カウンセラーがオススメしたい本【悪しき習慣を書き換えよう】~7つの習慣①~
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自己啓発系の書籍を読んでいる人の中で
「これを読んでない人はいないだろう」
とまで言われている『名著』というのがあります。
それが『7つの習慣』です。
全世界で3,000万部売れている、とも言われていますので、
「知ってる」
「読んだことある」
と言われる方も多いかも知れません。
あまりにも有名すぎる本なので、紹介するのもちょっと躊躇したのですけれど、
「カウンセラー目線」で「7つの習慣」を語ったらどうなるかな、と思って取り上げることにしました。
多くの成功者たちが手にし、何度も読み返しながら、自分自身の成長に役立てている「7つの習慣」について。
カウンセラー目線からお伝えしてみます。
【オススメ本】7つの習慣:スティーブン・R・コヴィー著
この本は
- 第一の習慣:主体性を発揮する
- 第二の習慣:目的を持って始める
- 第三の習慣:重要事項を優先する
- 第四の習慣:Win-Winを考える
- 第五の習慣:理解してから理解される
- 第六の習慣:相乗効果を発揮する
- 第七の習慣:刃を研ぐ
という章立てで構成されています。
基本的には自己啓発系の内容ではありますが、心理学とも相通じる点も多いので、この本から感じた学びをカウンセラー目線で書いていきます。
第一の習慣:主体性を発揮する
第一の習慣は「主体性を発揮する」です。
AC克服カウンセリングで、ご相談に来られた方の多くが最初に陥っているのが
- 「自分のコントロールの及ばない状況に一喜一憂」し
- 「他者の言動や態度にすぐに反応」し
- そして「その反応はどうしようもないことで、自分ではコントロールできない」と思い込んでいる
という状況です。
もちろん、乗り越えにくい家庭環境や、一方的な親に反論すら許されない状況などで
- だってどうしようもないし
- 言われたらそうなっちゃうんだもん
- 物心ついたときからずっとそうだったから
という風になってしまいがちなのです。
第一章では、いかに
「出来事(刺激)に反応するに任せず」
「出来事(刺激)と反応の間に「選択できる」ということを知り」
「いかに自分の人生に使えるように、繰り返していくか」
ということが書かれています。
これをカウンセリングに当てはめると
「あなたが自分に自信が持てなくなってしまったのは、
「自信がなくなるような出来事(刺激)の繰り返し」に
「自分なんてダメだ」と思うしかない、と思ってしまったのですね」
というアプローチと共感の後に
「「自分なんてダメだ」と思ってしまうのはわかる。
そのときの状況だと「そう思うしかない」ってなるよね。
でももし、当時は「親が言うんだから正しい」「それしかない」と思っていたことが、
今あらためて考え直したら
「こういう考え方もできるかも」と
再選択し直したらどうなるだろう…?」
と仮説を立てて、ワークをしていくのです。
第二の習慣:目的を持って始める
第二の習慣は「目的を持って始める」です。
これはカウンセリングにおいては
「ゴールイメージを設定する」ということです。
今までは「ただ出来事に反応していた」という状況から
「自分はどうなりたいか」
というイメージから逆算して、自分自身に最もふさわしい「選択肢」を入れていくのです。
このゴールイメージは、ひとりで心理のワークをしていると、
すぐに道が逸れたり、自信が無くなってしまいがち。
ゴールを見失ってしまうのです。
だからこそ、カウンセラーが一緒に寄り添いながら
「「こんな自分になる」んでしたよね。」
「「今までの自分から変化したい」という最初の願いをもう一度思い出しましょう」
「あなたならきっと大丈夫です」
と伝え続けることで、ゴールを見失わないよう、伴走していくのです。
次回に続きます。
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