見捨てられ不安を克服するには
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こんにちは
恋愛・パートナーシップの悩み解消
愛着の問題克服カウンセラーの青木大です。
あなたは恋人・夫に対して
「見捨てられてしまうんじゃないか」
「いつかいなくなってしまうんじゃないか」
と思って強い不安に駆られていませんか?
こうした不安は見捨てられ不安と呼ばれていますが、
この不安は払拭することが難しく、
相手が「大丈夫だよ」「ずっと一緒だよ」など
優しい言葉をかけてくれることで一瞬安心できたと思っても、
その翌日、場合によっては30分後から
また不安に駆られてしまうといったことが起こりがちです。
見捨てられ不安を持つ当人がそのことで疲れることはもちろん、
強い不安に駆られた際に
「もう別れる!」「あんたなんかいらない!」
と強い拒絶を示し、それを相手に否定してもらうことで
安心を得るといったことをしがちであるため、
交際相手の方も次第に疲弊していってしまいます。
そしてあるとき
「別れたいんでしょ?じゃあもう終わりにしよう」
と言われて結末を迎えてしまい、
なかなか関係が長続きしません。
こうした見捨てられ不安を克服し、
安定した信頼関係を築いていくにはどうしたらよいでしょうか?
今日は見捨てられ不安の原因と、
その対処法、克服方法についてお話しいたします。
なぜ見捨てられ不安が生じるのか
「見捨てられてしまうんじゃないか」
「いつかいなくなってしまうんじゃないか」
といったような見捨てられ不安、
なぜこのような強い不安が生じるのでしょうか?
それは”愛着”に問題を抱えるためです。
愛着とは人との間に情緒的な繋がりを築いたり、
感じ取る力のことです。
この愛着が正常に形成された人であれば
恋人や結婚相手との間に心の繋がりを感じ取ることができて
「よほどのことがない限りこの人は一緒にいてくれるだろう」
と思えて安心することができますが、
一方で愛着が不安定な人だと心の繋がりを感じることができません。
目に見えるものがないと繋がりや愛情を感じることができず、
相手と一緒にいる時、電話している時などは
愛情を感じることができるものの、
相手が怒ったり不機嫌になると
「嫌われた」「見捨てられる」
「もう私のことは好きじゃないんだ…」
と思ってしまうのです。
見捨てられ不安を克服するには
こうした見捨てられ不安を改善するにはどうしたらよいでしょうか?
①限界設定をする
先にも述べたように、愛着が不安定な人は
相手は少しでも自分の期待に応えてくれないと
「嫌われた」
「捨てられた」
と極端に受け止めてしまいがちです。
これを避けるためには交際相手などとの間で、
期待への対応できる範囲を明確にすることが必要です。
例えば
“出社前や19時〜23時までは返信するけど
それ以外の時間は返信しないよ”
“事前に「◯◯時に電話する」と決めていた電話は取るけれど
急な電話はとらないよ”
といった具合です。
この限界設定をことは一見すると
相手の応答範囲を有限なものにしてしまうために
損してしまうようにも見えますが、
実際にやってみると
“今は設定外の時間だから返信がないんだ”
と思うことができて
“嫌われたから返信が来ないんだ”
“電話に出ないってことは浮気してるに違いない!”
といった思考に結びつけなくて良い分、
思いのほか不安をとりのぞく効果があります。
②客観視できる力を身につける
愛着が不安定な人の場合、
相手が少しでも自分の意に沿わない行動をすると
「嫌われた」「見捨てられた」
と思って強い不安に駆られてしまうことが多いです。
そうならないためには客観視できる力を鍛えることが有効です。
その方法の1つとして日記を書くことが有効です。
ただ日記を書くだけでももちろん効果がありますが、
その際に事実(出来事)と自分の思考を分けて書くようにすると
より一層客観視のトレーニングとして効果が期待できます。
例:
最近彼が冷たい。彼の気持ちが冷めてるのかもしれない
↓
出来事:彼が昨日既読スルーのまま半日返事をしなかった
思考:彼に無視されたと思った。彼の気持ちが冷めてるのかもしれないと思った。
※思考について書く際には、「◯◯と思った」という書き方をすると、
「これは事実ではなく自分の思考なんだ」と捉えやすいです。
見捨てられ不安を根本的に解決するには
ここまで見捨てられ不安を改善する方法についてお話ししましたが、
もしあなたが見捨てられ不安を根本的に解決して
安心してパートナーと一緒に過ごせるようになりたいと思ったら、
必要になるのは「愛着」の問題の解消です。
あなたの心の中にある
“愛してもらえなかった”
“ 大事にしてもらえなかった”
“一緒にいてもらえなかった”
“甘えさせてもらえなかった”
こうした思いと向き合い、
未消化の気持ちをきちんとケアしてあげる必要があります。
一般的にこの愛着に関しては0〜3歳ごろに形成されるため、
その後に親が子どもの問題に気づいて関わり方の修正を試みても
なかなか改善が難しいと言われています。
ですが近年では大人になってからでも
改善が見込める方法がいくつか発見されています。
ここではそのうちのひとつである
愛着のカウンセリングについてお話しします。
愛着のカウンセリング
愛着のカウンセリングでは
幼少期の愛情不足の場面を再体験したあと、
自分を守ってくれる理想の母親をイメージし、
その母親に甘えるといったことを行います。
一連のセッションを繰り返し行うことで、
他者の振る舞いに関係なく
自分の中に安心を感じる力があると思えるようになり、
見捨てられ不安から抜け出すことができるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日は
【見捨てられ不安を克服するには】
というテーマでその原因と対処法、克服方法について
話をさせていただきました。
本人が「もう疑うことはやめよう」と決意しても
なかなか払拭することが難しい見捨てられ不安ですが、
正しいアプローチを行えば、
そこから抜け出して、安定した関係を続けていくことができるようになりますよ。
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