん
  • 毒親問題に悩んでしまったお子さん

 

からご相談を受けて、まずご本人から

カウンセリングをご体感いただくことで、

やがて家族全体の問題解決まで至った事例が

当カウンセリングにはたくさんあります。

 

(逆に「相手を変えたい」と思われた例ではうまくいった事例はほとんどありません)

 

もしも。

現状に問題を感jているなら。

 

まずは問題を感じたご本人が、

一度カウンセリングを申し込んでみることをお勧めします。

 

「あなたが悪いかどうか」

ではなく

「あなたが変えたいかどうか」

なのです。

 

問題解決は

「変えたい」という思いを強く持った人に、効果が出るのです。

 

 

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