やさしいコントロール

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新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止のため現在カウンセリングは全てオンラインで実施しています。
詳しくはこちらをお読みください

 

■毒親や引きこもり系の記事を書くと

「私の親はそんなんじゃなかった」

「ちゃんと育ててくれた」

「悪いことをしたときは叩かれたけど、それは自分が悪いから」

「とても優しくていい親だった」

という方が少なからずおられます。

 

■でも生きにくい。とてもつらい。

自分の人生を生きてるという実感もない。

こんな風に感じるのは「自分が悪い」から。

 

だから、そんな悪い自分を治すために

カウンセリングを受けに来ました、

という方が一定数おられるのです。

 

親の愛を信じ、親をかばう子

 

■こういう方には、似通った特徴があります。

  • 子どもの頃の記憶がほとんどない(特に幼少期〜小学校卒業ぐらいまで)
  • (親は)私が子どもの頃は怖かったこともちょっとはあったけど、今はとても優しい
  • いじめられたり困ったことが起こった経験がある
  • いじめられたり困ったことがあったとき、親には相談していない
  • 親に叩かれたことは「私が悪いことをしたとき」「そんなにない。ちょっとだけ」「本当に軽く」「虐待とは言えないレベル」だった
  • 親に叩かれた今までの回数は「覚えていない」「(相談内容には関係ないから)言いたくない」
  • 悪いことをしたときとは?と聴くと「私がワガママを言ったとき」
  • ワガママとは?「自分の希望を言ったとき」「親と違うことを思ったりしたとき」

 

こういう話になることが多いのです。

 

【注】カウンセラーは検察官ではないので(笑)相手が言いたがらないことをしつこく聴いたり、無理に言わせようとはしません。
自然な会話の中で、少しずつ聴こえてくる言葉たちを集めてまとめると、上記のようになっていくことが多いのです。

 

■こういう方のカウンセリングをすると

「悪いのは私。親はとっても優しかった」

「ちゃんと育ててもらったし、不満に思うのは私が悪いから」

と言われます。

 

■確かに、親子がご一緒にカウンセリングを

受けられたときは、友だちのように仲の良い

感じでお話される姿を目にすることもあります。

 

■ただ、実際のところ、

親御さんもお子さんも気づいていないレベルで

「直接的ではないコントロール」が

ずっと効いている可能性があるのです。

 

 

優しいコントロールの正体

 

■結論から言います。

 

■優しいコントロールというのは

  • 罪悪感コントロール
  • 不安感コントロール

の2種類です。

 

■普段、虐待や引きこもり問題などで

よく取りざたされるのは

「強権的な親が強烈にコントロールを掛けてくる状況」

を紹介することが多いです。

 

■この、強権的で強烈なコントロールを

  • 恐怖感コントロール

と呼んでいて、

相手(この場合は子ども)に恐怖感を感じさせ

「言うことを聞かないと恐ろしいことになる」

と思わせてコントロールしていく方法が

目立ちがちです。

 

■ですが、恐怖感とは別の方法で

相手に「申し訳ない」「自分が悪い」と

感じさせるように持っていくことを

  • 罪悪感コントロール

と呼び、

 

■常に相手に「できなかったらどうしよう」

「失敗したら怖いな」と感じさせることを

  • 不安感コントロール

と呼んでいます。

 

■「親は優しかった」と言われ、

「でも生きづらい」と訴えられる方の

多くが、この

  • 罪悪感コントロール
  • 不安感コントロール

にとても弱い状態でおられることが

少なくないのです。

 

 

罪悪感と不安感でコントロールする方法

 

■実は、恐怖感コントロール以上に

  • 罪悪感コントロール
  • 不安感コントロール

に苦しむお子さんは多いのが現状です。

 

■実際にどんなことが起こっていたかというと

  • 子どもが望んでも、親が望まないことは「う〜ん。それよりもこっちの方がいいんじゃない?」などと遠回しに反対する
  • 親が望まないことは「悲しそうな顔」「困った顔」「聴こえなかったフリ」等をする
  • 望まないことは「そうね。。。でもお父さん(お母さん)がなんて言うかしら」「お母さん(お父さん)に怒られちゃうかも」
  • 笑っていると「良い子ね」「優しい子ね」「助かるわ」
  • 不機嫌な顔をすると「そんな顔しないで」「悲しませないで」
  • よくよく考えてみたら、子が自分の人生を選択したことがなかった
  • いつでも親に聞かないと自分がどうしたらいいかわからなかった
  • 「やってみよう」と言われる前に必ず「でも」「大丈夫なの?」「心配だわ」と言われた
  • 「大丈夫だって」と言っても「でももし」「例外だってあるかも」と言われた
  • それでも「大丈夫」と言ったら「保証できるの?」「確実に?絶対に?」「どうしてそう言えるの?」と(あきらめるまで)何度も聞く
  • あまり強く反抗すると「そうよね。全部お母さん(お父さん)が悪いんだよね」と落ち込んだり泣いたりする
  • 「あなたは子どもだからまだわからないと思うけど」と前置きされることが多く、結局は反対意見
  • 親と意見が一致したら、すぐに「そうね!それがいいわ!そうしましょ」
  • 結局親に反抗するのが面倒になり、全ての判断を親に任せてしまう場合も

