毒親克服カウンセラーオススメの本【母がしんどい】
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毒親克服カウンセリングをしているとき、
あるご相談者さんが
「吉野さん、こんな本ご存知ですか?」
と言われて(その当時知らなかった)すぐに入手して読んだのが
【オススメ本】母がしんどい(田房永子著)
という本。
マンガで描かれているので、すぐに読める本ですが、
この本を1冊読むだけで
- 毒親(毒母・毒ママ)と言われるのはどういう親か
- 愛がない訳じゃなく、距離感が不健全な親
- 「なかよし親子」と思われている家族も危険
- 親と離れて生活しても、そばで批判されているような感覚
- 大人になってから「自分を愛せない」ことに気づき、苦しむ感覚
の仕組みが理解できてしまう本です。
中身がネタバレにならないように注意しつつ、解説していきます。
毒親と言われるのはどういう親か
毒親(毒母・毒ママ)と言われる親はどういう親か?
それは、ひとことでいうと
- 子どもの気持ちよりも自分の気持ち(気分)を優先する親
と言えます。
専門的には「愛着障害」とか「執着」というのですが、
これは、世間的に見ると
「なかよし親子」
の方に多く見られる問題だと考えています。
毒親克服カウンセリングには
「子どもとは仲良しで、なんでも喋れる関係なんです」
と言われる、一見気さくな感じの親御さんと
「親に何を話しても結局は全部自分のせいにされた」
「親の愚痴とかいっぱい聞かされ続けて重かった」
「私の話は聞いてくれずに、全部親が途中で「ママだってね」と話を取っていった」
と言われる、AC(アダルトチルドレン)化したお子さんがお越しになります。
母がしんどいには、こういった様子が随所に出てきます。
愛がない訳じゃなく、距離感が不健全な親
もちろん(この本に出てくる)親御さんに、愛がない、とは言いません。
ですが、距離感が不健全なのです。
距離感が不健全、とは
- 親が感じた通りに子どもが感じてくれないとダメ
- 親が言った通りに子どもが従わないとダメ
- 親が知らないことを子どもが興味を持ったらダメ
- 親が嫌った相手は子どもも嫌わないとダメ
- 大人の愚痴「離婚したい」「死にたい」「仕事が楽しくない」などを子どもが聞いてくれなきゃダメ
- 親のメガネにかなった相手を連れてこないとダメ(友だち・親友・交際相手・結婚相手)
などという状態です。
そして、上記の「掟(おきて)」を子どもが破ってしまうと
とんでもないモラハラ(無視・悪口・罵詈雑言・家事放棄等)が起こってしまうのです。
「なかよし親子」と思われている家族も危険
母がしんどいに描かれているのは、一見仲良しな親子像です。
でも、幸せなのは「母親」だけで、子どもは生きづらさを感じています。
毒親カウンセリングにお越しになる方のほとんどが
- ひどい親(親の役割をなさず、金銭面や性的な面が奔放で、ややもするとネグレクト(※育児放棄)に近い行為をする)
- 虐待する親
- 罵詈雑言を平気で言う親
- なんらかの依存症になり、そこから抜けきれずにいる親
などについてのご相談なのですが、
私は正直なところ
「一見すると仲良し親子」にも
大きな危険性が隠れているのかも知れない、と考えています。
親と離れて生活しても、そばで批判されているような感覚
毒親克服カウンセリングに来られる方(お子さん)は、
- 「親と離れて暮らしているが、生きづらさが変わらない(どころか最近ひどくなった)」
- 「なにか判断するたびに「またそんなバカなことして」と親の声が聞こえる気がする」
- 「離れて住んでいるのに「親」と思うだけで「ドキっ」としたり、手足が震えるような感覚になる
ということを訴えられます。
親と離れて暮らすまでの約20年前後の年月が、
親の価値観で染まりきっていて、自分で判断できない顕著な例だと思っています。
大人になってから「自分を愛せない」ことに気づき、苦しむ感覚
上記のように「すべての価値観が親の価値観で染まっている」状態だと
(当然ですが)
- 自分の判断に自信が持てない
- 自分のことを好きになれない(愛せない)
- 自分のことを愛してくれる人のことが理解できない
- ひどい扱いを受けていてもそれに気づけない
- そして、すべてが「自分のせい」と感じてしまう
という状況に陥ってしまいます。
毒親克服カウンセリングやAC克服カウンセリングでは
これらの問題にひとつひとつメスを入れ、
「悪かったのはあなたじゃない」
「自信が持てなくなったのもあなたのせいではありません」
「これからはゆっくりと自分で選び、決め、受け入れられるようになっていきましょう」
「今日が一番人生で若い日です。ここからやり直しても全然大丈夫です」
とお伝えしています。
もし、今日の記事を読んで「ドキっ」とした方がおられたら、ぜひ
母がしんどいをお読みください。
そして、毒親克服カウンセリングをお受けくださることをご検討ください。
こんな母親とは一緒にいられない!チェックリスト
母がしんどいの本の裏表紙に「こんな母親とは一緒に居られない!」という項目(チェックリスト)が5項目ありました。
これをざっと見て、ひとつでも該当があるようであれば(1つでも、です)、それがあなたの生き辛さにつながっているかも知れません。
こんな母親とは一緒にいられない!
- 突然通わされるピアノやバレエ
- ブラジャーを買ってくれない
- アルバイトも学校行事も邪魔される
- わたしの友だちと親しくなろうとする
- ケンカしたら職場に抗議の電話
いかがでしょうか?
もしこういうことがあったら。
そしてあなたが今。そこはかとなく生きづらいなら。
そこから立ち上がるための一歩を踏み出しましょう。
【オススメ本】母がしんどい(田房永子著)
まずは一度カウンセラーとお話してみませんか?
・親との関わりで悩んでいる
・ACの問題で悩んでいて辛い
・ACを克服したいけれどどうしたらいいかわからない
もしあなたがこうしたことでお悩みであれば、まずは一度少しカウンセラーとお話してみませんか?
AC克服カウンセリングでは初めてご利用いただく方に向けて、30分Zoomで個別にお話できる機会をご用意しています。
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