夫が帰宅恐怖症?!別れる前に受けたい20のチェックリスト
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「妻が怖くて帰れない」
「別居したら快適で、家に戻りたくない」
夫婦問題解決カウンセリングをしていると
「帰宅恐怖症」状態になっているご主人が増えています。
この記事では
- 帰宅恐怖症とはなにか?
- なぜ帰宅恐怖症(帰宅拒否症)になってしまうのか
- 帰宅恐怖症にしてしまう妻の特徴とは?
- 帰宅恐怖症を克服し、夫婦関係を取り戻すために今すぐやること
についてお伝えします。
帰宅恐怖症とはなにか?
帰宅恐怖症とは、主に夫が
「家に帰るのが怖い」
「動悸や震えが出てしまい、何も言えなくなる」
「自分が衝動的に過激な行動に出てしまいそうで恐ろしい」
「別居したり、妻が実家に帰ると正直「ほっ」としてしまう」
こんな状況に陥ってしまう状況を指します。
このまま放置してしまうと別居や離婚へ一直線な状況になってしまいます。
なぜ帰宅恐怖症(帰宅拒否症)になってしまうのか
では、この帰宅恐怖症は何が原因で生まれているのでしょうか。
帰宅恐怖症は、複雑な心理的根源を持つ、意外と根深い問題です。
本来は外で疲れて帰ったあと、心も身体もくつろいで、安らぎを得て
翌日までに体力と気力を万全に整えられるのが家庭のはず。
なのにそれが根深い不安と恐怖の温床になってしまっているのは大きな問題です。
夫が帰宅恐怖症(帰宅不安症・帰宅拒否症)になってしまう
妻の特徴と夫の特徴をそれぞれ10項目(合計20項目)のチェックリストにしてみました。
帰宅恐怖症:妻の特徴・夫の特徴
帰宅恐怖症になってしまう夫の特徴とは?
帰宅恐怖症の問題を引き起こしてしまう男女には、それぞれ共通した特徴があります。
まずは下記のチェックリストをご覧になり、どれくらいご自身に当てはまるかを数えてみてください。
夫が自分の状態を確認するためのチェックリスト10項目
今、ご自宅はどうなっているかを調べるために、
まずはご主人が下記の問いに答えてみてください。
(夫の自己評価用のチェックリストとしてお使いください)
※できれば答えるのにどれくらいの時間が掛かったかも計測してください
- どちらかというと無口
- 名指しされない限り(自分に関連あるとわかっていても)返事しない
- 質問されたとき5秒以上黙ってしまうことがある
- 子どもの頃は(母や姉、妹などが)よく喋る家族に囲まれていた、または家族全員が無口
- 自分なりに家事や育児を「手伝っている」つもり
- 他人が怒ると固まってしまう。何を怒っているのか理解が難しい
- 一家団らんとかあまりわからない。別にひとりでも生きていける気がしている
- 「今、どんな気分?」などの「ふわっとした(答えが何通りもある)質問」は苦手
- 結婚前は床やソファでゴロゴロしていても何も言われない環境だった
- 妻(や子ども)を愛していない訳ではないが「愛してるよ〜」と言ったこともない
まずはご主人が上記の問いに答えてみてください。
該当する項目が4つ以上あった場合や、答えるのに2分以上を要した場合、
夫婦問題を克服するためのカウンセリングがお役に立つ可能性が高いです。
妻自身が「帰宅恐怖症にしてしまう妻度」を確認するためのチェックリスト10項目
妻が自己評価するためのチェックリストです。
- 周囲から「気が強い」と言われるが「ただ混乱しているだけ」だと思っている
- 愚痴や不満が言える相手がいない(または極端に少ない)
- 本当は臆病で現状の生活が壊れてしまうことが怖い
- 自分の思った通りに進まないと不安に駆られてしまう
- 自分の訴えを夫は聞いてくれず一人ぼっちだと感じる
- 夫が無反応すぎるため、夫の発達障害を疑ったことがある
- 妻自身が「カサンドラ症候群になっているのではないか」と感じたことがある
- 家事や育児を主人がやってくれても満足できず、結局は自分でやろうとしてしまう
- 自分だけが世間から「取り残された感」がある
- 誰も自分に「優しくしてくれない」と感じて悲しくなる
いかがでしょうか?