 

などが家庭の中で日々繰り返されている、ということが多いです。

 

■こういう方法で育ってしまうと、

 

「自分で判断しようとすると何となく罪悪感を感じてしまう」

「自分の意見を持つこと自体に抵抗感も持ち、自分責めしてしまう」

「失敗を極端に怖れ、自分がやったことがあること以外できない子になる」

「何か挫折や小さな失敗経験があると、それだけでバーンアウト(燃え尽き)になる」

 

ということになりがち。

 

 

不安感&罪悪感コントロールを受けた子はどうなる?

 

■このような悪気のない、優しいコントロールを

受け続けてしまうと、

 

■大人になった(またはなろうとしている)人が

  • 自分自身に激しい罪悪感を感じる
  • 自分自身が強い不安感を持つ

状況から

「自分のせいなんだ」

「自分がきっと(メンタル的に)おかしいんだ」

と思い込んで、カウンセリングを受けに来られる、

という流れがあります。

 

■でもそれは私からすると

  • 幼少期から、そこはかとない「罪悪感」を感じる環境で
  • 何か問題があれば「ごめんなさい」と謝らされ
  • 新しいことをやろうとすると「怖い」「大丈夫なの?」「やめといた方が」と言われ
  • チャレンジしなければ安心してくれる存在がいて
  • その結果、何かをすることに罪悪感や不安感を感じるようになり
  • 失敗が極度に怖いと感じるようになってしまった

ということだったんだろうな、と見ているのです。

 

 

なぜ人はやさしいコントロールから抜け出せないのか

 

■やさしい、とは言うものの

心に対するダメージは、結構大きく、

恐怖感コントロールと同じかそれ以上の

効果があるのが、

 

  • 罪悪感コントロール
  • 不安感コントロール

 

の実態です。

 

■恐怖感コントロールの場合、恐怖感を

与えた相手に対して『嫌悪感』を感じやすく

また、その嫌悪感に対しても正当化しやすい

事情があるため、わかりやすいのです。

 

■逆に、罪悪感コントロールや

不安感コントロールの場合は

  • 相手を嫌な気分にさせたのは私(ワガママだから・ダメな子だから・自分勝手で卑怯な子だから)
  • 自分が不安な気持ちになったのは私(弱いから・根性が足りないから・甘えてるから・情けないから)
  • 心配してくれてるのは私を愛してくれてるから。なのに反抗心を持つのは私がいけない子だから

というふうに、

『責めが自分に向く』

という形で効き続けてしまうのです。

 

■罪悪感コントロールと不安感コントロールは

抜け出すのに時間がかかります。

 

ですがそれは、不可能を意味している訳ではなく

いつか抜け出せるのも事実なのです。

 

親はわかってやっているのか

 

■この罪悪感コントロールと不安感コントロール。

やってる側は何も意識していません。

わかってやっている訳ではないのですが、ただ

 

■自分(親)の考えから離れてほしくない

という思いだけは、しっかりお持ちのようです。

 

■なので、カウンセリングを受けられて

「このようなことがなかったか」

「結果コントロールになってなかったか」

とお話しても、最初は意味が理解できず

『鳩が豆鉄砲を食ったような』表情を

される方もおられます。

 

■掛けた側も掛けられた側も

全く気付かない間に進行し、

結果、お子さんが自信を失ってしまう

ということがあることを、

カウンセリングに来て初めて気付かれるのです。

 

 

優しいコントロールからの抜け出し方

 

■罪悪感コントロールや不安感コントロールから

抜け出していくために必要なのは、なによりも

 

■第三者から

「それ、罪悪感背負わされてない?」

「不安の解消は、いきなり大きなことじゃなくて、

系統的に少しずつ焦らずに行こうね」

 

と言ってもらえることが大切です。

 

■ついつい

「自分の親は悪くないんです」

「悪いのは自分なんです」という

気持ちばかりが先行してしまって

 

罪悪感や不安感の処理の仕方が

遠のいてしまっては元も子もありません。

 

■自分が罪悪感や不安感を感じてしまい

その処理が上手くできないな、と思ったら

まずはカウンセリングをお受けいただく

ことが大切だと思っています。

 

 

 

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