AIに相談してたらカウンセリングを勧められた人へ。AIがカウンセリングを勧める理由
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先日、LINE登録者限定の勉強会がありまして。
参加してくださった方に
「どうやってうちのことを見つけてくださったんですか?」
と聞いたら、こんな答えが…。
「AIにいろいろ相談していたら、アダルトチルドレンという言葉が出てきて。
つらいならカウンセリングを受けてみては?と言われて……それで探しました」
いやマジか、と。
AIにカウンセリングを勧められて、それでウチにたどり着いてくださった、と。
そんな時代になったんだな…。と少し驚きつつ。
私たちカウンセラーも今後増える可能性のある
「AIに言われてカウンセリングを受ける」ことについて、
しっかり考えなければ、と思って今この記事を書いています。
AIがあなたにカウンセリングを勧める時代
まずAIに相談する → AIが「これは簡単に答えを出すべき問題ではない」と判断する → 専門家への相談を勧める → 検索して専門家にたどり着く。
こういう流れがもう現実になりはじめています。
この流れを、私は悪いことだとは思っていません。
人が悩みの解決にたどり着くスピードが上がるなら、むしろ好ましいことだとさえ感じています。
私も毎日のようにAIを使っていますので、実はこういう変化は肯定的なのですが、同業の心理職の中にはAIに批判的な方もおられます。
・ただの言語生成システムに感情の機微がわかるはずがない
・相手に忖度(そんたく)して合わせるだけのAIにカウンセリングの効果は望めない
・むしろ間違った方向に進みかねない。心配だ。
そんなことをおっしゃる方がいるのも事実です。
でも。AIが人の相談相手になっていく流れは、もう止まらないでしょう。
それに異を唱えるより、AIに相談したあと「AIの次に頼ってもらえる専門家になること」を目指す方が、ずっと健全ではないかと考えています。
この記事では、
- AIがあなたにカウンセリングを勧める本当の理由、と
- もしAIに「カウンセリングをお勧めします」と言われたら、どうしたらいいのか?
についてお話します。
AIに悩みを相談する人が急増しています
「誰にも言えない相談をAIに打ち明けてみた」
「最近、友だちや家族よりチャッピーと話す方が長い」
という方が、ものすごい勢いで増えています。
2025年の10月のニュースで、ChatGPTに心の悩みを打ち明けているユーザーは、世界で120万人を超えた、とも言われていました。
半年以上経過した2026年夏には、間違いなくもっと増えているはず。ですよね。
AIはあなたに嫌なことは言わない。どんな話をしても、共感して気遣ってくれる感じがある。悩みの相談相手を選ぶ相手として、AIは本当に使いやすい。
爆発的に増える過渡期において、トラブルなども発生(プロ野球チームの監督の逮捕・解任劇など)しがちではありますが、だからと言って、この流れが止まることはないでしょう。
カウンセラーはAIに取って代わられる?!
この業界にもAIの波は押し寄せている雰囲気があります。
実際、私の知り合いのカウンセラー(複数)が異口同音に
「ここ半年ほどで、新規のお申込みがめっきり減ってしまった」
と嘆いています。
ちょっとした質問ならAIが手軽に(しかも無料で)答えてくれるし、
ちゃんと私の悩みも聞いて(傾聴)、優しい言葉を掛けてくれる(支援)
カンペキに解決できなくても、AIに書き出すことが、自分の気持ちを整理して書き出す(ジャーナリング)の役割を担ってくれるから、それだけで楽になれる場合もあります。
おそらく、今後も
「傾聴支援型のカウンセラー」は、AIに取って代わられる可能性があります。
それでも、逆にAIの方から
「専門のカウンセラーにご相談を」
という場合もあるのはどういうことなのでしょうか?
