ACの親は子どもが「くつろぐ」のを許さない
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アダルトチルドレンを育ててしまう養育者は
子どもがのんびりしてたり楽しんでたりすると
ため息をついたりします。
子どもは見てみぬフリをしますが、
確実に小さなジャブやボディーブローのように
子どもに影響を与えていきます。
自分が楽しもうとする度に。
自分がくつろごうとする度に。
ため息をついたり、イライラしはじめる親に対し
子どもは反発を感じつつも
自信を失っていくのです。
「ACの親は~」シリーズ。少しずつ増えてきてます。
よかったらこちら(↓)も合わせてお読みください。
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ACはくつろげない
アダルトチルドレン克服カウンセリングを受けられる方の多くが
- がんばり屋さんで
- 残業や無理な仕事もこなそうとして
- 文句も言わずにガマンしようとする
という状況にあると思っています。
「まぁ、いいんじゃないの?」みたいな
ノリになれない、というか、
いつも緊張状態になるような感じすら
伺える方が多いと感じるのです。
これは、冒頭でも書いた通り
【幼い頃からくつろぐことが許されなかった環境】
が影響してるのではないか、とカウンセリングしていて感じています。
ACはくつろぐことに罪の意識を感じる
「幼い頃からくつろぐことが許されなかった」というと
多くの親御さんが
「じゃぁウチは違うわ。いつもウチの子は家にいるとゴロゴロしてたし」
とおっしゃるのですが、
じつはこれこそが「許されなかった環境」だと言えます。
子どもがゴロゴロしていたらイライラし、
自分がやってほしいことをやってなかったらイライラし、
思い通りに動かない子にイライラしていたら
それだけで、お子さんは
「くつろいではいけない」と
感じてしまうのです。
こんなに頑張ってるからもう責めないで
うまくくつろぐことができずに育った子は
社会に出てからも
「くつろいだら叱られる」
「くつろいでたら置いていかれる」
と感じてしまい、
とても良く働く人になってしまいます。
「よく働くならそれでいいじゃん」と
思われるかも知れませんが、これは
「仕事にやりがいを持って楽しんでいる」
「目的達成することにやりがいを感じてる」
という意味ではなく
「くつろいだら嫌われる」
と感じて、自分を防衛しているのです。
やりがいもなく、成果に満足もできないまま
ただ「捨てられないために」頑張ってしまうので
やがては「バーン・アウト(燃え尽き)」がちなのです。
くつろぐためのワークを自分に課そう
AC克服カウンセリングには
くつろげない方がとてもたくさん来られます。
そういう方に、意図的に
くつろいでもらうためのワーク
を行ってもらうのです。
くつろぎ慣れていない方は
最初、くつろぐことに悶絶されます(^^)
のんびりくつろぐにも「許可」がいるのです。
こんな人は要注意です
もし、今、あなたが
- 毎日残業しがち
- 他の人より先に帰ることに罪悪感を覚える
- ついつい仕事を抱えてしまう
- 他の人に仕事をお願いするのに罪悪感
- 「自分がやった方が早い」が口ぐせ
- かといって仕事が大好きではない
- やりがいや達成感を感じる前に「次の仕事」のことを考えてしまう
- 上司から褒められても嬉しくない。イヤミに聞こえる場合も
- 最近、後輩からも「うまく使われてる」気がしてきた
こんな状態がひとつでも当てはまるなら。
自分に最近「くつろいでもいいよ」と
許可が出せたかどうかを思い返してみてください。
◇ ◇ ◇
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