4項目以上該当する場合、夫婦カウンセリングを検討してみてもいいかも知れません。
帰宅恐怖症は”妻だけ”が悪いのか?
多くの場合、夫を帰宅恐怖症に追い込んでしまう女性は、
一見すると非常に支配的で、夫に対して過度に批判的であるように見えます。
また、夫に対する要求が多く、夫がすべてを完璧にこなすことを期待する
(例えば「夫が洗った食器をチェックしたり、洗い方を遠くから見ていて
全部あとからやり直したり、やり直させたりする」などの)場合もあります。
ただ、この状況だけで
「鬼嫁だ」「妻の方が悪い」「我慢や感謝が足りない」
と責めてしまうのは問題だ、と夫婦問題克服カウンセラーの吉野は考えています。
夫を帰宅恐怖症に追い込んでしまう女性は【鬼嫁】なのか?
夫が帰宅恐怖症に似た症状を引き起こしてしまう場合、
(特に弁護士事務所などの離婚相談サイト上では)
「妻に問題がある」
的な雰囲気で記事がまとめられているものが多いです。
ですが夫婦問題を多く扱ってきている心理カウンセラーからすると
夫は
- 回避性愛着障害の疑い
- 想像(CD)型でコミュニケーションが苦手
- アスペルガー(ASD)症候群の疑い
があり、また、妻には
- 幼少期の愛着問題に傷を負っている可能性
- 感情(EO)型で優しさに応えてほしい、感謝されたいタイプ
- カサンドラ症候群に陥っているパターン
が考えられます。
結婚前の二人は
夫は「こんなに尽くしてくれる人ならありがたい(楽だ)」
妻は「こんなに怒らない人ならありがたい(楽だ)」
と思って結婚している可能性が高く、
結婚前に少しだけ感じた不満点、例えば
夫は「まぁ少し「なにかする度に「どう?」って聞いてくるのは面倒だけど「うん」って言ってりゃいいか」
妻は「あまり感情は出さないけど、きっとシャイなのね」
を考えないようにして結婚生活を送ってきた可能性があるのです。
帰宅恐怖症を克服し、夫婦関係を取り戻すために今すぐやること
夫の帰宅恐怖症を克服し、夫婦関係を取り戻すために大切なのは
- どちらかをワルモノにする感情から離れ
- お互いの傷を癒やし
- 双方が歩み寄る
というステップを「カウンセラーという第三者が中に入って取り持つ」方法が最も効果的だと考えています。
離婚や別居を考える前にカウンセリングを
離婚や別居を考えている夫婦は、思い切った行動に出る前にカウンセリングを検討することが大切です。
パートナーが帰宅を嫌がり、問題が悪化しているようであれば、
カウンセリングによって、恐怖症の原因となっている根本的な問題を探り、
関係を修復することを考えましょう。
また、カウンセリングは、二人の間の健全なコミュニケーション能力を高め、
より調和のとれた生活状況を作り出すのに役立つかもしれません。
帰宅恐怖症は、結婚生活や人間関係に大きな影響を与える現実的な問題です。
また「妻だけが悪い」「夫こそ問題がある」という一方的な原因探しよりも
根本的な原因を理解し、夫婦が問題を解決するための方法を見つけることが重要です。
改めて「夫婦間のコミュニケーションのあり方」を見直してみませんか?
離婚や別居を考えてしまう前に。
妻を「恐妻だ」、夫を「アスペだ」と決めつけてしまう前に。
お二人にできることはまだまだあるはずです。
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