心は毎日キレイに掃除しよう
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部屋がきれいな人は
散らかる前に毎日掃除しています。
庭がキレイな状態に保たれている人は
雑草が生えかけたら、こまめに抜いているのです。
心も部屋も同じ。
散らかる前に、ひとつずつちゃんと整理して
不要なものを片付ける習慣を身に着けた人が
クリーンな場所で生活できるのです。
小さな悩みをそのままにしないで
ACを克服してきた私自身が感じているのは
「自分の心を汚しっぱなし、雑草が生えたままにしてると
どんどん望まないものがあふれかえっていく」し、
「気づくたびにこまめに整理できていると
多少のトラブルが襲ってきても、すぐに片付けられるようになる」
ということ。
散らかりまくった部屋のように
雑草が生えまくった庭のように
手がつけられなくなる前には
「小さな問題を処理せずにそのまま放置してしまう」クセが
抜けないから、なのです。
大まかな処理法を決めて「即座に」処理する
お掃除には「お掃除のプロ」がいるように。
庭の整理には「庭師」というプロがいるように。
心をキレイに保つためには、いくつかのコツがあります。
それらのコツの中で何よりも大切なのは
「散らかる前に処理する」
「問題が発生したら後回しにせず「すぐ」片付ける」
「似たような問題は、処理するパターンを当てはめて、考える前に動く」
という
「お掃除の感覚に共通する考え方」
こそが大切なのです。
ACの悩みも放置すると大変なことに
「どうしていいかわからない」ものが部屋にあると
似たようなモノが処理できないまま、
どんどん部屋を占拠していってしまいます。
一度散らかってしまったら、
ちょっと片付けたとしても、
まだまだ未処理のものが目について
あまり「うまくできた感」がしないもの。
こうやってACの悩みも
最初は小さかったものが、処理できないまま膨らんで
とんでもないことになってしまうから注意です。
カウンセリングでお伝えしていることは「片付けるコツ」と同じ
今、私自身が自分の日々を振り返ってみると
- 自分の心の片付け方を知り
- 不要なもの、必要なものを区別し
- 不要なものはさっさと処分して
- 自分が幸せを感じるものだけを集めて
- 心に不要なものを持ち込まないようにする
ことが『習慣化』できてから
ずいぶんと人生が輝いて見えるようになりました。
瞬時にキレイにする洗剤や、二度と汚れない方法に期待しないで
実際これらの「心をキレイに保つ方法」を
カウンセリングでは日々お伝えしているのですが
それはあくまでも
「悩みを感じたら、都度自分の心を整える方法」であって、
「これさえ使えば、心があっという間にピッカピカになって」
「もう二度と心が傷ついたり汚れたりしない、魔法の洗剤」
を販売しているのではないのです。
心が汚れたらすぐに拭き取って
できれば汚れる前に、汚れの原因を
心の中に持ち込まないようにし続けるコツを
身につけてもらうために
日々カウンセリングを続けているのです。
『汚部屋』になる前に処理法を身に着けよう
自分自身の心を『汚部屋』のまま放置するのはやめましょう。
- 今まで何気なくしてきたこと
- 自分が正しいと思ってやっていたこと
- 親に教えられ「そういうもんだ」と思って無意識にやっていたこと
これらの中に、
「部屋をキレイに保てないコツ」
みたいなものが入っているはず、です。
心にも
「残しておかないと、いざというとき困るから」
とばかりに、
デパートの包装紙や、洋服屋の紙袋や、引き出物でもらったタオルのような
「残しておく必要の無いもの」が
結構な場所を占めていることがないかを
ちょこちょこチェックしたいのです。
