小ネタ集「アダルトチルドレンに関するQ&A」②
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小ネタ集「アダルトチルドレンに関するQ&A」
その2です。
アダルトチルドレン(AC)にお悩みの方への
回答まとめとしてお読みください。
【関連記事】アダルトチルドレンに関するQ&A:その1
(ご質問の内容)
- 親は良い親だった。でもACチェックリストに当てはまる
- ACは毒親に育てられた人が多い?
- 機能不全家族とはどんな家庭?
- 虐待はなかったけれどそれでも機能不全家族?
- AC克服にはカウンセリングしかないの?
- 吉野はどうやってACを克服したの?
以下、解説していきます。
親は良い親だった。でもACチェックリストに当てはまる
これはとても多くいただくご相談です。
カウンセリングにおいて、あなたのご両親のことを
決して「ダメで」「悪い存在」だと断定するような
ことは致しません。
しかし、その「良い親の期待」に応えるために
自分らしさを封じ込めてしまったり
自分の望みを出さないように生きたり
してしまっていたとしたら。
例えあなたが「良い親に育ててもらった」と
感じておられるにせよ、
自己開放のためのカウンセリングは
必要になってくるはずです。
ACは毒親に育てられた人が多い?
いろいろな書籍や記事を読んで
「自分の親は毒親だった」
とご相談される方は多いです。
それ(毒親かどうか)が事実かどうかは別として、
そのような思いを持って生きて来られた方の多くが
- 自分に自信が持てず
- 罪悪感を感じることが多く
- 人間関係に少なからず苦労している
という特長があります。
「毒親かどうか」を診断するよりも
「自信が持てない」「罪悪感を感じる」「人間関係がうまくいかない」
等でご相談をされることが、
問題克服に近づく道だと考えています。
機能不全家族とはどんな家庭?
機能不全家族とは?
ひとことで言ってしまうなら
「家族の全員または誰かが「ガマン」している家庭」
です。
- 誰かの期待に応えるためにガマンしている子がいる家庭
- 誰かの暴力に耐えている家族
- 養育者の一方的な言い分や行動に従わされている家族
このような状態で長年育ってきた場合、
メンタル的な不調が出る場合が少なからずあります。
虐待はなかったけれどそれでも機能不全家族?
AC克服カウンセリングをしていると
(体感的には)虐待を受けたと明確に
認識されておられる方よりも
「虐待はなかった」
とおっしゃる方の方が割合的には多いです。
虐待には4種類あり、
- 身体的虐待…暴力や拘束、追い出し、閉じ込める等の「罰」を与える
- 心理的虐待…言葉や態度で対象者に「罪悪感」を与える
- 性的虐待…子に対し性的な行為をしたり、見せつけたり、写真等に撮ろうとする
- ネグレクト…育児放棄
が厚生労働省の基準となっています。
多くの方が「虐待」と言われると
「身体的虐待」のみを指すと思われている方が
多いと感じますが、その他の扱いを受けていないか
次第で、対応が変わる場合があります。
AC克服にはカウンセリングしかないの?
決してカウンセリングだけが解決方法ではありません。
ただ、AC克服カウンセリングには
「本や講座を受けたが元に戻ることが多かった」
と言ってお越しになる方がとても多いです。
本や講座では役に立たない、というわけではなく
「自分に合ったメソッドが見つかるまで時間がかかる」
「メソッドが見つかっても実践していくうちに
(果たしてこの方法が正しいのか)気になってしまう」
「嫌な出来事が起こったらリセットされたような気になってしまう」
ということが起こりがち。
そういった意味では
- ご相談者に合ったメソッドが見つかりやすく
- 何度も背中を押してもらえて
- 迷うことが少なく、より早めに克服が見込める
というメリットがあるカウンセリングがお勧めだと考えています。
吉野はどうやってACを克服したの?
吉野自身がどうやってACを克服したのか?
それは
- 自分を信じてくれる人がいた
- 自分をねぎらう心理学のメソッドに出会えた
という2点に尽きる、と考えています。
なので私は、自分がしてもらって変われたように
- 出会った方を信じぬき
- AC克服に効果があったメソッドをお伝えし続ける
ことで、おかげさまで多くの成果を残せてきていると自負しています。