うつとの付き合い方

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詳しくはこちらをお読みください

 

「うつは治ります」

こんな風に言ったら驚かれるでしょうか。

 

うつには特有のパターンが存在します。

そのパターンを理解し、

ゆっくり、着実に進めていくことで

やがてうつを克服していくことができる。

 

私(カウンセラーの吉野)はそう信じています。

 

 

今日の記事では

  • うつになりやすい人の特徴
  • うつが長期化するパターン
  • うつが治りだすきっかけ

について、カウンセリングの現場で感じてきたことをお伝えし、

 

どのようなステップでうつを克服していくかについて、ひとつの考え方をお伝えしたいと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

筆者注:

通常このサイトでお話しているAC(アダルトチルドレン)とは異なり

うつ病は「病気」と認定されており、精神科や心療内科での

投薬を用いた薬物治療が選択できます。

 

私としては、薬物治療をうまく併用しながら、

うつになりやすい考え方を

心理的なワークで書き換えていくことを

同時に行うことが効果的である、と考えています。

 

心理ワーク1本に絞って、適切な治療を受けない

ということは、私はあまりお勧めいたしません。

 

(もちろんお薬をいろいろ試したがダメだったと

いう場合もあるかと思いますが、全く病院を頼らずに

心理カウンセリングのみで克服したいというのは

ひとつの大事な可能性を削ぐことにもつながります。

 

また、こういうことを書くと、勉強や経験が不十分な

カウンセラーが「ウチは薬なんて使わずに治せます」

「うちにくれば一発!」的なことを言い出すことも

ありますが、これは大きな間違いだと思っています。

 

うつを乗り越えていくために大切な考え方を

ここに書いていくつもりですが、あくまでも

「うつ病」と診断されたり、あきらかにうつっぽい

状態であるならば、私はまず精神科や心療内科の

受診や投薬による治療と併行して、心理カウンセリングを

ご利用いただくことを強くお勧めします)

 

 

うつになりやすい人の特徴

 

今までAC克服カウンセリングを行ってきて、

「これは「うつ様相」が現れているな」

と感じて、私の方から精神科の受診をお勧め

したこともありますし、

 

最初のご相談(インテーク面接)の段階で

「現在心療内科にも通って、うつの投薬治療を

行っています」

とお話頂く場合もあります。

 

私自身

「もし次回、お話できるようでしたらお薬手帳を

ご持参いただいてもいいですか?」とお伺いして

 

現在の状況と治療の方針をお薬から推察することも

行っています。

(もしこれをお読みの方で、当方でカウンセリングをと

お考えの方は、お薬手帳をご持参いただければ幸いです)

 

少し話を戻して…。

 

当カウンセリングにお越しになる方で

うつの状態を訴えられる方には、みなさんほぼ似たパターンが

ありますので、ここで紹介しておきます。

 

うつになりやすい方は、もしかしたらこの特徴から

問題克服の方法が見えてくるかも知れません。

 

 

うつになりやすい人の特徴として挙げられるのは

 

  • 自分に厳しく(自分には世界一厳しい)
  • 他人に優しい(いい人)
  • 助けてが言えず
  • 全部自分で背負おうとする(我慢強い人)
  • 完璧主義で
  • 白黒思考(ヒャクゼロ思考)で
  • 失敗を恐れる(失敗を楽しめない)

 

という傾向があると感じています。

 

正直なところ

「アダルトチルドレンの特徴と全く同じ」であり、

アダルトチルドレンの状態が不適合レベルまで煮詰まってしまうと

いきつくところ、うつになりやすい、とも言えると感じています。

 

(何度も書いてきていますが、アダルトチルドレンは

病気とは認められていません。

いわば『考え方のクセ』のようなものです。

でも不適合レベルまで煮詰まってしまうと

うつの症状が出始めてしまう、と考えており、

アダルトチルドレンとうつは近い関係にあると

私は考えております)

 

 

特徴の反対をすればうつは治る…んだけど

 

先ほど紹介した、うつの特徴の反対をすれば

うつは治る(うつの状態ではなくなる)と言えます。

例えば…

 

  • 自分に厳しく→自分に優しくする
  • 他人に優しい(いい人)→いい人をやめる
  • 助けてが言えず→助けてを言おうよ
  • 全部自分で背負おうとする(我慢強い人)→全部自分で背負わないでね

 

…などと言って「はい!わかりました!」

となれれば、多分最初からその人はうつになんてなってないのです。

 

それができないからこそ、苦労してるんですよね…。

 

それにはやはり

幼少期からの

「そうでもしないと生きていけなかった背景」

「否が応でも「自分に厳しく」ならざるを得なかった環境」

「笑顔で生きるには厳しすぎた状況」

が存在していて、

そう簡単には変えられない事情がそれぞれの方に存在しています。

 

 

考え方(解釈)を書き換えていくのも大切な治療

 

