緊張して人前で話せない【場面緘黙(ばめんかんもく)】

お知らせ

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止のため現在カウンセリングは全てオンラインで実施しています。
詳しくはこちらをお読みください

 

■カウンセリングを申し込んだものの

思ったようにうまく話せない…。かも。

 

■実は、初めてカウンセリングを

受けられる方の多くが、このような

ことを心配されて、当院にもお越しくださいます。

 

■そしてそのほとんどが

「思った以上にちゃんと話せてよかった」

「こんなことならもっと早く来ればよかった」

とおっしゃる方がほとんど、なのですが

 

■中には終始緊張した面持ちで

なかなか思ったことが話せないでいる方も

ときどきお越しになられます。

 

 

人前に出ると緊張して話せない

 

■家族等の前では普通に話せるんだけれど、

職場やカウンセラーの前などの他の環境で

急に何も話せなくなる。

面接試験等で、急に頭が真っ白になり

ひと言も話せないまま終わってしまった。

このような経験をされた方もおられるかも知れませんね。

 

■このような状態を

場面緘黙(ばめんかんもく)または

選択性緘黙(せんたくせいかんもく)と呼びます。

 

■場面緘黙はなぜ起こるのか?

場面緘黙のカウンセリングの方法とは?

今日はこの【場面緘黙】についてお伝えします。

 

 

AC克服カウンセリングに来られた方の事例

 

■以前、AC克服カウンセリングに来られた方で

40代前半のサラリーマンの男性がおられました。

 

■幸い、私に対しては、若干たどたどしいながらも

普通に会話できるレベルでしたので、カウンセリングも

非常にサクサク進んだんですが、

実はこの方、

 

■得意先でのプレゼンテーションが苦手で、

お客様の前に出ると、

  • 顔面蒼白になり
  • 汗が吹き出て
  • 言葉が出なくなり
  • 立ち尽くしてしまう

ということを何度となく繰り返されて

いたのです。

 

■この方が抱えていたのは

「失敗が怖い」

という問題でした。

 

■失敗に対する恐怖感を和らげるワークを行い

ていねいにじっくり感情開放をした後、

少しずつ

 

「別に失敗したって大丈夫」

「失敗してもどうにかなる」

 

という風に思えるようになられた様子でした。

 

■この方は3ヶ月(約6回)のカウンセリングで

劇的に改善が見られ、

 

■得意先でのプレゼンも、少々の緊張は

残りつつも、

「別に失敗したって大丈夫」

「失敗してもどうにかなる」

という気持ちで、堂々とプレゼンが

できるようになった、とのことでした。

 

人は「自分以外の人になろう」とすると極度の緊張状態になる

 

■カウンセリングの終盤。

この方が私に、ふとこんなことを言われたんです。

 

■「僕、気づいてしまったんです。

人ってみんな「ポジティブでなければならない」

って思い込んで生きてますよね」って。

 

■その方の気づきに私は激しく同意しました。

そうなんです。

人がなぜ必要以上に緊張するかというと

「自分じゃダメ」

「自分じゃない人にならないといけない」

「ポジティブでなければ否定される」

と思い込んでしまっているから。

 

■でもそれは事実ではありません。

ワークを繰り返して、自分を受け入れ、

自分が今まで「ダメ」と思ってたことを

「ダメなんかじゃなかった」と受けとめ直し、

「緊張したって構わないじゃないか」

と思えるようになっていくことで

場面緘黙の状態を克服できる可能性が

高まる、という好例でした。

 

 

場面緘黙は長期化しやすい

 

■ただ、上記のような例ばかりではなく、

カウンセリングが長期化してしまう

場合も少なくありません。

 

■重度の場面緘黙状態がみられる場合、

まずカウンセリングルームに来られても

  • お話することができず
  • 返事、相槌等も打てず
  • ずっと固まっている

という方もおられます。

 

■「無理に話さなくてもいいですよ〜」

とお伝えしつつ、

「次はこの日のこの時間で大丈夫ですか?」

と聞いても、お返事もできない、

という場合だってあります。

 

(仮に「はい」「いいえ」と書いて

「どちらかに指を指せますか?」と

聞いても動けない状態(緘動(かんどう))

状態の方もおられます)

 

■こういう状態になっている場合、

カウンセリングはどうしても長期化

する傾向があります。

 

■直接メンタルに触れるようなことを避け

その方が好きなもの、

例えば

  • 音楽
  • ゲーム
  • アニメ
  • 趣味
  • 遊び
  • スポーツ

などの話題からじっくり始めて、

 

■ゆっくり心を開いてくれるのを

待つことしかない場合だってあります。

 

■ではなぜ、このような状況になって

しまったのでしょうか?

 

■場面緘黙という状況だけで、その方の

背景を断定することはできませんが、

それでも敢えて

 

■場面緘黙が発生しやすい状況(背景)を

お伝えしていきます。

 

 

場面緘黙が発生しやすい環境

 

■実は、場面緘黙(ばめんかんもく)は

小学生の頃から「他者と上手く話せない状態」が

始まっている場合があります。

 

■場面緘黙が発生しやすい環境とは、

 

  • 親御さんが子どもより先によく喋る
  • 子どもが何か言う前に親が答える
  • 子どもが何か話せたとしても(かぶせるように)注釈をする
  • 子どもの考え、意見を、直接的・間接的に否定
  • 場合によっては、虐待行為を過去に与えたことがある

 

こういう環境の方が場面緘黙に至ってしまう場合が

少なくないように感じます。

 

