ACの親は子どもに「お金がない」を連発する
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アダルトチルドレンの親は
とにかく
「お金がない」
を連発します。
ぶっちゃけこれには
「「お金がない」と言っておくと得をする理由」
があるわけで、
得できるのだから、ついつい
無意識に、自分の子どもに対して
連発してしまうのです。
今回は、
- お金がないと言うと得をする理由
- なぜ「お金ないはウソ」と言い切れるのか
- 「お金ない」はあなたの責任ではない
についてお伝えしていきます。
「ACの親は～」シリーズ。少しずつ増えてきてます。
よかったらこちら（↓）も合わせてお読みください。
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お金がないと言っておくと得をする理由
なぜ「お金がない」と言っておくと
親は得する（と思いこんでいる）のか？
それは。
「子どもが欲しがることを諦めてくれるから」
です。
- 「買ってあげたいけどお金がないのよ」
- 「こないだ買ったからもうお金がない」
- 「○○ちゃん家と違って、ウチはお金ないの」
- 「あなたを育てるにもお金がいるのよ。もう精一杯なの」
- 「あれやこれやでやりくりするのが大変」
などといつも訴え続けたおかげで
（事実かどうかは別として）
子どもは
「ウチはビンボーなんだ」
「欲しいなんて言っちゃいけないんだ」
「欲しがる気持ちを感じるのはいけないことなんだ」
と思い込んでいきます。
そうすると、子どもは親に対して
- 「欲しい」とアピールすることが減り
- 欲しい物があってもガマンすることが増え
- 絶対に必要なものしか要求しないようになる
という「良い子」になってくれます。
でもそれ。本当に「良い子」なのでしょうか？
でもそれ。本当に「良い子」なのでしょうか？
自分が欲しいものをあきらめ
自分がチャレンジしてみたいことも「親がダメって言うから」とあきらめ
親が「お金がない」という顔を見たくないからあきらめ…。
こんな風にガマンさせられてしまう子を
本当に「良い子」と言うのでしょうか？
正直、私は
「良い子」の前に
「親にとって都合の…」という言葉が
ついてしまってるんじゃないか、と感じます。
なぜ私は「お金ないはウソ」と言い切れるのか
ほとんどの場合、親が
「お金ない」
というのはウソです。
「お金がない」のではなくて
「親自身が興味を持てない」ときに
「うちにそんなお金なんてない」
と言ってしまってるのです。
「お金ないお金ない」と言いながらも
自分が良いと思ったものには「どーん」とお金を出したり、
「いつまでもあんなオンボロ車に乗ってたら恥ずかしいから」
とか言って車を買ったり、
「中古車はいつ故障するかわからないから」
とか言って新車を買ったり、
「今日だけはご褒美♪こんな日もあっていいよね」
とかいって自分だけ贅沢したり。
でも家族に対しては
「お金ない」を連発し、
電気がつきっぱなしだったら怒鳴り、
水が出しっぱなしだったら怒鳴り、
家の中が険悪な雰囲気になってもなお
「お金がない」
を連発してしまうのです。
「お金ない」は子どもの責任ではない
そもそも。お金がないのは。
お子さんのせいではありません。
誰のせいかはわかりませんが、
間違ってもお子さんのせいではないのです。
本当にお金がないなら。
「いろいろな事情であなたの望みを
すぐに叶えることは難しいけれど
こういう叶え方ならできるかも知れない」
と。
説明責任を果たした上で、
代替案を提示してあげて欲しいのです。
子どもの夢や希望を、
「お金がない」の一言で終わらせてはなりません。
その子はやがてすごい活躍を
したかもしれない世界に
足を踏み入れる際にまで
「お金ないから無理かぁ～」
「どーせダメだって言われるよな～」
などと言って、やる前から諦めてしまうことになりかねません。
別に「無い袖を振れ」「あるフリをしろ」と
言いたいわけではありません。
子どもにあきらめさせるために
自分が興味がないのをごまかすために
できるだけ手っ取り早く話を終わらせるために
「お金がない」
という一言で終わらせてはならないのです。
何気ない一言で。子どもの夢を摘み取ってはならないのです。
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