パワハラ上司の言い分を論破します

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シリーズ的にお伝えしてきた

「パワハラ・モラハラ上司はアダルトチルドレンです」

というお話。今日も続けます。

 

今回は

パワハラやモラハラ上司の【言い分】をあなたの代わりに論破します

という内容をお伝えします。

 

パワハラ気質・モラハラ体質が『社風』なんかにならないように。

御社が『ブラック企業』などと呼ばれないためにも。

勇気を持った行動が必要なのです。

 

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【お知りおきいただきたいこと】

AC(アダルトチルドレン)とは、

幼少期に育ってきた環境が直接的・間接的な原因となり

大人になってからも『生きづらさ』が消えない状態を指します。

(病気ではありません)

 

当カウンセリングには、

  • 自信が持てない
  • 人と仲良くすることが難しい
  • 消えたくなってしまいたくなる

このような状況でご相談に来られる方が多いのですが、

 

これとは逆に、

  • 上記のような本音(自信がない・人間関係が難しい・自分の存在意義に不安)を隠し、
  • 「自分はそんなことに一切関係ない」という態度を取り
  • 「そんなことを考えるヤツは弱い」と思い込もうとし
  • 自分に自信が持てない人を執拗なまでに攻撃する

という風に発展していく人が、パワハラ・モラハラ体質になっていくのだと私は考えています。

 

つまり。

私から見ると「自分に自信が持てない」と正直に言える人は、

アダルトチルドレンといえども『正直に自分の胸の内を吐き出せる【強い】人』と思うし、

 

パワハラやモラハラを繰り返す人は

『自分の弱さをことさらに隠し、他者を攻撃することでただ強がろうとする』という

アダルトチルドレンの中でも【弱い】人、と考えています。

 

ハッキリ言って。

アダルトチルドレン克服カウンセリングを受ける必要があるのは

「モラハラ・パワハラを繰り返してしまっている上司」の方です。

 

なぜ、ずっとガマンを強いられている「強い人」が

カウンセリングを受けなければならないのか、私はいつも不思議に思っています。

 

 

パワハラ・モラハラ上司の言い分を一刀両断にします

パワハラ・モラハラ上司の言い分を一刀両断にします

パワハラ・モラハラ上司の言い分を一刀両断にします

 

今まで、直接的・間接的にいくつかの企業を見させていただいてきて、

(ほとんどがとてもステキないい人ばかりなのですけれど)

一部に「パワハラ・モラハラになっている状況」も見てきました。

 

そこで、その上司の方と直接お話することもあるのですが、

  • 現状を真摯に受け止め、対応をしようと考えている方
  • あからさまに不満な態度で反論(攻撃)してくる方
  • カウンセラーの話を途中で遮り、最後まで聞こうとしない方
  • ずっと他人事のような態度で、最後には「でも私には私なりの考えがある」という方

こんな方々がいたように思います。

 

多くの方が異口同音に、下記のようなご意見をおっしゃっていたので、今回はそれらを「ずらっと」並べ、

それぞれに私なりの言葉でお返事していきたいと思っています。

 

パワハラ上司の主な言い分と私(吉野)の解答

以下、今まで私に言われた言い分(太字)に対して、

(普段はこんなあからさまな言い方はしないですが)

私の解答について書き記してみました(→以降の言葉)

 

 

  • 教育のつもりだった
    →教育を施す人は『人格者』であるべきです。ただ怒りをぶつけるのは教育でもなんでもありません
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • 部下も「厳しくしてください」と言ったから
    →上司から「厳しくするぞ。いいな?」と言われて「嫌です」と言える部下なんていません
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • あいつにはあれくらい厳しいのが丁度いいと思った
    →結果、パフォーマンスが上がらず萎縮してるのに、いつまでその「丁度いい」を続ける気ですか
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • アイツのためを思って
    →「アイツ(あなた)のためを思って」という人は、結局自分のためになることしか指示していません
    →結局得するのは一体誰でしょう?
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • オレも昔そうやって育てられた
    →昭和(平成初期?)の時代にセーフだったことも、今はアウトなことが多いのです
    →あなた自身、それで幸せでしたか?愚痴ったり、飲み屋で憂さ晴らししてませんでしたか?
    →今は時代が違います。昔の時代の問題点を見直して「改善」してきているのです
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • オレも昔、歯を食いしばって耐えてきたんだ
    →まさか…自分がやられて嫌だったことを同じようにさせようと?
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう

