ACの親は正当化する

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アダルトチルドレンの親は

子どもにつらい思いをさせた直後に

正当化します。

 

例えば

  • ひどい言動をしたあとに「これはしつけだ」と言ったり
  • エゴからくる行動を「これは愛だ」と言ったり
  • 親が悪いのに「親は悪くない」「親は謝る必要はない」と言ったり
  • 子どもが傷ついてるのに「大げさだ」「うるさい」と言ったり
  • 「育ててやってるのに文句言うな」「誰のおかげでここまで育ててもらえたと思ってるんだ」と怒鳴ったり。

 

 

本当は子どもの主張の方が

正しいことでも、いつの間にか

勝手な言い分でねじ曲げられて、

 

「親が正しい」

「親は謝る必要はない」

「なぜならこれは『愛』であり『しつけ』だからだ」

 

ととんでもないことを言う親御さんがおられます。

 

 

今回は、

  • 親になったらカンペキなのか?
  • 子どもはずっと覚えてる
  • 子どもにちゃんと謝れる親になろう

というお話をします。

 

 

「ACの親は~」シリーズ。少しずつ増えてきてます。

よかったらこちら(↓)も合わせてお読みください。

 

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ACの親は正当化する ←今日ここです

 

この記事を読んで反省する親は…

 

こういう記事を読むと、

猛烈に反省し、落ち込んでしまう親御さんが

一定数おられます。

 

しかし。

私はそういう親御さんは

良い親御さんじゃないかと思うのです。

 

問題なのは

  • こういう記事を読もうとも思わない
  • 仮に誰かに「読め」と言われても、記事の書き方や誤字脱字や文法の間違いを見つけて「ここがおかしい」と指摘したがる(本質を見ようとしない)
  • 自分は何も間違ってない。良い親だと思いこんでいる

 

方にこそ、問題があるのではないか、と思います。

 

 

親というだけでは「カンペキ」とは言えません

 

アダルトチルドレンや毒親問題でご相談される方の多くが

「いつも親が正しくて、子(自分)が間違ってるような扱いを受け続けてきた」

という意味のことをおっしゃいます。

 

でもこれって、

親になれたら、誰だって自動的にカンペキになれる訳ではないのです。

 

むしろ、誰だって親の経験がないまま親になるのですから、

子育てや日々の生活における判断を間違うことだって

山のようにあるはずです。

 

でもそれを認めない。

指摘されたら、怒ったり、悲しんだり、拗ねたりする。

ときには逆ギレしたり、

それを正当化する場合もあったり。。。

 

子どもはそういう状況の中で

育っていくことによって、段々

AC化していくのです。

 

 

理不尽さを子どもはずっと覚えてる

 

親から受けた教えを

子どもはずっと覚えて身につけて生きていきます。

 

具体的なエピソードを覚えている場合もあれば

「なんでも自分が悪いと思ってしまう」

「みんなに迷惑掛ける存在だと思ってる」

「消えたい、居なくなりたいという思いがずっとある」

という思いだけが刷り込まれている場合もあります。

 

なぜ「自分が悪い」などと思ってしまうのか

 

なぜ自分が悪いと思ってしまうのか?

 

それは、

「自分が悪い」と思い込まされて育ってきた

からに他なりません。

 

親が、自分を正当化するあまり

子どもが罪悪感を抱えてしまい

その後ずっと自分責めして

生きづらさを感じてしまう。

 

そういうことがある、ということを

親御さんは忘れてはならないのです。

 

 

 

ちゃんと謝れる親になろう

 

私は

「親だって間違うし、失敗もする。

カンペキな存在になどなれない」

 

と思っています。

 

そして。

 

「今の子どもの方が多くの情報に触れ

親よりもいろんなことを知っている」

 

とも思っているし

 

「子どもの方がいろんなものごとを

まっすぐに見ている」

 

と考えています。

 

もちろん。子どもが間違うことだってあるでしょう。

それは親も同じことです。

 

もし。子どもが間違ったときに

謝らせようとしてるならば。

 

親が間違ったときも

ちゃんと謝る必要があると思います。

 

(逆に「こんな親でごめんね」とか

「幸せにしてあげられなくてごめん」とか

やたら謝りまくる親御さんもおられますが

それはそれで子に罪悪感を与えることになるので

ご注意ください。

このことについてはまたいずれ触れます)

 

 

謝るときにちゃんと謝れる親はかっこいいです。

そして。

間違いを認め、そこから立て直そうと

努力する親はもっとかっこいいです。

 

変に正当化したり、責任逃れしたりせず、

何度もやり直そうとする姿勢を

お子さんに見せてあげてくださいね。

 

子どもはそういう親の姿を見て

尊敬して、好きになって

目指そうとするもの、なのだから。

 

 

 

◇ ◇ ◇

 

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