だからこそ、時間は掛かったとしても、

十分に過去の事情を理解し、寄り添いながら

 

「もうその世界で生き続けなくてもいい」

「新しい生き方を今から試しても大丈夫」

「あなたが悪かった訳ではない。あなたは間違ってなかった」

「あなたはダメだったんじゃない。とてつもなく頑張り抜いた人だったんです」

 

と何度もお伝えし、心の解釈を書き換えていくことが

とても大切だと考えています。

 

 

うつが長期化するパターン

 

うつがなかなか良くならない、長期化してしまう方に多いのが

「今までの(自分を追い詰める)人生の方が正解だった」

「少し休んだらまた追い詰めなければならない」

という考え方を持っている、ということ。

 

これはとてもむずかしい問題なのですが

幼少期に植え付けられてしまった考え方や教えというのは

大人になってからもなかなか書き換えるのは難しいのです。

 

◇ ◇ ◇

 

「頭ではわかるんだけど、でもつい自分なんて「クズだ」と思ってしまうんです」

などと言われる方もおられます。

 

「そんな風にあなたのことを「クズ」だなんて言った人がいたのですか?」

 

とお伺いしても

 

「いえ、私のことではなく、父がいつも落ちこぼれた人を指差しては

「いいか。あんなクズになるな」

「クズになったら人生終わりだぞ」

とは言ってたのは鮮明に覚えていますが…」

 

と言われたので

 

「今のあなたの状況を見て、お父さんはどんな表情をしてそうですか?」

と聴いてみたら、泣きながら

「きっとクズだと思っています」

 

と訴えられました。

 

でもその方は「親は私のことをクズとは言っていない」と

主張されますし、「親は間違っていない。正しかった」と

思い込まれていました。

 

でも自分はお父さんが軽蔑していたような存在だと。

だから自分が悪い、と本気で思い込まれていたのです。

 

この考え方(お父さんの評価)こそが間違っているということが

心の奥に腑に落ちた状態になるまで、長い期間が掛かってしまいましたが

 

今では「その考え方は間違っていた」ことに納得され

「自分で自分にOKが出せる」ように変化していかれました。

 

 

 

うつが治りだすきっかけ

 

うつが治りだすきっかけは人によってさまざま。

薬が効き始めて、ずいぶん楽になる方もおられるし、

環境や状況が変化して、今までの悩みがどこかに行った方もおられます。

 

ただ、私が多くのうつから復帰された方を見てきて、

比較的早期に問題克服された方には、決まって

 

「その方を心から信じてくれる人の存在」

 

があったことが多かったです。

 

あなたを心から信じてくれる存在

 

あなたを心から信じてくれる存在がいるだけで

うつに苦しんでおられた方が劇的に回復していく

という姿を何度も見てきました。

 

ときには恋人であったり、

ときにはご家族であったり、

ときにはカウンセラーがそのきっかけになる場合もあります。

 

 

カウンセリングの現場では「ありきたりな」言い回し

なのかも知れませんが、

 

「今回のうつをきっかけに、

当たり前のことがとても有り難いことだったと気づけた」

 

「周囲の人がここまで自分を信じてくれてることに

今回のうつがきっかけで気付けるようになった」

 

「うつになれたからこそ、こうやってさらに

新しいことを学ぶことができた」

 

「うつ自体が怖くなくなった。また自分がうつに

近づくことがあったとしても、今回ほどうろたえたり

落ち込んだりすることはないと思える。

信じてくれる人がいることに気づけたおかげで

うつとの付き合い方も見えてきた」

 

とおっしゃる方が多いのです。

 

うつを克服していく大きなヒントは

「うつに苦しむ人を本気で信じる存在」です。

 

 

もしあなたのそばにそんな存在がいなくても悲観しないでください

 

もしあなたのそばに。

あなたのことを心底理解し、信じてくれる存在が見当たらなかったとしても

そういったときのためにカウンセリングがあるんだと感じていただければ嬉しいです。

 

もちろん、共にワークをし、乗り越えていく覚悟は

どんな方にも必要となりますし、自分は何もせずにただ

「信じて認め続けてもらいたい」

というご要望にお応えすることはできませんが、

 

今の状況からなんとか抜けたい、と強く思う方には

効果的なワークがある、と信じています。

 

是非、精神科や心療内科でのお薬をうまく使った治療に加え、

あなたのことをあなた以上に信じる存在と共に

適切なワークをこなしていくことで、

 

相乗効果的な問題克服を一緒に考えていきましょう。

 

 

◇ ◇ ◇

 

うつになったからと言って、どうか悲観しないでください。

今はなかなか受け入れられないかも知れないけれど

「うつ、というきっかけがあったおかげで

昔には味わえなかった幸せを受け取れるようになれた」

と感じられる世界を一緒に見つけていきましょう。

 

そんなあなたを応援しています。

 

 

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