  • 鍛えてやってるんだ
    →鍛えるなら、まずは見本を見せてあげてください。
    →ただ否定批判するだけだったら「野球中継を見て文句言ってる人」と同レベルです
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • わざと嫌われ役を買って出てやってるんだ
    →そんな配役いりません。誰もお願いしていません
    →嫌われ役がいないと効果が出ないと思っているなら、それはその仕組自体が変なのです
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • 最近のヤツは弱い・最近の若いもんは…
    →文明が高度化してきてるんです(暴力による統率の時代はもう終わってるんです)
    →文明が未発達で暴力によって奪取する民族のことを「野蛮人」といいますよね?
    →「最近の若いもんは」という記載は2,000年前のエジプトの石版にも刻まれている、と言います。2,000年前からみたらあなたも「最近のわかいもん」です
    →「パワハラする人。弱い人」です
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • なぜ弱いヤツに合わせてやらなければならんのか→過去が正しかったかのような認識は、あと2秒で捨ててください。
    →その時代のやり方がおかしかったから、今、見直しが進んでいるのです
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • オレは上司だ。なんの文句がある?
    →その前にあなたも私もただの人です。同じ人間です
    →あなたが定年になってからも、あなたの言葉を聞きたがり、あなたを慕い、集まってくれる人は何人いますか?
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • 昔のやり方が通用しなくなった
    →当たり前です。あなたは今もWindows95を使い続けていますか?
    →昔のやり方など、毎日変化しているのです
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • これが正しいやり方なんだ
    →は?
    →誰かが傷ついているのに?
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう
  • 自分には自分の想いがある。どうせ誰にもわからない
    →はい。そうですね。せめてその「想い」を言葉にできるようになって、仲間からの納得と支持を得られてから実行に移しても遅くないんじゃないでしょうか
    →自分の中の「怖れ」に気づき、自分自身で処理しましょう

 

一番の問題=「自分が正しい」「相手が間違っている(劣っている)」という認識

パワハラ・モラハラが起きる背景には

  • 自分が一番正しい(エラい)
  • 相手が間違っている(弱い・劣っている・まだまだだ、教育を施してやる必要がある)

という「思い込み」があります。

 

この感覚から離れない限り、自分のパワハラ行為を『正当化』し続けるのです。

 

でもそれは違います。

過去のやり方に問題があったからこそ、見直されているのです。

「昔は良かった」のではなく、時代はさらに良い方へと変わっているのです。

 

「俺たちの若い頃は…」間違いがいっぱいあったから、だから今、修正されたのです。

「今の奴らは弱い…」のではなく「時代錯誤なやり方」に混乱を極めているだけ、なのです。

 

 

【怒れる上司へ】自分の中の本当の感情に気付こう

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今は、なぜ(未熟な)上司が突然怒ってしまうのか?ということについて

心理学的にも説明ができてしまう時代になってきました。

 

こちらの記事でも紹介していますが、

本当の感情(怖れ)を隠すために、代理感情として「怒り」を出しているのです。

(つまり、本当は怖くて、自分でその恐怖感のコントロールがうまくできていないだけなのです)

 

本当に強い人なら『多様性』を受け入れられるはず

アダルトチルドレンの悩みに苦しまれている人は

「自分が受け入れられているか」

「間違ってる、などと指摘されたりしないか」

「影で笑われたり、がっかりされたり、呆れられたりしていないか」

などの「人の目」が気になることが多いもの。

 

パワハラを繰り返す人は、この感覚(「人にどう思われるか」という恐怖感)から逃れるために、

自分と違うタイプをコントロールしようとします。

 

そして、そのコントロールが利かないと知るや、

態度が一変して、今度は攻撃を始めます。

 

恐怖をうまく処理できず、怒りとして他者にぶつけてしまうAC(アダルトチルドレン)が上司になってしまうと、このようなパワハラやモラハラ問題につながってしまいがち。

 

パワハラ上司が自分に言い聞かせようとしている

「自分は強い人間だ」と思うならば。

 

自分以外の人(多様性)を受け入れられるだけの強さだってあるはず。

あなたが強い人であり続けるためにも。

自分の中にある恐怖心と向き合い、自己解決できるように訓練していきましょう。

 

会社から「パワハラでは?」と指摘された上司がまずやることは

会社から「パワハラでは?」と指摘された上司がまずやることは

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しっかりカウンセリングを受けてください。

自分の「怖さ」に気づき、自分で処理する方法をお伝えします。

 

あなたの恐怖心のために、弱い立場の人間を傷つけるのは今すぐやめましょう。

あなたが変われば、部署の雰囲気も変わるのだから。

 

◇ ◇ ◇

 

(情報)

下記に大阪と京都の労働局への連絡先を記しておきます。

▼大阪労働局
https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/roudoukyoku/kanren_shisetsu/corner.html

▼京都労働局
https://www.pref.kyoto.jp/rosei/14600009.html

 

「パワハラ 相談 ○○(←お住まいの都道府県名)」で検索。

 

AC克服カウンセリング大阪

カウンセリングでのご相談はもちろん、弁護士さんの紹介も行っています。

 

 

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