アダルトチルドレン夫婦の注意点【13のチェックリスト】
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夫婦カウンセリングへのご相談が増えています。
ご相談の中でも
「夫婦の悩みでいろいろ調べているうちに
「自分は（またはパートナーが）アダルトチルドレンでは？」
と気になって」
と言われる方が大変増えています。
今回はこの記事で
- アダルトチルドレン同士の夫婦とはどういうもの？
- アダルトチルドレン夫婦の割合ってどれくらい？
- アダルトチルドレン夫婦に起こりがちな問題点は？
- アダルトチルドレン夫婦は子育てにも影響する？
- 夫婦でアダルトチルドレンを克服する方法を知りたい！
というお悩みにお応えできる内容となっていますので
是非最後までお読みください。
アダルトチルドレン同士の夫婦とは？
アダルトチルドレン同士の夫婦とは？
アダルトチルドレン同士の夫婦とは？
ご主人も奥さまも双方が
- 機能不全状態だった家庭に育ち
- なにが正解か間違いかがわからず、衝突やあきらめを繰り返し
- 憧れていた家庭生活とは程遠い状態になり
- 問題解決に何十年もの時間がかかり（場合によっては未解決なまま）
- 双方（場合によってはお子さんまでが）傷ついていく
こんな状態に陥っているご夫婦だと考えています。
機能不全状態だった家庭に育ち、なにが正解か間違いかがわからず、衝突やあきらめを繰り返す…というのはつまり
「どういう夫婦関係が正解か」を双方の親から学ぶことができなかった
ということを意味していますし、
教えてもらえなかったものを、無から生み出すのは困難である
という意味でもあります。
そのようなアダルトチルドレン夫婦の割合とは、一体どれくらいなのでしょうか？
「ひょっとしたらウチもAC夫婦？」と思われる方はこの先も読み進めてみてください。
アダルトチルドレン夫婦の割合
実際、どれくらいの割合でアダルトチルドレン夫婦が存在しているのか？
明確に示す資料はないのが実情です。
ただ、ひとつの考え方として、アメリカの心理学者が
「全家庭の85％は機能不全家族である」
という発言をしている、という点から考えても
「想像以上に非常に多くの子が、機能不全家族で育ち、何らかの影響を受けている」
という可能性が考えられます。
（もちろん程度の大小はあっても）
かなり多くの方が育ってきた環境から抑圧を受け、そして
「それが正解なんだ」「こういうもんだ」「あがいても無駄」と感じ
いざ自分が家庭を持つ段階になっても
「こういうもんだ」「変えたいけどやり方がわからない」
という状況に陥ってしまっている、という状況が容易に想像できてしまうのです。
ここで敢えて誤解を恐れずに、私なりに
「ではアダルトチルドレン夫婦の割合は？」と問われれば
「85％以上の夫婦がアダルトチルドレン夫婦の可能性が高いです」
とお答えすることになります。
この数字を聞いて、誤解してほしくないのが
「な〜んだ。みんなそうなんじゃん。だったら気にしなくていいよね」
ということではなくて。
「少しでも負の連鎖と思われるものは、夫婦の段階で解決して、子の世代には渡さないようにしたい」
と思っていただきたい、ということです。
実際問題として、
- お子さんが引きこもってしまった
- 家の中で暴れて手がつけられない
- 人生をあきらめたような言動が多くみられる
状態になってから「この子のカウンセリングを…」と言ってこられる親御さんが多いのが実情ですが、その背景にはほぼ100％の割合と言っても過言ではないくらいに
「ご夫婦仲の崩壊」
があります。
まずは夫婦で問題を克服していく姿勢こそが（お子さんにカウンセリングを受けさせようとする前に）必要なのです。
アダルトチルドレン夫婦に起こりがちな問題点
アダルトチルドレン夫婦に起こりがちな問題点
ご主人も奥さまも両方がアダルトチルドレンだった場合、家庭内でどのような問題が起こりがちか？という点について
今まで寄せられた多くのご相談の中から、よく伺う内容について13個のパターンを書き出してみました。
アダルトチルドレン夫婦度チェックリスト【全13問】
- 夫婦仲が悪く、子が仲裁役になっていることが多い
- 双方の価値観が噛み合わず、すり合わせたり、譲り合うこともできない
