ACの親は子どもに「罪悪感」を感じさせる
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【関連動画】ACの親は子どもに罪悪感を与える
「悪いのは自分」
「こうなったのは私のせい」
AC(アダルトチルドレン)はほとんどが
心の奥でこんな風に思っています。
多くのパターンが
「悪いのは自分」
「こうなったのは私のせい」
と半ば信じているので、
すごく落ち込んだり、暗い表情をしています。
でも逆に。
口では「自分は何も悪くないのに」
「オレのせいじゃない」とは言うものの
「いつ自分が悪いと指摘されるか」におびえ
ビクビクしながらも強権的な態度に出る人もいます。
どちらにしても、ACに悩まれる方の多くが
「悪いのは自分」
「こうなったのは私のせい」
というのが根底にあります。
そして、その感覚がなくなれば、
ACの悩みも克服できるのです。
でもそれがなかなか難しいんですけど。。。
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ACの親は子どもに「罪悪感」を感じさせる ←今日の記事
ACの親は子に「自分が悪い」と感じさせる
アダルトチルドレン(AC)に悩まれる方のご相談を多く受けていると、ほとんどの場合が
「幼少期からいつも罪悪感を感じて生きてきた」
と言われることが多いです。
小さな子に向かって
圧倒的に口の立つ養育者が
ありとあらゆる角度から
罪悪感を感じさせるー。
ときには「叱りつけ」
ときには「悲しんでみせ」
ときには「ネチネチと説教をして」
ときには「いらない」などと脅して
場合によっては「暴力」を振るったりして。
いろんな角度から
幼い子に罪悪感を感じさせる場合があるのです。
「自分が悪い」といつ思わされたか
そしてこの「罪悪感」によるコントロール。
始まった年齢と深度(しつこさ)次第では
お子さんのその後の人生に大きな「影」を落とす場合があるから注意です。
0歳~3歳=悪いと思わないと「死ぬかもしれない」レベル
お子さんがまだ物心さえついていない時期や
やっといろんなことがわかりはじめてきた時期に
親が暴力を振るったり
ヒステリックに振る舞ったり
十分に面倒を見てもらえなかったりすると、
まさに「1歩間違えると死ぬかもしれない」ラインを
漂うことになります。
0歳~3歳の乳幼児にとっては、
親から十分な愛を得られないことはすなわち
「死」を意味します。
この時期に心に傷を受けた子は、将来的に
- 自分の感情がわからない
- 自分の気持ちを言うことができない
- ものすごい自責の念がある
- 自分なんて居ないほうがいいと思ってしまう
- 愛されるとか意味がわからない
という状態になることが多く、非常に重い状態です。
3歳~6歳=悪いと思わないと「危険を感じる」レベル
小さな頃は十分に愛されていたけれど
- 下に弟や妹などが生まれる
- 幼稚園や学校へ行くことになる
- 習い事が始まる
- お受験モードが始まる
- 両親の不仲
- その他急激に教育方針が変わる
などの関係で、
3~6歳くらいの間に急激に
愛あふれる子育てから厳しい子育てに
環境が変わってしまう場合もあります。
まだ十分に甘えたい時期に、急激に親の態度が
変わってしまったりすることが
子どもにとっては「危険な状態」だと感じられ、
「自分はもう愛されないのではないか」
「もしかしたら捨てられるのではないか」
とおびえてしまうことも。
このように「危険」を感じさせられてしまうと
- 自分が要求することは「わがまま」と感じてしまう
- ガマンできない自分は「ダメな存在」と思ってしまう
- 自分は「迷惑を掛ける存在なんだ」と思ってしまう
- 「どーせ無理」「頑張ったって無駄」と諦めグセがつく
- 愛なんていつ無くなるかわからない(信じられない)
という風になりがちです。
これも(0~3歳ほどではないにせよ)カウンセリングに
結構時間がかかってしまうパターンです。
6歳~9歳=悪いと思わないと「イヤな思いをする」レベル
とくにこの頃は、養育者が他の子と比較して
「誰々ちゃんはできたのに、あなたはできない」
「おねえちゃんはできたのに、あなたはできない」
「これだけお金掛けたのに、あなたはできない」
「願いを叶えてあげたのに、あなたは長続きしない」
などと言われ、罪悪感を背負わされることが多い時期です。
この頃から始まったコントロールを受けた子は
- 自分がなにかを望んでもあとが面倒なだけ
- どうせ否定される
- 夢なんて語っても笑われるだけ。「ありません」て言った方が安全
- 「どーせ私の考えなんて誰にもわからない」
- いつか最後には一人ぼっちになる
なんて思ってしまいがち。
幼ければ幼いほど「危険」で「長期化」
罪悪感を感じさせられて育った子は、
それが例え何歳から始まったとしても、例外なく
「生きづらさ」と「罪悪感」を背負わされて
生きて行くことになります。
ただ。
始まった年代と、深度(しつこさ)、そして
それがいつまで続いたか(期間)の度合いによって
(場合によっては)命に関わるような状態だってあるのです。
一般的に
0~3歳から自信剥奪にあって居た場合は
カウンセリングも(月に2回程度として)1~2年以上かかることになります。
3~6歳の場合で半年~1年、
6~9歳の場合でも半年程度は「愛着系のカウンセリング」を
繰り返していく必要がある、と私は考えています。
(なので、生きづらさを感じている方は是非早めに
ご相談ください。できるだけ早く始めた方が
問題解決に近づきやすいです)
あなたは何も悪くない
生きづらさを感じてしまったり
罪悪感を背負ってしまうのは、
あなたのせいではありません。
ほとんどの場合、ご相談者ご本人には何も
問題や責任はなく、
どのように責任を背負わされて生きてきたかで
何歳くらいから罪悪感を持って生きてきたかで
オトナになってからの人生に影響が出るのです。
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