自分は「迷惑な存在だ」と思ってしまう人へ
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メルマガ読者さまからご相談いただきましたので紹介します。
自分は「迷惑な存在」「めんどくさい存在」という刷り込みが強いです
そんなことない
分かってても
つい思ってしまいます自分はこんなんじゃないのに
とも思いますでも外にいくと勝手に反応します
人といるのがしんどく
自分が何が好きで何が嫌いとかも分からなくて人とも被害者的意識が強いので
本当に不要なことで苦しんでる
怒りを感じているなと思います。もうかれこれとても
長いです自分の意見などもどこまで言えば
良くて
それ以上言うと
少し煙たがられるとかも
線引きが難しいアドバイス頂きたいです
ご相談ありがとうございます。
この方のように、
- 根拠なく「自分は迷惑をかける存在だ」と思っている
- 自分の言動が「ひょっとしたら迷惑じゃないか」と考えてしまう
- 誰かが表情を曇らせた瞬間「やっぱり自分はダメだ」と思ってしまう
というご相談はとても多いです。
【アダルトチルドレン克服】の観点から、
「自分のことを「迷惑をかける存在」「めんどくさいヤツ」だと思う方」
へ向けて、メッセージを書いて見ようと思っています。
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自分は迷惑をかける存在?
今回のように、お便りくださった方の他にも
「自分は迷惑をかける存在なんじゃ…」
と、潜在的に不安な気持ちを抱えておられる方も少なからずおられるはずの
【自分は迷惑かけてるんじゃない?不安】。←今命名
こういう思いにとらわれてしまうと、常に
【迷惑じゃね?フィルター】←今命名
を装着して生きていくようになりがちです。
「迷惑かけてないかフィルター」を装着してしまうとどうなるかというと
- 朝、服を着ても「変に思われないかな…」
- 朝、挨拶しても「今ので良かったのかな…」
- 学校や会社で発言しても「誰かに変に思われてないかな…」
- 何か行動を起こそうとしても「迷惑にならないかな…」
- そのあとやっと行動を起こせたとしても「迷惑だったんじゃないかな…」
そして、ヘトヘトになって家に帰る。
家に帰ったら帰ったで親御さんから(直接、またはLINEで)
- 「みなさんに迷惑かけてない?」
- 「いいか、迷惑掛けちゃダメだぞ」
- 「余計なことだけはせんでくれよ」
と言われ…。
何をするにも「迷惑じゃないか」が基準になってしまう。
「迷惑かけてないかフィルター」を完全装着してしまうと
このような毎日を過ごしてしまうことになるのです。
親のひと言が「自分は迷惑をかける存在(かも)」と思わせてしまう
AC(アダルトチルドレン)克服カウンセリングをしていると
多くのご相談者が
「子供の頃からなんとなく「自分は迷惑をかける存在」だと思ってた」
とおっしゃいます。
そして、幼かった頃のご家族のお話を伺うと
- 気を遣わなければならない家族の存在
- 家族の仲を取り持つために頑張ったがうまくいかなかった経験
- 養育者の全員、または誰かが「不安」を漏らすことが多く
- 常に「迷惑をかけないように」生きるよう諭されて育った
というパターンが多いことに気が付きます。
親御さんは何気なく、そして正しいと信じて
「人に迷惑掛けちゃダメ」
と言ってお子さんを育てるのです。
でも、ただでさえ気をつけている子どもに向かって「迷惑掛けちゃダメ」と言ってしまうと、
【ただ怖くて何もできない存在】
【迷惑かけるくらいなら存在価値がないと思ってしまう子】
が育ってしまうのです。
【関連記事】機能不全家族から脱出するための3ステップ
「迷惑かけるな」は呪いの言葉
「いいか。人に迷惑をかけるんじゃないぞ」
というのは、ハッキリ言って「呪いの言葉」です。
- どこまでなら「迷惑」じゃなくて、どこからが「迷惑」かが明確じゃなく
- 定義があいまいで
- 方法論すらも提示されていない
という、「ワケのわからない指示」であり、
でも言っておくと「親っぽい発言」にはなるものの
言われた側は「ただ混乱してしまう」という言葉なのです。
もちろん。
「迷惑かけるな」「嫌われないようにしろ」「笑われるな」などという言葉を真に受けて生きていく必要はありません。
そんな曖昧(あいまい)な言葉を、自分のすべての行為に当てはめようなどとしなくてもいいんです。
「迷惑かけてなんぼ」で生きていこう
AC克服カウンセリングでは、過去になぜその方が
「そこまで「人様に迷惑かけちゃいけない」と思い込んでしまったのか」
ということを、深く掘っていきます。
ときどき
「そんなこと言われた覚えはありません」
と言う方もおられるのですが
「じゃぁ、もし自分が迷惑かけちゃったら、親はどんな顔をしたと思う?」と聞くと
「困った顔をすると思う」とか「泣かれました」
と言われます。
それってつまり、言葉では言ってないものの、非言語領域で「迷惑かけちゃダメ」と言われたに等しい、ということになります。
こうやって、小さなころから積み重なってきた
「迷惑かけちゃだめフィルター」が
大人になっていくにつれ、何百にも何千にも層が厚くなってしまい
気づいたら
「まともな呼吸すらできなくなってる」
状況に陥ってしまうのです。
こういったご相談者の「背景」に目を向けつつ、少しずつ
「迷惑掛けて生きても大丈夫」
というステップを少しずつ経験していってもらいます。
(主に系統的脱感作法や愛着のワークを使うことが多いです)
少しずつ「これって迷惑じゃなかったんだ」
「今まで迷惑だと思ってたけど、誰も気にしてないんだ」
「誰か気にする人がいるときだけ、ちょっと配慮すればいい程度なんだ」
「自分自身が「迷惑かける存在」だなんて思わなくていいんだ」
と感じていただけるよう、カウンセリングを進めていきます。
あなたは迷惑を掛ける存在なんかじゃありません
最近特にSNS等を始めとする
「顔が見えない存在からの中傷」
を気にして、常に「迷惑じゃないか」を気にして生きる方が増えています。
でも敢えて言いたいのは
「あなたは迷惑掛ける存在なんかじゃない」し
「仮にあなたが少々迷惑を掛けたぐらいなら、仲間は受け入れてくれる」し
「そこをあーだこーだ言ってくる人は仲間とは呼ばない」よ
ということです。
最初は「自分の人生の中で、たったひとり、このカウンセラーさんだけが「迷惑なんかじゃないよ」と言ってくれた」
としか思えないかも知れませんが、ワークを続けるうちに
「そっか。私が思うほど、人には迷惑かけてないんだ」
と思えるようになると、問題は解決に向かうのです。
「自分は迷惑掛ける存在だ」
と思ってしまう方は、ぜひ。
一度AC克服カウンセリングを受けてみてください。
そのままの思いを引きずって長年過ごすより、
思い切ってワークを受けて、自分を変える道を選択されることをお勧めします。
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