落ち込みやすい人は「結果=自分」だと思ってないか
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AC(アダルトチルドレン)克服カウンセリングの吉野です。
AC克服カウンセリングをしていると、
どうにかして
「自分がダメな存在だということにしたい」
とでも言いたいような雰囲気の方がおられます。
(怒ってるワケじゃないんです(^^)。お気持ちがすごくわかるだけに痛々しい感じなのです)
カウンセラーが、いくらその方を認めても
- 自分なんて何も結果が出せなかったから
- いつも最後は失敗して終わってたから
- 誰にも認めてもらえないまま今まで来たから
と、「どうにかして「自分はダメな存在だ」という話にしよう」
という空気感が出てしまうのです。
その方は、一体なぜこうなってしまったのでしょう?
いろいろ考え方はあると思いますが、ひとことで言うと
「結果=自分」
という扱いを受け続けてきて、
そしてそれを信じてしまったから、と言えます。
私自身「結果を出せない自分は存在してはいけない」という雰囲気アリアリで、自分や世の中と闘っていた時期がありました。
何かを成し遂げるとそれを自慢げに誇り、
誰かがそれを否定すると、徹底的に闘いを挑み、
相手はもちろん自分も傷つき、そして一人ぼっちになってしまう。。。
こんな人生を歩んできました。
でも、それは心理学を学ぶうちに解消していくことができました。
世界が「結果=自分」でできていると思っていたときは生きづらかったけれど、
そこから違う生き方が見つけられるようになったのです。
今回は
「結果=自分」とつい考えてしまう方の特徴と
「結果=自分」と思ってしまう考え方からの脱出方法について
お伝えします。
これを読むことで「結果を出すことに追い詰められた人生」から脱出し
「ありのままの自分自身を認められるようになる生き方」を見つけられるようになることを願っています。
落ち込みやすい人は「結果=自分」と思ってしまう
落ち込みやすい人は、
- 「望む結果が出ているのに「喜ばず」」
- 「望まない結果が出たときに「ひどく落ち込む」」
という2つの特徴があります。
それは
「結果がすべて。結果=自分なんだ。だから結果が出せなかったオマエはダメなんだ」
と(直接言われることは無かったにしても、言動や態度で)伝えられ続けた結果、そう思い込むようになったのです。
そして、社会に出るとますます「結果」を求められ…
そして「結果=自分」という考え方を信じたままオトナになり、社会に出るとすぐに
「結果」を求められるようになり、
小さなミスや誰も気づかなかったことにもひどく自分を責め、やがて、今までできてたはずの仕事まで、できなくなってしまうのです。
私はAC克服カウンセリングでそういう方を多く見てきました。
ですが(時間がかかる場合もありますが)
「自分と結果は別ものなんだ」
ということを理解できるようになった方は、少しずつ
「失敗への耐性」がついていくようになるのです。
「結果≠自分」です(きっぱり)
「よくない結果=よくない自分」なんかではありません。
結果が出ないのは、それだけあなたにとっては
「不慣れな仕事」
「はじめてのチャレンジ」
「苦手意識を持っている作業」
に挑んだ結果であることを意味しています。
人間誰でも
- 不慣れなこと
- はじめてなこと
- 苦手意識を持っていること
に挑んだときは、大概失敗します。
最初はなんとかできたとしても、やがて失敗するようになっているのです。
あなたは永遠に成功だけを続けるつもりですか?
(あなたが不慣れなことが前提で)
例えば、縄跳びや逆上がりなどを
「1度も失敗せずに、ずっとやり続けること」はできないはずです。
(また、いくら慣れてることだったとしても)
例えば、作り慣れた料理なのに焦がしてしまったり、
いつも通い慣れた道なのに事故ってしまったり、
何年も通い続けた電車通勤なのに、駅を乗り過ごしてしまったり、と
「1度も失敗せずに、ずっとやり続けること」はできなかったはずです。
いつかどこかで失敗するときは必ず来ます。
その都度失敗した自分を激しく責め、
次の失敗を過度に恐れてしまっては、前に進めなくなるのは必然、と言えるでしょう。
自分のことを「結果」で判断してはいけないのです。
自分を結果で見ずに何で見ればいいのか?
では自分のことを何で判断すればいいのか?
それは
「結果」ではなく「経過」で自分を見よう
ということ。
どこかでいつか失敗してしまうはずの「結果」に目を向けるのではなく、
失敗するまでの間にずっと頑張り続けた「経過」を見ることが大切なのです。
「な~んだ。それだったら私は「経過」すら無いです。だって何もせずに失敗を怖がってるだけだから」
などと思う人もいるかも知れません。
でもそれは違います。
今、あなたが何もできずに諦めてしまうようになったのは、
過去、頑張っても頑張っても認められず、最後に失敗して責められた過去があったはず、なのです。
あなたにも
祝福されなかった膨大な「経過」が記憶の片隅に残っているはずです。
それをひとつずつ拾い上げてつなぎ合わせて。
「諦めずに歯を食いしばって耐えていたあの頃の自分」を
「経過」として認め直すところから始めるのです。
あなたが歯を食いしばって来た「経過」はあなたを裏切らない
あなたが歯を食いしばって耐えてきた「経過」はあなたを裏切りません。
失敗は「想いが届かなかった結果」であり、それは終わりを意味しているのではありません。
そして
あきらめは「失敗したまま放置すること」であり、また続ければ失敗ではなくなるのです。
もし、今、あなたがなにかに傷ついて、
次の一歩が踏み出せずにいたとしても。
それは終わりではないし、失敗でもありません。
ここから次の一歩を踏み出すことで
新しい「経過」と、別の「結果」を
生み出すことができるかも知れないのです。
一歩を踏み出すことが難しければ
カウンセラーと一緒に歩きましょう。
というかすでにここまで読んでくださった方は
もう一歩を踏み出そうとしているはず。
「落ち込みグセ」
「失敗=自分、と思ってしまうクセ」
「自分を責めてしまうクセ」
を、一緒に克服していきましょう。
(↓)でお待ちしています。
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