ACの親は子どもを使って幸せになろうとする

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アダルトチルドレン(AC)で悩まれている方の多くが

「親を幸せにする」ために頑張り抜いて

でも「幸せにできず」に

「不幸感や罪悪感を味わう」

という人生を生きがち。

 

 

たとえば

  • 親が叶えられなかった夢を叶えるために生きようとする
  • 親のコンプレックス解消のために生きようとする
  • 親を「養う」ために生きようとする
  • 親を「笑顔にする」ために生きようとする

 

こんな生き方を強いられた子どもが

AC(アダルトチルドレン)化していくことになるのです。

 

説明していきます。

 

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親が叶えられなかった夢を叶えるために生きようとする

 

ACを育ててしまう親は、

自分が叶えられなかった夢を子どもに叶えさせようとします。

 

  • いい学校に入れ
  • 公務員になれ(安定した職業につけ)
  • ピアノを学べ
  • 英語を学べ
  • 医者になれ…などなど

 

自分がなれなかった職業や習いたかった学びを

子どもに達成させようとします。

 

もちろん、

子どもが喜んで楽しみながらその道を

進んでいるのならまだいいのですが、

 

子どもが魅力を感じずにやめたがったり

嫌がったりすると、

怒ったり、罪悪感を与えたり、

悲しんだり不幸なフリをしてみせたりと

 

「親の夢を叶えるための生き方以外を許さない」

という親が少なからずいます。

 

 

親のコンプレックス解消のために生きようとする

 

これも上記の「親の夢を叶えるために生きようとする」と

非常に似た話ですが、

 

  • 親自身の学歴が低い
  • 親自身が不遇な環境で育った
  • 親自身が悔しい思いをしながら幼少期を過ごした

 

などの経験があると、

子どもに対して

 

「いいか、人生負け組になるな」

「他者になめられるな」

「勝者となって見返せ」

「負けることは許さん」

 

と、子に強要する親が少なからずいます。

 

カウンセリングを受けておられたお子さんが

私に何気なく言われた言葉がとても印象的だったのですが

 

「そんなに自分のコンプレックスを解消したいなら

自分がやればいいんだ」

 

と言っておられました。

 

その通りだ、と私も思います。

 

 

親を「養う」ために生きようとする

 

「今まで払った学費を払え」

「予備校や受験にかかった費用を払え」

「今までお前の食費や生活費をどれだけ負担したと思ってるんだ」

「安定した仕事について、自分たちの老後の面倒をみろ」

「おばあちゃんの介護をするためにお前は介護士になれ。そして将来は私も」

 

これ、今までカウンセリングをしてきて

本当にあった話です。

 

(そしてこの方たちは、カウンセリングを受けるまで

「親の言う通りに生きるのが当たり前だ」と信じて

「どうやったらもっと親の思い通りに生きれるのでしょうか」

と相談された方たちでした。

 

もちろん、カウンセリング終了時には、親と心の距離を置くことができるように変化していかれました)

 

 

 

親を「笑顔にする」ために生きようとする

 

  • 親が悲しそうな顔をしてた
  • お父さんのせいでお母さんがいつも泣いていた。だから自分が…
  • 親が自分が笑顔だと喜んでくれた
  • 自分が頑張ったら、親は○○をやめてくれた(○○=離婚、自死、失踪、破産、発狂など)
  • 毎日(入院先や介護施設等に)子が通うことを強要する

 

親の不幸そうな顔を「自分の問題」と思い込み

親をなんとか笑顔にするために、人生を賭けてしまう子が

結構たくさんおられるのです。

 

でもこれって、ちょっとおかしくありませんか?

 

 

あなたの人生はあなたのためのもの

 

あなたの人生は、あなたのためのものです。

 

親の人生は親のもので、

親が幸せになろうと思ったら、親自身が精一杯

生きなければならないのです。

 

でも。子どもを使って幸せになろうとする人は

 

「でもこんな状態じゃどうにもできないから」

「だって(子どもに面倒みてもらえない人生は)過ごしたくないから」

「頑張ったけど無理だった」

「今更そんなこと言ったって」「もっと若ければ」

 

などと言うことがあります。

 

それってとんでもないことです。

 

 

子どもが幸せになるためにできるだけのことをするのが

親としてできることではないでしょうか。

 

仮に子どもが親を助けたいと言い出しても

そのリソース(お金・時間・労力)は

子ども自身のために使わせるのが普通だと思うのです。

 

自分の子どもを使って

親が楽をしようとしたり

いい思いをしようなどと思うのは

間違っています。

 

人生100年時代。

自分の夢を叶えたいなら、

子どもに叶えさせようとせず、

自分で打ち込んで叶えればいいのです。

 

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