■よくあるじゃないですか。

外で近所のおばちゃんと会ったとき、

「あれ〜ぼく。大きくなったね〜何歳?」

と聞かれて、モゴモゴしてたら、横から親が

「3歳なんです〜(^^)」

と答えるシーン。

 

■あれは欧米諸国では

「私はこの子に聞いてるの♪ぼく何歳?」

と言うそうです。

 

■つまり。

日本はどうしても「親が代弁する」のが当然と

考えられている風土があるようですが、欧米では

小さな頃から、時間は掛かっても自分で答えさせる

という習慣があるようです。

 

■親が子どもの言葉を(結果的に)

奪ってしまうと、子どもは

  • 自分で判断し
  • 自分で発言し
  • ときには反対意見を受け
  • どう言えば説得できるか悩み
  • 別の言葉を使おうとする

という行為まで奪われてしまうことになります。

 

 

場面緘黙は小学生の間に対策できればベスト

 

■場面緘黙は、子どもの間(学童期)に

カウンセリングを行うのがベストです。

 

■学童期に適切なカウンセリングを行えば

その後、普通に自分の意見が言えるように

なるお子さんが多いのです。

 

■でも、結構この期間、お子さんのことを

「引っ込み思案な子」

「奥手な子」

「自分の意見が言えない(ダメな)子」

という評価を与えてしまい、対応しないで

そのままにしておく、ということも多いのです。

 

■場面緘黙については

学童期を超えると回復に時間が掛かる

と言われています。

 

■中学校に上がってからだと、小学校のときより

数倍(数年〜10年以上)の時間が掛かる場合もあります。

 

■人前で異常に緊張して、言葉を発することが

できなくなってしまっている我が子に気付かれた

親御さんは

 

「まぁ、じき喋れるようになるでしょ」

 

と思わずに、まずは

親御さんがカウンセリングにお越しいただいて

詳しくお話をお伺いしたいのです。

 

■AC克服カウンセリングには、

元小学校の先生(低学年担当)で、

生徒にとことん寄り添い、一人ひとりと心で

接し続けるカウンセラーがいます。

 

■即カウンセリングに入ることが難しくても

一緒に寄り添い、入れるところから無理なく

アプローチを始め、

ゲームやアニメなど、お子さまが好きなもの

(世界観)を共有できるように努め

心を開くまでゆっくり待つことができる存在です。

 

カウンセラー:濱 和希のプロフィール

 

■現在(2020年2月現在)、濱和希は

訪問型(アウトリーチ)カウンセリングも

お受けすることができます。

 

■もしこの記事をお読みいただいて

「ひょっとして我が子も?」と思われた方や

 

■「自分は大人だけれども、職場で話せなく

なってしまうときがある」という方は、ぜひ

お早めにご相談ください。

 

 

【関連記事】

引きこもり問題:親の共通点とは?

引きこもり問題:子の共通点とは?

引きこもりは子どもに問題がある?

虐待は「昔のことやんか」では済まない

引きこもりの「本当の理由」

引きこもりに効果的なカウンセリング

子どもが暴れているときのカウンセリング①

子どもが暴れているときのカウンセリング②

引きこもり問題:親の共通点②

引きこもりの原因は教育虐待?

引きこもりの子にさらに追い撃ちを掛ける【経済的虐待】

【毒親を描いた映画】葛城事件

【虐待】「自分はもっとひどかった」を理由にする親

昭和の歌がモラハラ賛美になってる件

優しいコントロール【結構多いのです】

場面緘黙の原因と対策【早期対応がカギ】 ←今ココ

 

 

AC克服カウンセリングで今までの生き方を変えてみませんか?

もうこれ以上一人で抱えなくてもいいのではありませんか?

アダルトチルドレン特有の悩みや恐怖心の克服には
AC克服に特化したカウンセリングが有効です。

今まで本を読んだりセミナーに出ても、なかなか胸のあたりのモヤモヤが取れなかったあなたに。

生きづらさから開放された生き方を手に入れるためのステップを紹介しています。

アダルトチルドレン克服カウンセリングを受けて、新しい人生を手に入れましょう。

関連する記事

【アダルトチルドレン克服のために知っておきたいこと】

■アダルトチルドレン(AC)について
アダルトチルドレン克服カウンセリングTOP
アダルトチルドレンとは?ACを正しく知って克服しよう 
アダルトチルドレンと関連の深い「機能不全家族」とは?

■アダルトチルドレン5つのタイプ
マスコット 
ケア・テイカー 
ヒーロー 
スケープ・ゴート 
ロスト・ワン

■ACが引き起こしやすい問題
アダルトチルドレンの特徴(考え方のパターン)とは
「消えたい」と感じる方はアダルトチルドレン克服カウンセリングを

虐待(虐待の種類と特徴)
 お母さん、お父さん、それ虐待かも…
依存症(共依存) 
 共依存チェックリスト
不登校・引きこもり
条件付きの愛
 セックス依存症(見捨てられ不安)との向き合い方

【こんなときどうする?】
子供が引きこもりになってしまったお父さん・お母さんへ
ひきこもりや休職、うつに悩む方へ
■ 引きこもりを改善するカウンセリングの手法

【AC克服カウンセリングを受けたい方のために】
アダルトチルドレン克服カウンセリング大阪:相談日程とお申込み
地図・アクセス
はじめての方へ
AC大阪のカウンセリングの流れとは
心理セラピーを受ける時期・タイミング
セラピー・カウンセリングを受けられた方のご感想
よくある相談・ご質問
アダルトチルドレンカウンセリング企業導入事例

こころのホットライン【無料ご相談窓口】