AIが「専門家に相談を」と言うとき、何が起きているのか
おかげさまで(今のところは)ウチへのご相談が減った、という感覚はありません。
それよりも、冒頭に書いたように
「AIにカウンセリングを勧められた」
「AIに相談していたけど、なかなか楽にならなかった」
という方が、当カウンセリングにたどり着いてくださるケースもあります。
(自慢とか裏ワザがある、とかではなく、当カウンセリングにはある『特徴』があるからだろう、と考えています(詳しくは後半で解説しますね))
生きづらさを抱える人にカウンセリングを推奨する仕組み
OpenAIは2025年、メンタルヘルス専門家170人以上の協力のもと、ChatGPTに
「苦悩を抱えるユーザーを感知したら、現実のサポートへ案内する」
という機能を持たせた、と公式に発表しています。
(An update on our mental health-related work | OpenAI 2025年)
AIがカウンセリングを勧めてくるとき。
それは、決して適当に答えているのではなく、
- あなたが入力した言葉を分析し、
- あなたの混乱、繰り返す感情、堂々巡りの思考、出口の見えない問いかけなど
- 一定のパターンを感知したとき、
心理の専門家を頼るよう動く仕組みになっているのです。
AIがカウンセリングを勧めるのは”重症”だから?
「専門家に相談を」と言われると、重症の宣告のように感じて落ち込む方もおられます。
でも。そうではありません。
AIが伝えているのは「あなたの悩みはここでは手に余る」ということではないのです。
あなたが抱えているものには、チャットによる言葉のやり取りだけでなく、
言葉にならない(非言語領域の)もっと深い関わりが必要なのかもしれない。
AIがそう分析し、感知した上でお伝えする仕組みになっているのです。
AIが対応できる悩みとできない悩みの違い
「今日の夕飯どうしよう」「この企画書の構成を教えて」。こういった問いには、AIは驚くほどうまく答えてくれます。
でも「なぜ私はいつもこうなってしまうのだろう」という問いに関しては、十分な答えが得られないことも多いかと思います。
それはなぜか?
答えが「情報」として存在しない問いだからです。
AIには読めない「非言語領域」の悩み
答えが「情報」として存在しない問いとは、どういうことでしょう?
あなたの育ってきた環境、繰り返されてきた感情のパターン、まだ言葉にならない記憶。
そこにしか答えがない問いです。
例えば、頭の中では漠然と「挑戦が怖い。失敗したくない」と考えていても、
表面上「どうやったらチャレンジできますか?」「自分軸を強くしたい」「自信を持ちたい」と言われたら、その言葉に対する回答を与えようとする。
「まず、簡単なところからチャレンジを」「〇〇してみたらどうでしょう」
AIはそういう回答をしがち。
(もちろんさらなる問いかけをするAIもありますが、聞いても2-3問が限度だと思います)
それに対して、経験豊富なカウンセラーは、表面上出てくる言葉の奥(裏・動機・不安や怖れ)などを「相談者の悩みの本質が見えるまで」いろいろな角度から質問を重ねていきます。
今のAIでは検知が難しい仕草、例えば
- 声のトーンが変わった。
- 少し下を向いたり、表情がこわばった。
- 数秒の沈黙・さり気なく話題を逸らした。
- なぜかこの「言葉」をきっかけに感情が揺れた。
- 会話の中に(チャットには書かない)クセ(例えばすぐ謝る、諦めるような言葉を連発)などがある
という部分を感知し「なぜ今こう振る舞うしかなかったのか」という視点でクライアントを見て、より早く深い悩みの本質にたどり着く、ということが、今のAIはまだできません。
言葉の外にある「その人の状態」を読む。
それが、人間のカウンセラーにしかできないことです。
AIに「カウンセリングを」と言われたら、どうすればいいのか
AIは基本的に、あなたの言葉に同調するよう設計されています。
「そうですね、あなたの考えは素晴らしいです」と返す方向に傾きやすい。
そのAIが、それでもカウンセリングを勧めてきた、としたら…。
そのまま放置しない方が良いかも知れません。
そのまま放置せず、一度はカウンセリングを
AIにできることは、出てきた言葉への傾聴と共感です。
これで十分な場合もあります。
逆に、当カウンセリングが着目するのは、その言葉が出てくる”背景”です。
なぜその考え方のパターンがここまで身についてしまったのか?
育ってきた背景に何があったのか?を徹底的に探っていきます。
しっかりと向き合うことで問題の本質にたどり着くことができ、長年こびりついていた考え方の癖が、別の考え方に書き換わっていく。
もちろん、AIへの相談はどんどん続けて良いと思います。
ただ、どうしても解けない問題があるなら。そして「AIにカウンセリングを勧められちゃった」という方は、1度AC克服カウンセリングをお試しくださいね。
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