- 「意見を言った」だけのつもりが「否定された」、少し注意したつもりが「責められた」と受け取ってしまう
- ご主人が家庭を顧みず、平日は残業、休日は寝るか自分の趣味に没頭している（奥さんのワンオペ育児状態が続く）
- 子に対して過干渉で、もうひとりの親がそれを止められない
- 依存傾向（お酒・タバコ・買いもの・ギャンブル・仕事・異性関係等）があり、止められない
- 子どもを愚痴の聞き役にさせてしまっている
- 発言が断定的（「絶対〇〇」「決まってる」「こうあるべき」「〇〇するしかない」「あなたはいつも、必ず」など）で、いくら指摘してもやめられない
- すぐに片方、または双方が感情的になってしまい、落ち着いた話し合いが難しい
- 他人に対しては絶対に言わないような言葉を、妻や夫には平然と言ってしまう
- 夫は妻の心情や感情を理解しようとせず、妻は夫の理屈が受け入れられない
- 友だちや親に夫婦の悩みを相談しても「ウチだって似たようなものよ」「我慢しなさい」と言われて、つらさだけが蓄積されていく
- 外面（そとづら）だけは良く（二面性があり）いくら家で嫌なことをされていても周囲が気づいてくれない
いかがでしょうか？
これらが1つでもあればアダルトチルドレン夫婦である、と言えます。
ただ、該当箇所がたくさんあったとしても、乗り越え方が分かっているならば大丈夫かもしれませんし、逆に
- とても生きづらい
- 別れようか、それとも別居しようか、仮面夫婦を続けようか悩んでいる
- 自分たち夫婦はあきらめてたが、子どもにメンタル不調が現れて焦っている
という場合は、やはりすぐにアダルトチルドレン克服や夫婦問題解決の専門家にご相談いただきたいところです。
アダルトチルドレン夫婦は子育てにも影響する？
上記「13のチェックリスト」でも書いた通り、アダルトチルドレン夫婦は子育てにも決して良くない影響を与えがち。
なぜなら、アダルトチルドレン夫婦の子育ては
- 過去自分が嫌だった育て方を繰り返し、やめられない
- 違うやり方で子育てしようとしたが余計におかしな方向へ行ってしまう
という、いわゆる
「なにが正解かがわからない」
というやり方を繰り返してしまいがち、だからです。
夫婦でアダルトチルドレンを克服しよう
アダルトチルドレン克服夫婦カウンセリングには
- お互いの主張を理解し「落としどころ」を客観的に見つける力
- アダルトチルドレン特有の生きづらさを理解し、克服するための豊富な手法
- 現状の問題克服のために、一見遠回りと思えることが最も近道だと理解していただける理論と実績
があります。
実際いただいた声にも
引きこもっていた子どもが、母の日・父の日にプレゼントをくれて、夫婦で号泣しました
3年間引きこもっていた息子が「明日から学校行く」と言ってくれるように。
吉野さんが言っていた、こちらから「行け、行くんだオーラ」を出すのをやめた方が近道だったことがやっとわかりました。
これからも家庭内を「安心できる港」にできるよう、夫婦で頑張っていきます。
最終的には夫婦別々の道を歩むことを選ぶことになりました。
でも今はそれがお互いにとってもベストだったと思えています。夫婦カウンセリングを受けていなければこのような気持ちにはなれていなかったと思います。
吉野さんには感謝しています。
もっと早くお会いしていればよかった、と思っています。
主人は相変わらず、ときどき強権的な姿勢を見せることもありますが、最近の私は黙っていません（笑）
はっきり言い返すと「わかっている。もうそれ以上言うな」
と言ってなにか考えているようです。子どもたちの態度も家庭内の雰囲気も劇的に変わってきました。
カウンセリングでこんなに変われるなんて（失礼な言い方すみません）、でもびっくりしています。
これからもよろしくお願いします。
このようなお声をたくさんいただいています。
ご夫婦の解決方法は、そのご夫婦にしかわかりません。
ですが、そのまま問題を先送りにして放置しておいても、問題は解決しません。
アダルトチルドレン克服カウンセリングと
夫婦問題克服カウンセリングを合体させた
ユニーク（他に類がない）なカウンセリング手法を
ご夫婦やお子さんのお悩みの解決のためにお役立てください。
悩めるご夫婦からのご相談をお待ちしています。
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