好きを許す
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「打ち込めるものを見つけなければ」
「一旦夢中になれたものを途中で投げ出してはならない」
こんなふうに
自分自身の「好き嫌いの感覚」にまで
結構な「縛り」を効かせている方って
意外に多いのです。
AC克服カウンセリングをしていると
(特に就職や転職を考えておられる方に)
「打ち込めるものが見つからない」
「好きだと思ったものが続かない」
というご相談が寄せられることが多くなります。
今回は、ACで悩まれている方の多くがご相談になる
「打ち込めるものが見つからない」
「好きだと思ったものが続かない」
について、
- なぜ打ち込めるものが見つかりにくいのか
- 好きなことが続かない理由
- 好きなものを「好き」と言えるコツ
をお伝えします。
なぜ打ち込めるものが見つかりにくいのか
なぜ、ACに悩まれている方の多くが
「打ち込めるものが見つからない」と言って悩まれるのか?
それは
就職や進学の試験で
「あなたが今まで”打ち込んできたもの”はなんですか?」
「あなたの”強み”を教えてください」
と言われることが増え、
「試験対策としても「打ち込んできたもの」や
「強み」を答えられなければならない」
というプレッシャーになっているから、だと
私(AC克服カウンセラーの吉野)は考えています。
試験する側が
「何かに一心不乱に打ち込んできた人を採用したい」
と思ってこういう質問をすることが増えたんだろうと思いますが、
- 本気で打ち込めるものがあって、それを言葉にできた人
- 試験に出るのを見越して(試験対策として)答えを準備できた人
が合格できる、ということがわかってきた人にとっては
「打ち込めるものがなくてはならない」
「他の人とは違う「好き」をアピールできなければならない」
という風に感じざるをえない時代になってしまったのです。
「みんなと同じように生きろ、でも違う個性も持て」と教育された子どもたち
現代を生きる子どもたちは
- みんなと同じように生きろ
- みんなと違う生き方をするな
- でも独自の強みや個性を持て
- その「好き」はみんなから評価される「好き」かを判断してから「好き」と言え
と言われて育ってしまいがち。
しかも、なにかに興味を持って
「やってみたい」
とアピールしても、養育者から
- あんなの将来につながらないからやめておけ
- いつまで子どもみたいなことを言ってるんだ
- そんな夢みたいなことを言ってないで
- 本当にできるの?失敗しない?やり続けられるの?約束できるの?
などと言われてしまうと、
いつの間にか「やりたいこと」も「好きなこと」も「楽しみ」すらもわからなくなっていってしまうのです。
好きなことが続かない理由
当然、こんな状況が続いては、
何が好きなのかもわかりません。
うかつに「好き」などと言ってしまっては
- そんなのが好きなの?変だね
- 好きってどれくらい好きなの?一生続けられるの?
と言われるかも知れない、言われても答えられない、と
思ってしまうから
「好きなものはまだありません。探し中です」
などとしか言えないようになりがち。
そんな中でも
やっと見つかったと思ってはじめてみても
「自分が思ってたのと違う」
「途中までは楽しかったけど、だんだん苦しくなってきた」
「この「好き」をいつまでも続けていても評価されない気がしてきた」
と思ってしまい、続けられなくなる、ということがあるのです。
好きなものを「好き」と言えるコツ
好きなものを見つけて
好きなものを「好き」と言えるコツは。
ズバリ
「自分の「好き」を許す」
ということ。
自分が今好きなものを、他者の評価を気にすることなく
「私はこれが好きなんです」
と言えるようになることが大切なんです。
好きを許していくうちに
「自分はこれでいいんだ」
という感覚が身についていき、
好きを許していくうちに
「好き」の中にある「つらいこと」「乗り越えなければならないもの」にも気付けるし、
好きを許し続けることで
本当の「好き」が自分の中に確立されていくのです。
子どもの「好き」を奪わないで
養育者や教師、そして社会の大人たちは
結構カンタンに、
他人の「好き」を奪う行為
を繰り返すことがあります。
- そんなのやって何になるの?
- くだらないね
- 将来に役立つの?
- ずっと続くの?
- それで生きていけるの?お金になるの?
こうやって必要以上に干渉し、
相手の好きを奪ってしまうことがあるのです。
そして、好きが見つけられない、続かない人を見つけては
「甘い」「弱い」と断じてしまいがち。
でもそうではありません。
「なかなか好きなものが見つからない」
「打ち込めるものがない」
と訴えられる方の背後には
その方の「夢」や「好き」を奪った人
(通称「ドリームキラー」)が存在します。
もしこれをお読みの方が
「夢」や「好き」が持てない人だったら
「ドリームキラー」に夢を潰されないようにしてほしいし、
逆に
「うちの子、打ち込めるものがない(続かない)のよね」
とおっしゃる親御さんの立場ならば
自分自身がお子さんの夢を奪ってないか?を
問い直してみてほしいのです。
(次回に続きます)
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